設計・製造・施工フロー

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膜建築の施工手順を大館樹海ドームの施工事例をもとに紹介します。

1.コンピュータによる設計

膜構造の設計に特化した解析ソフト「Magestic」を自社開発し、積算や製造工程まで、一貫したデータに基づき管理しています。

1.コンピュータによる設計

2.膜材料の加工製作

膜材料を瑞穂工場(京都)において加工製作します。
設計図に基づき、膜材のパーツに展開し、裁断図を作成します。

2.膜材料の加工製

3.膜材の裁断・反付け・梱包

コンピューターで自動化された裁断機で原反からパーツを切り出し、所定の屋根形状に反付け(貼り合わせ)します。完成した屋根膜は、芯材や養生材を用いて、丁寧に梱包します。

3.膜材のレーザー裁断

4.トレーラーによる膜材の搬入

梱包された屋根膜はトレーラーにより、建設地へ移送します。膜は軽量なうえ、コンパクトに梱包できるので、輸送効率が高いです。

4.トレーラーによる膜材の搬入

5.仮設足場の設置

トラス角度がどのように変化しても、作業床が水平に近くなるように可変式足場を取り付けます。

5.仮設足場の設置

6.ケーブル設置

屋根トラス上に吊り上げ式スプレッダーで外膜・内膜ケーブルを仮配置します。

6.ケーブル設置

7.吊り上げ式スプレッダーによる膜材の展張

クレーンで届く部分(両サイド各8枚)は、吊り上げ式スプレッダーを用いて膜材を展張します。

7.吊り上げ式スプレッダーによる膜材の展張

8.移動式スプレッダーによる膜材の展張

中央部分(14枚)は膜定着金物上を走行させる移動式スプレッダーを用いて膜材を展張します。

8.移動式スプレッダーによる膜材の展張

9.外膜を固定

外膜展張仮止め後、張線機を使い張力を加え、骨組みに外膜を固定します。

9.外膜を固定

10.外膜・内膜にケーブルを取付け

外膜のV字谷部にU字金物でケーブルを取付け、張力を導入の後、内膜にもケーブルを設置します。

10.外膜・内膜にケーブルを取付け

11.フラップ膜の溶着

外膜分割部の雨水浸入防止のため、膜溶着機によるフラップ膜の溶着を行います。

11.フラップ膜の溶着

12.「大館樹海ドーム」完成

1997年6月、秋田県大館市に世界最大級※の木造ドームが誕生しました。

※1997年6月現在

紹介物件:大館樹海ドーム
設計:伊東豊雄建築設計事務所・竹中JV
施工:竹中工務店

12.「大館樹海ドーム」完成