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土地活用
2017/06/16

グランピング施設を運営する前に押さえておくべきこと

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MakMaxプラス

グランピング施設を運用をする前には確認しておくべき点が多くあります。それらを押さえずして、グランピング施設の運営は成り立ちません。

  • 法に遵守した施設運営
  • ビジネスモデル
  • 人材育成
  • 土地の選定
  • etc…

など軽く挙げるだけでも押さえておくべき点が数多くあります。

また、マーケティングの視点にたった場合でも、グランピング施設のコンセプトや事業特性が定まらなければ、あなたが意図した顧客を読み込めず、経営を継続していくことすら難しくなってしまうこともあります。

こちらの記事では、グランピング施設を運用し始めた後に、「こんなはずじゃなかった」と後悔しないように運用する前に押さえておくべきポイントをお伝えしておきます。

1 法に基づいた施設運営か

ルール

グランピング施設を運用する際に、「経営を成り立たせるためにはどうすれば良いか」と考えてしまうことが多い。しかし、まず初めに行うべきことはグランピング施設がそもそも運営できるか、または法令に遵守した上で運営できるのかを確認しておくことです。

提供するサービスによって適用される法令は異なりますが、一般的には下記のものが該当するでしょう。

【施設運営編】

  • 建築基準法
  • 消防法
  • 都市計画法
  • 河川法、森林法、農地法
  • 浄化法
  • その他(地域により異なる)

【営業編】

  • 旅館業法
  • 食品衛生法
  • 水道法
  • 酒税法
  • 公衆浴場法
  • 労働基準法

あなたの運営方法によっても遵守しなければならない法律は異なりますが、意外とたくさんあると感じたかと思います。

まずは、こちらをしっかりとクリアーするための知識が必要となりますので、専門家等にお聞きすることが賢明でしょう。

2 コンセプトを決める

VISION

法律上の問題を解決した次はグランピング経営についてです。施設を運営していくにはコンセプトが明確にしておく必要があります。そうでなければ、後々集客に困ってしまいます。

そんな事を防ぐために、グランピング施設を運営する前にはコンセプト洗い出すことが非常に重要です。早速、コンセプトをどうやって決めていくのか見ていきましょう。

コンセプトの手順については『【オーナー必見】グランピング施設のコンセプトの作り方』でも詳しく紹介しています。

3 その土地の何を売るかを明確にする

さて、コンセプト決めに入る時に課題となるのが、どんなサービスを提供するのか、その土地の何をセールスポイントとするかです。

その土地にあった強みが様々ありますから、あなたが提供したいサービスと土地柄を組み合わせることができれば差別化にも繋がってきます。

4 ターゲッティングをする

並行して、あなたが提供するサービスに対して、

  • どんな人が使ってくれそうか
  • またどんな人が利用してくれたら満足してくれそうか

を徹底的に考えていくことです。

あなたが望むユーザーを明確にして選定していけば、マーケティングもしやすくなり、またPDCAを回しながら改善をしやすくなります。

グランピング経営に限らずの話になりますが、ターゲットがあやふやな状態で集客の施策を打っている企業は非常に多いです。

ですが、それだと実際の施策が良かったのか、何が良かったのかが分析できずデーターがたまらいないという事態に陥ります。その結果、感覚での施策になるため集客も安定しなくなってしまいます。

一番、頭を使うところになり大変かと思いますが、手を抜かずにターゲットを明確にできるようにブラッシュアップしていきましょう。

5 土地の特徴を熟知する

富士山とキャンプテント

先ほどの話につながりますが、ターゲットを明確にする上でグランピング施設の周りの土地柄や特徴などを熟知することはマストになるでしょう。

「その土地の何を売るのか」という点でもその土地、または近隣の土地情報というのは絶対に必要になってきます。

加えて、その土地周りの情報を確実に押さえておけば何かのセールスポイントになったり、自分の事業に+αすることもできます。

例えば、

  • 湖が見える
  • 雲海が見れる
  • 星が綺麗
  • 都心にあり、アクセスが良い
  • etc…

など、その土地の周りには様々な特徴があるはずです。ぜひ探してみましょう。

6 土地感はこうやってを知る

では、「そもそもどうやって土地の特徴を知るの?」
という疑問にぶつかると思います。

一番理想をいえば、地元の方にお伺いしてみるのがベストです。
地元の方はその近辺の土地のことを確実に知っているでしょう。ネットでは知りえない有益な情報も得ることができるはずです。

また、時間がそこまで取れないという方は、ネットで調べた上で役所や近隣お店などに電話かけてみるのもいいでしょう。

大切なことは、地元の方から情報を得ることです。基本的に、事業で失敗する時の主な原因は情報不足によるものです。

なので、時間をかけてしっかりと情報収集を行っていきましょう。

7 どういったビジネスモデルにするか

建築設計

さて、基本的な情報が集まってきたところで次に行っていくのは、ビジネスモデルをどうするかです。あなたは趣味でグランピング施設の運営をするわけではないと思いますので、どこで収益を生むかも考えていかなければなりません

8 収益をどこで作るのかを明確にする

これは経営の永遠の課題かもしれませんが、収益をどこで作るかを熟考しなければなりません。グランピング経営でいえば、グランピング施設の利用料で収益を生むこともできますが、テナントを誘致することができれば彼らからテナント料を毎月得ることができます。なので、単一の収益源に絞る必要はありません。

【グランピング施設でのキャッシュポイント一覧】

  • 施設利用料
  • 備品レンタル
  • テナント料
  • 広告収入
  • etc….

たくさんありますね。

なぜ、キャッシュポイント(収益源)をグラピング施設を運営する前に決めておくべきかというと、年間で考えた場合に売上が上がらない時期が必ず訪れるからです。

人気があるグランピング施設で、すでに年間稼働率が80%も超えているのであれば話は別ですが、ほとんどグランピング施設はそうではないはずです。

ここでお伝えしたいのは、お客さんの少ない閑散期にいかにお金を生むことができるかです。繁忙期の時期に売上をあげ、閑散期は売上が立たないのでは利益率が低くなってしまいます。

9 管理体制をどうするか

売上計画表

これまでグランピング施設のコンセプト、ターゲットの選定等のご説明をしてきましたが、最後に管理体制について触れていこうと思います。

グランピング施設の運用において発生する管理は以下のものです。

  • 運用管理
  • 人材育成
  • 採用

10 運用管理

さて、運用管理といってもなかなかパッとしないかと思いますので、重要な管理業務を挙げていきます。

  • 総務管理
  • 経理管理
  • 財務管理
  • 営業管理
  • 広告管理
  • etc…

こんな感じでしょうか。グランピング運用をする際は最低でもこの5つの管理業務は行わなければなりません。例外として、運営会社に外注をしてしまえば削減できるところはあります。

事業がスタートをし始めた際に、もっともおろそかになりがちな総務・経理・財務管理です。ただ、経営においてこれらは大事なところになりますので、グランピング施設を運営する前から確実に押さえておきたい業務です。

グランピング施設がオープンしてからは集客も苦労するケースが多いのでキャッシュフローが厳しくなります。そんな時に財務面で疎かになってしまうと、後々に経営を圧迫してしまうケースも実際によくある話ですので注意が必要です。惰性で行ったばかりにキャッシュアウトしてしまうということがないようにしたいところです。

また、営業や広告の管理も売り上げをあげるために非常に大切です。

どんなにランニングコストを下げても売り上げが上がらなければもともこうもありません。ですので、日々の営業活動に力を入れられるように体制づくりの構想を運営前から構築しておくことが重要です。

広告の管理で言えば、オープン時に多くのお客さんを呼ぶためには確実に広告宣伝費が必要となってきます。ある程度、グランピング施設のコンセプト作りができていれば集客がうまくいく可能性は高くなりますが、それでも広告を打つ仕込みをしておくことも大切です。

最後に
グランピング施設を運営する前には、様々な事を行なっていなければならないとわかって頂けたと思います。
グランピング経営を成功させるかは、運営前の準備で決まると言っても過言ではありません。ですので、これまで挙げてきたポイントをしっかり抑えて計画を進めていきしょう。

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