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2019/05/15

高層ビル屋上に夜景を彩るETFEのピラミッドが完成

高谷裕美
MakMaxプラス
太陽工業のアメリカ現地法人であるBirdair Inc.(バードエア)が高層ビルの上にピラミッド型構造を完成させました。
街のランドマークとなるビルの上に設置された非常に印象的な構造ですが、完成までに難しい施工条件や工期の短縮など、様々な困難を乗り越えて実現しました。




アメリカ・ノースカロライナ州・シャーロット市に完成したLegacy Unionと呼ばれるビルは高さが約200メートルあり、シャーロット市内でも4番目の高さを誇ります。


当初BirdairはETFEフィルムによるピラミッド構造のバリュー・エンジニアリングを委託されており、最終的にETFEフィルム、クランプ金物、補強ケーブル、鉄骨の設計、加工、施工を一貫して受注致しました。

シャーロット市内の大手鉄骨業者であるSteelfab社の協力のもと、鉄骨の加工と施工を実施しました。



吊り上げ前に鉄骨の事前組み立てが必要でしたが、市街地の中心という土地柄、場所の確保に苦労しました。また、鉄骨をビル屋上に吊り上げる作業にも入念な準備が必要でした。

最終的に、本構造のゼネコンを務めたGilbane and Shelco社が提供する2本のタワークレーンを駆使し鉄骨は吊り上げられました。


鉄骨をビル屋上のペントハウス上にを設置する為、Birdairは3層構造の足場をこの物件用に開発し、無事にピラミッドの鉄骨を設置することに成功しました。




プロジェクトの進行に伴い全体工程の変更が生じ、施主からの依頼に答える形でBirdairは当初の予定よりも工程を加速することになりました。


結果として短縮した工程よりも更に4週間、当初予定からは8週間前倒しで構造を完工させることができました。

また、冬の間の施工ということで、ETFEフィルムを慎重に取り扱う必要がありましたが、幸いにも工期中は良好な天候に恵まれ無事に施工を完了しました。




Birdairのチーム及び協力業者の尽力により、シャーロット市の町並みに新たな建築物を納めることに成功しました。

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