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2019/08/05

既存のガラス製ファサードをETFEフィルムへ張替え、軽量化に成功

高谷裕美
MakMaxプラス
フランス・アミアンに位置するスタッド・ドゥ・ラ・リコルヌ(リコルヌ・スタジアム)のガラスファサード張り替え工事を太陽工業のドイツ現地法人である太陽ヨーロッパが受注しました。

スタッド・ドゥ・ラ・リコルヌはフランス・プロリーグのトップディビジョンであるリーグ・アンに所属するサッカークラブチーム、アミアン・スポルタン・クルブ(SC)の本拠地です。

1万2千人収容可能なスタジアムは1999年に完成しました。スタジアム4辺に立つ8メートル間隔のアーチに支えられた高さ26メートルのファサードが特徴的なスタジアムです。


ファサードは厚さ10ミリメートルのガラスで覆われており、太陽ヨーロッパはそのガラスを厚さ250ミクロンのETFEフィルムへと張替える工事を請け負いました。



既存のスタジアムにおける工事ということで、ファサードはスタジアム内部からアクセスが出来ず、太陽ヨーロッパは施工チームと入念な調整を行いロープアクセスで作業の大部分を実施しました。ファサードの下部はスタジアム外部から高所作業車によりアクセスしました。

ガラスの透明性と張力構造の軽量さが要求される構造において、ETFEフィルムの特徴が非常に有利となります。ETFEフィルムは非常に柔軟で耐久性があり、20年以上も強度を保持することが可能です。

スタジアムのファサードは約1万平米の単層ETFEフィルムに張り替えられました。工事は2018年2月に始まり、2018年8月末に完成しました。




施主: Communauté d’Agglomération Amiens Métropole
元請: ACS Production (Saint-Nazaire, France)
設計: Gasnier Gossart Atelier d’Architecture (Amiens, France)



 

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