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コンテナーバッグ・低温流通管理資材
2017/10/06

業務用保冷ボックス(バッグ)の改善事例|コスト削減・保冷性能アップ・品質(安心・安全)

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MakMaxプラス

仕様が多岐にわたる業務用保冷ボックス(バッグ)選びの際、自分の目的に合致した保冷ボックス(バッグ)の改善事例を知る情報元はあまり見つからないのではないでしょうか?
私自身ネットで保冷ボックス(バッグ)の改善事例を検索してみても、具体的なイメージが掴めるほどの改善事例を記載しているページは見当たらないように思います。

この記事では業務用保冷ボックス(バッグ)の購入を検討している方向けに、多種多様な仕様に紐付いた保冷ボックス(バッグ)の改善事例をご説明していきます。

具体的な話になりますが、保冷ボックス(バッグ)の保冷性能をアップさせることで寒剤や車両数の削減に繋げることが出来ます。また、オペレーション全体を把握することで保冷ボックス(バッグ)導入による物流トータルコスト削減が可能になるケースもあります。
弊社は保冷ボックス(バッグ)メーカーのプロとして、使用環境・用途のヒアリングをもとに最適なボックス(バッグ)仕様を設計し、輸送品質アップ・コストダウンに寄与するべく、お客様のお困りごと解決のお手伝いさせて頂ければ幸いです。

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1.保冷ボックス(バッグ)の改善事例の生みの親“お困りごと”

私たちは、保冷ボックス(バッグ)に関するお困りごとに対して、お客様と一緒に改善策を探してきました。その解決策が改善事例です。現状が分からないと何が問題なのかが分かりませんので、先ずは現状と理想のギャップを分析していきます。そして、分析をした上で仮説を持ちながらいくつかの問題点を抽出して、検証を行っていきます。

仮に、その仮説が外れていれば、他に挙げた仮説を検証していき、最終的にどこに本質的な問題点が発見できれば策は打てやすくなります。

問題解決する際に、一番大切な作業だといえます。正しい問題把握が出来ているからこそ、正しい悩みが出てきます。

改善事例を紹介する前に、今まで弊社が直面してきたお客様のお困りごと”を紹介していきます。


1-1保冷ボックス(バッグ)にかかわる費用が高い

保冷ボックス(バッグ)の悩み事としては、王道といえるでしょう。業務用資材は性能が担保されているのであれば、安価なものが求められます。ここで一点注意して頂きたいことがあります。

それは、「何と比較して費用が高いのか?」ということです。

例えば、次のようなことが考えられます。保冷ボックス(バッグ)の購入費用が他社製品と比較して高い、保冷ボックス(バッグ)と併用して使用する寒剤(蓄冷材やドライアイス)の費用が高い、保冷ボックス(バッグ)を含めた物流オペレーションの費用が高いなどが挙げられます。

1-2保冷ボックス(バッグ)でもっと長く保冷したい

保冷ボックス(バッグ)で「もっと長い時間く保冷できないものか?」という保冷性能に関する要望は、非常に多くの方が抱える悩みです。

保冷ボックス(バッグ)の改善事例の一つに、保冷性能アップがあります。断熱素材を変更したり、蓄冷材の設置位置を変えたり、保冷ボックス(バッグ)庫内の無駄な空気を冷やさない構造にしたり、色々なノウハウがあります。


1-3使用中の業務用保冷バックは本当にオペレーションに準じた保冷性能が備わっているのか?

業務用保冷バックを使用されている会社の現場から「どうも業務用保冷バックで温度管理がうまく出来ていない」という声を聞くことがあります。このような場合は、過酷な環境で利用される物流資材というのは経年劣化が理由として考えられます。また、当初の業務用保冷バックの設計や業務用保冷バック選びが間違っていることも想定されます。

現状を把握するためにも、試験室でのデータ取りというのは非常に有効な手段となります。研究所での試験データを、業務用保冷バック設計に活用するケースもよくあります。


2.コスト削減にまつわる保冷ボックス(バッグ)の改善事例

導入部分が長くなってしまいましたが、保冷ボックス(バッグ)の改善においては、現状把握やお困りごとの確認というのは重要な位置づけにあることを理解して頂けたと思います。


2-1保冷ボックス(バッグ)の仕様変更による改善事例

改善事例① 保冷性を最適化したケース

現状使用している保冷ボックス(バッグ)の購入価格が高いケースで、保冷ボックス(バッグ)の仕様変更による改善事例をご紹介致します。食品卸業界のあるお客さんから保冷ボックス(バッグ)の見積もり依頼がきました。お客さんからの要望は、「今使っている保冷ボックス(バッグ)の見積もりがほしい」ということでした。弊社の営業が、お客さんの使用方法をヒアリングしたところ、お客さんの使用してた保冷ボックス(バッグ)は必要以上の保冷性能を有していることが判明しました。保冷ボックス(バッグ)に使われる断熱材の厚みを最適化することで、保冷ボックス(バッグ)の購入価格を抑えることに成功した事例です。


改善事例② 業務用保冷バックをワンランク上のものに仕様変更したケース

お客さんで使用している業務用保冷バックの保冷性能が必要基準を満たしていないケースです。業務用保冷バックの保冷性能が十分でないと、内容物の温度管理が出来ず、不良品率を増やすことに繋がります。不用品率が増えると、せっかく運んだ商品が商品価値を失います。結果として、コストが増えます。お客さんの使用環境をヒアリングし、適した業務用保冷バックを導入することにより、一時的な業務用保冷バックの購入費用はあがりますが、不良品率が下がったことにより、全体のコスト削減を実現した改善事例です。


2-2寒剤費用の削減による改善事例

蓄冷材やドライアイスといった寒剤のコストダウンも保冷ボックス(バッグ)の改善事例として挙げられます。保冷ボックス(バッグ)の利用の際には、保冷ボックス(バッグ)のイニシャルコストだけではなく、蓄冷材やドライアイスのランニングコストも考慮する必要があります。基本的に保冷ボックス(バッグ)の保冷性能をよくするには高性能断熱材を使用する必要があります。もちろん、高性能断熱材はコスト高となります。

ハンドリング(扱い方や使用頻度)にもよりますが、6年程度の長期間、保冷ボックス(バッグ)は利用されます。6年間で使用される蓄冷材(凍結させるための電気代にも注意)やドライアイスの費用は、保冷ボックス(バッグ)の購入費用より大きなコストになる可能性があります。


事例)

A社は宅配向け事業で保冷ボックス(バッグ)を使用しています。年間のドライアイス使用量は数億円にも上ります。保冷ボックス(バッグ)の保冷性能を上げることにより、年間のドライアイス費用を数千万単位で減らすことに成功しました。高性能化した保冷ボックス(バッグ)の購入費用と、高性能化に伴うドライアイス削減費用を比較しました。保冷ボックス(バッグ)の費用対効果が明確に分かったため、保冷ボックス(バッグ)の高性能化を納得して頂きました。お客さんの使用環境をヒアリングし、適した保冷ボックス(バッグ)を導入することにより、一時的な保冷ボックス(バッグ)の購入費用はあがりますが、使用する寒剤の費用が下がったことにより、全体のコスト削減を実現する改善事例です。


2-3トラック台数削減による改善事例

保冷ボックス(バッグ)の導入によるトラック台数削減のコストダウンも保冷ボックス(バッグ)の改善事例としてご紹介します。保冷ボックス(バッグ)を利用することにより、常温車両で要冷品を輸送することが可能になります。

B社では、同じ目的地に冷蔵品と常温品の温度帯の異なる商品を運ぶ業務があります。冷蔵品を運ぶためにわざわざ冷蔵車を使用していました。そこで保冷ボックス(バッグ)の導入を採用することにより、冷蔵車の使用をせずに常温車に冷蔵品と常温品を混載するオペレーションに切り替えられました。使用トラック数の削減により、物流コスト削減に成功した事例があります。

B社では常温品に冷蔵品のパターンでしたが、冷蔵車に常温品のパターンも可能です。保冷ボックス(バッグ)は断熱機能があるので、外気の方が低い場合は外気からの冷気の侵入を抑えるからです。厳密には熱エネルギーは高い方から低い方に移動します。使用環境をヒアリングし、保冷ボックス(バッグ)を導入することにより、一時的な保冷ボックス(バッグ)の購入費用はあがりますが、使用するトラック台数削減により、全体のコスト削減を実現する改善事例です。

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3.長時間保冷を実現した保冷ボックス(バッグ)の改善事例

一般的な保冷ボックス(バッグ)では、数時間程度を保冷するのが限界です。この記事でもお伝えしてきたように、高性能断熱材を用いることで、超長時間保冷の実現が可能になります。また、同じ保冷ボックス(バッグ)でも仕様に工夫を施すことにより保冷性能をアップすることが可能です。ここでは保冷ボックス(バッグ)の長時間保冷を実現した改善事例をご紹介します。


3-1 超長時間保冷で海外宅配を実現

宅配と聞くと国内便をイメージしますが、クールEMSというサービスをご存知でしょうか?

日本国内から冷蔵品を海外へ送るサービスです。

数時間の保冷では十分ではないので、約3日間の保冷が求められます。「え?3日間も可能?」と驚かれるかもしれませんが、保冷ボックス(バッグ)による72時間保冷を実現しました。

一般的に使用される断熱材では保冷性能が不十分なので真空断熱材を使用していますました。保冷ボックス(バッグ)の保冷性能を改善するために蓄冷材の配置場所を変えたりと、試行錯誤の連続でした。この改善事例をベースに保冷ボックス(バッグ)による超長時間保冷を活用した新しい物流オペレーションによるサービスに貢献することができるようになったと自負しています。


3-2 落し蓋による長時間保冷を実現

保冷ボックス(バッグ)の改善事例として、ボックス(バッグ)のサイズを変更することなくボックス(バッグ)内部に蓋を設置することで保冷性能を向上させるケースがあります。保冷ボックス(バッグ)が常に満載になるとは限りません。

むしろ、少し大きめのボックス(バッグ)を設計することの方が多いと思います。大きな空間を冷やすより、小さな空間を冷やす方が簡単です。保冷ボックス(バッグ)に商品を投入し、商品のすぐ上に落し蓋(シート)を被せるだけで意図的に保冷する空間を小さくすることが出来ます。商品にもよりますが、落し蓋仕様により保冷性能をアップさせることが出来ます。


4.技術研究所の試験に裏付けられた安心・安全の改善事例

保冷ボックス(バッグ)の設計は熱学にそった計算式を利用しますが、計算式で導き出された数値はあくまでも計算上の数値です。

実際に実験を行うと、計算とは異なる結果が出ることは多々あります。弊社では、自社設備として技術研究所を所持しています。計算に加えて、技術研究所での試験結果に裏付けられた製品作りを行います。お客様も試験結果に裏付けされた安心・安全に関する改善には興味があるのではないでしょうか?


4-1 新規購入の際、試験室での実験データをもとに仕様を決める

新規で保冷ボックス(バッグ)の購入を検討されているお客さんとの打ち合わせで、試験室での実験データをもとに保冷ボックス(バッグ)の仕様を確定させることがあります。食品を扱うということは、品質の安全面と密接な繋がりがあります。計算値だけではなく、実験データを武器に安全・安心を謳うことは非常に理に適っています。もちろん、たたき台となる保冷ボックス(バッグ)の仕様は計算式をもとに設計します。


4-2 現在仕様しているボックス(バッグ)の保冷性能や生地強度を知り、買い替え時期を見極める

当社の技術研究所で試験できるのは、何も保冷性能だけではありません。シートや素材の物性強度試験にも対応することができます。物流資材として保冷ボックス(バッグ)を使用していくうちに、経年劣化を起こします。

例えば、ベルトが切れたり、段積み強度が落ちたりしていきます。外観からは分からなくても、保冷性能が著しく落ちている事例もあります。保冷ボックス(バッグ)の断熱パネルのひび割れは、保冷性能に大きな影響を与えます。保冷ボックス(バッグ)をどのタイミングで買い替えるか判断するために、試験設備で保冷性能や強度を測定し、問題がないかどうか見極めることができます。これも安心・安全に貢献する立派な改善事例となります。



5.まとめ

この記事では業務用の保冷ボックス(バッグ)購入を検討している方向けに、多種多様な仕様に紐付いた保冷ボックス(バッグ)の改善事例を説明してきました。

皆様が気になっている業務用保冷ボックス(バッグ)に関する、自分の目的に合致した保冷ボックス(バッグ)の改善事例はありましたでしょうか?この記事で書いたこと以外の事例もございますので、具体的な課題がございましたら、是非お問い合わせして頂ければと思います。

繰り返しになりますが、保冷ボックス(バッグ)の保冷性能をアップさせることによる寒剤や車両数の削減に繋げることが出来ますし、オペレーション全体を把握することで、保冷ボックス(バッグ)導入による物流トータルコスト削減が可能になるケースがあります。

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