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News Release
2019/06/06

「ETFEフィルム膜」初、日本建築学会賞(作品)を受賞

上田テツヤ
MakMaxプラス

~当社設計社員を含む3名が「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」で栄えある学会賞を受賞~

2019年6月6日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 大型膜面構造物(テント構造物)などを手掛ける「膜や」の太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、自らも建築主として計画に参画した「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」が2019年「日本建築学会賞(作品)」の表彰実績として選定、ETFEフィルム膜採用施設として初の受賞実績になるとともに、計画に携わった設計者3名が栄えある「日本建築学会賞」を受賞しました。

 「日本建築学会賞」とは「社会的、文化的、環境的見地から極めて高い水準が認められる独創的なもの」を対象とした賞で、一般社団法人日本建築学協会が1949年に設置した表彰制度です。作品の部以外にも、論文・技術・業績の部があり、関連の「日本建築学会大賞」を含め、建築業界では日本で最も権威ある賞の一つです。

 本年度の「日本建築学会賞(作品)」には51点の応募があり、厳正な審査の結果「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」を含む2作品が選定され、各作品に携わった5名の設計者に学会賞が授与される事となりました。

 中でも「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」は、パラリンピアンを目指す障がい者スポーツのトレーニング施設として2016年に完成、透明・軽量・高耐久のETFEフィルム膜と湾曲集成材を菱形にユニット化した構造体で構成され、明るく開放的な屋内環境を創出しています。解体(移築)にも配慮されたジョイントディテールの美しい仕上がりや、当施設を契機にETFEフィルム膜が一般化に向け告示化された点、さらには、建築設計者・構造設計者・メーカー・施工者等が高い次元で融合し、結晶した建物の新規性と完成度が高く評価されました。※1

 5月30日には東京都港区の建築会館ホールにて贈呈式が盛大に執り行われ、建築設計や計画立案で活躍された武松幸治氏(有限会社E.P.A環境変換装置建築研究所取締役)、構造設計を担当された萩生田秀之氏(株式会社KAP代表取締役)に加え、当社からもETFEフィルム膜の設計に従事した喜多村淳(設計本部 設計課長)が受賞、ETFEフィルム膜の採用施設では初の表彰実績に花を添えました。

「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」は、今回の受賞のほかBCS賞(2018年、日本建設業連合会主催)、日本構造デザイン賞(2017年、日本構造家倶楽部主催)、グッドデザイン賞(2017年、日本デザイン振興会主催)や海外ではDFA Design for Asia Awards 2018GRAND AWARD 2018(香港デザインセンター主催)も受賞、FRAME Awards 2019 Social Awards にもノミネートされるなど、国内外の建築・デザイン業界でも非常に高い評価を得ています。この事は、世界各国でオリンピック施設やサッカーW杯施設などで豊富な実績を持つ「ETFEフィルム膜」の日本での普及にも追い風になると期待されます。太陽工業株式会社は、業界団体とも連携し、「ETFEフィルム膜」の一層の普及を目指すと共に、明るく開放的な空間を通じて、「人々の生きがいある暮らしの実現」に貢献したい考えです。

※1:日本建築学会より発表された公式資料 https://www.aij.or.jp/images/prize/2019/pdf/2_2award_001.pdf

「日本建築学会賞」ならびに「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」の概要は下記のとおりです

―記―

■日本建築学会賞について
「日本建築学会賞」は一般社団法人日本建築学協会が1949年に設置した表彰制度で、「社会的、文化的、環境的見地から極めて高い水準が認められる独創的なもの」を対象とした賞です。「日本建築学会賞」は作品・論文・技術・業績の部で構成され、関連の「日本建築学会大賞」と含め、建築業界では日本で最も権威ある賞の一つとされます。

■新豊洲Brilliaランニングスタジアムについての評価
新豊洲エリアのまちづくりの一環として民間主導で実現した、パラリンピアンをめざす障害者トップアスリートのためのトレーニング施設であるとともに、障害のあるなしを超えて特徴を生かし合う身体表現の活動・研究の場です。トンネル形状の建物は、透明、軽量、高耐久のETFEフィルム素材を用いた屋根と湾曲集成材を菱形にユニット化した構造体で構成され、透明感のある明るく開放的な屋内空間を生み出しています。解体を前提として考え抜かれたジョイントのディテールは美しく高い完成度を誇ります。この建築を契機にETFEが一般化に向け告示化された点、建築設計者、構造設計者、膜加工メーカー、施工者等が高い次元で融合し、結晶した建物の新規性と完成度が高く評価されました。


  
「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」 (撮影:ナカサアンドパートナーズ)

施設紹介動画 https://youtu.be/gVMNboo8GtI


「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」で受賞された方々
前列右より2人目:武松幸治氏(有限会社E.P.A環境変換装置建築研究所取締役)、
前列左端:萩生田秀之氏(株式会社KAP代表取締役)ならびに、前列右端:太陽工業株式会社の喜多村淳。

写真をご利用の方:release_190606.zip <2.27MB>

<この件に関するお問合わせ先>
太陽工業株式会社 http://www.taiyokogyo.co.jp
コーポレートコミュニケーション(広報)担当:上田・高谷・丹羽 電話:06-6306-3033

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