<![CDATA[MakMaxプラス]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/ Fri, 05 Mar 2021 17:22:06 +0900 Thu, 04 Mar 2021 12:06:46 +0900 CMS Blue Monkey http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss <![CDATA[農業にも対応可能!椎茸・舞茸の生産量を倍増させる「テント倉庫」の活用事例│ 導入企業様インタビュー]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/tentsouko/a259 昭和51年創業の株式会社最上まいたけ様は、キノコの名産地である山形県最上郡鮭川村でしいたけ・まいたけを中心としたキノコ類の生産・販売を行う企業です。同社はキノコの生産だけを行う「農業」ではなく、加工や販売・卸までを含めた「農産業」を事業としている点が特徴で、新製品の開発など常に新たな取り組みを行われています。

そんな挑戦を続ける同社では、椎茸・舞茸栽培の施設として新たに「テント倉庫」を導入されています。一見、農作物の栽培と結びつかないイメージの「テント倉庫」を導入した経緯や、栽培施設としての利点などはどういったものなのでしょうか?

「テント倉庫」の新たな可能性となる農業への活用について、同社の荒木社長へインタビューさせていただきました。

 

【目次】
1「テント倉庫」を選ばれた経緯や理由について
2 検討開始から採用まで
3 導入後に感じたギャップ
4 「テント倉庫」の良い点について
5 「テント倉庫」気になる点について
6 キノコ栽培における「テント倉庫」の活用
7 生産能力の変化
8 まとめ

 

栽培施設として「テント倉庫」を選ばれた経緯や理由を教えてください。

元々、補助金の制度を利用して新たな施設を建てようと考えていたことが始まりです。様々な補助金制度を調べた中で、農業系の補助金制度であれば、検討を進められそうだと分かりました。太陽工業さんの「テント倉庫」であれば、そのあたりも対応していて非常にスムーズに進められるという点は、一つの決め手になりました。

施設としては、当初は園芸ハウスにする方向で考えていたのですが、園芸ハウスでは高さの観点で建築法上問題が出てきました。そのため、高さの問題をクリアできるテントハウスにしようと途中で方針が変わったんです。

その中で、設計士さんなどからオススメいただいたのが太陽工業さんの「テント倉庫」でした。実績も多く、JAの大蔵支店さんで実際に利用されているところも現地で拝見して、「これならばなんとかなるんじゃないかな」と感じたことが決め手でしたね。 施設の新設には多額の投資が必要でしたし、特に当社の地域は豪雪地帯で、その面での不安というのもありますから事前調査はそれなりに行いました。そのため、実際に近くで採用事例を確認できたことはとても大きかったですね。

 

「テント倉庫」の検討開始後、どれくらいの期間で最終決定に至りましたか?

なんだかんだ半年ぐらいはかかりました。栽培施設としてのどういう設計をするかという細かいやり取りが結構あったの、でそこに時間を要しました。ただ、テントを決めること自体は早かったと記憶してます。JAさんの実例も確認できたので、一定の信頼性を得られたこともあって、大枠の見通しはすぐに決めることができました。

 

 

導入前と後でのギャップなどはありましたか?

ギャップというものは特にありませんでしたよ。 想定よりも良かった点としては、「テント倉庫」特有の室内の明るさが役立っています。日中に作業をするときなんかは電灯などを点けなくても自然の光を上手く利用して明るさを確保できるので、作業上何も問題がないという利点を感じています。

 

「テント倉庫」の良い点はどういったものでしょうか?

大きい利点としては、柱が無いという点ですね。 通常の鉄骨造りになると、大きな柱が建っている部分が構造上どうしても出てきます。「テント倉庫」ではそれがないため、設計上も制約がなくてスペースをフルに使えます。この点が非常に良かったなと改めて感じています。 また、先ほどお伝えした明るさの点も含めて、働く環境として非常に良いものができたので従業員のヤル気という面にも寄与しているなと思います。 検討段階から現在までしっかりと対応していただいているので、サポート体制にも非常に満足しています。

 

逆に、気になる点はありますか?

半年過ごしてみて、夏場はそこまで暑さを感じなかった反面、やはり冬場は寒いなと正直感じています。テントはシート素材という部分もあり、作業場は地域柄どうしても寒くなってしまうため、今後の対策を考えていかないといけません。 また、豪雪地帯でもあるため、どこまでの積雪に耐えられるのかも多少不安が残ってはいます。そのあたりも実際に体験してみないと分からない今後の課題ですね。

 

キノコ栽培において、実際に「テント倉庫」をどのように使われているのでしょうか?

簡単に言えば、まず菌を作る場面から「テント倉庫」を利用をします。 この施設の流れとしては、しいたけやまいたけの培地を作り、ミキサーで攪拌します。そこに詰め機にて袋詰めをしたものを台車に載せて、高圧殺菌をした後に菌を植えていくというものです。それを奥にある培養室である程度育てた後に、別のハウスに移動しています。「テント倉庫」内にはちゃんとボイラーも設置していて、栽培の初期段階は全て一つの施設内で完結するようになっています。

 

導入後、生産能力については変化はありましたでしょうか?

あくまでも予定ではありますが、施設の規模からして生産量はおおよそ倍増となる想定です。当初はそこまでの規模拡大は見ていなかったのですが、結果的に建築に費用や時間など一定のコストがかかるため、規模のメリットを出す方向にシフトしました。

拡大するにあたっての人の手配や技術などまだ完全に確保しきれてない点もあるので、現時点では100%稼働というわけにはいかないですが、間違いなく生産量は増える予定です。 しいたけやまいたけなどの業界は、昨今では様々な要因で撤退される農家さんも増えているので、逆に販売の需要に応えきれていない部分が当社でもありました。今後はそういった販路の拡大にも繋げていけると考えています。

 

株式会社最上まいたけ様、ありがとうございました。

株式会社カトウファーム様や類似の実績は、以下からご確認いただけます。
>>こちら

テント倉庫製品のお問い合わせは、テント倉庫の製品サイトから可能です。
>>テント倉庫製品サイト

太陽工業株式会社へのお問い合わせは、総合お問い合わせページから可能です。
>>太陽工業株式会社 | 総合お問い合わせ

補助金については、以下の関連コラムもご参照ください。
>>『強い農業・担い手づくり総合支援交付金』を活用して農業用機械や施設を導入する方法

>>農業経営者必見 | 経営を改善する3つの交付金とその具体的な導入事例

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Thu, 04 Mar 2021 12:06:46 +0900
<![CDATA[熊本県「災害救助物資の供給等に関する協定書」を締結]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/news/a266 熊本県・熊本県テント工業組合・太陽工業株式会社
災害支援物資で被災地の早期復旧を支援


2021年2月25日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 大型膜面構造物(テント構造物)や各種物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、2021年2月19日に、熊本県ならびに熊本県テント工業組合と「災害救助物資の供給等に関する協定書」(以下災害協定)を締結いたしました。有事の際には、要請に応じて緊急用エアーテントや大型テント、さらには避難所内で使用する間仕切りなどの物資を速やかに供給し、被災地の早期復旧を支援します。当社と地方自治体との災害協定締結は今回の熊本県・熊本県テント工業組合との三者締結で29件目となります。

 

協定概要

  • 協定名:「災害救助物資の供給等に関する協定書」
  • 締結日:令和3年2月19日
  • 協定団体:熊本県、熊本県テント工業組合、太陽工業
  • 目的:熊本県内において災害が発生し、熊本県から、避難所等への支援要請があった場合に、当社製品等を供給する。
  • 内容:要請に従い、下記の製品を供給するマク・クイックシェルター、クイックパーテーション、天幕パイプテント、MQエアマット、コインシャワー、大型土のう、ブルーシート、ウォータータンク、CC、マックスウォール、デルタチューブ、タコム

 

背景

 当社は過去に阪神淡路大震災(1995年)や東日本大震災(2011年)などの大規模地震において大型テントを供給してきた実績があります。また、平成28年熊本地震の際には、益城町に救護所・支援物資置き場としてテント4基を提供、令和2年7月の豪雨の際には芦北町などにキャンピングカーや支援物資の提供を行いました。その経験から災害発生直後の混乱時のテント設営には、さまざまな調整と承認手続きが必要であり、対応が遅れてしまうことを問題視しておりました。災害協定の締結によって、それらの問題が解決することを願っております。

 

コメント

熊本県 知事 蒲島郁夫(かばしま いくお)様

災害時の初動対応として、避難所運営は非常に重要である。今回の協定により提供頂いた物資は、感染防止やプライバシー確保の観点から、コロナ禍における避難所の快適性において大きく貢献するものと考えている。県内のテント事業者のネットワークを活かし、災害時のスピーディーな支援をお願いしたい。太陽とそれぞれの強みを活かした相乗効果に期待している。創造的復興の歩みと共に、次の災害への備えをしっかりと行いたい。

熊本県テント工業組合 代表理事 松本峰生(まつもと みねお)様

近年の自然災害は想定外の規模へと発展しており、組合として何か被災地や地域の方々にお役に立てることが無いかと模索していた。この協定を通じてその「思い」を行動に移すことが出来ると思っている。いち早く物資を現場に調達することで、避難している方に安心と安全を、復旧作業現場には速やかな作業の後押しをお届けできると考えている。

太陽工業株式会社 代表取締役社長 荒木 秀文(あらき ひでふみ)

太陽工業は世の中のお困りごとを創造的に解決している企業であり、有事の際にはより快適な環境と豊かな時間の提供を大切にしている。医療従事者やお見舞い面会者向けの防護服である「メディコン」も今までの社会には無いものを届けたいという思いから開発された。今回の協定を通じて、よりご期待にお応えできる企業へと成長していきたいと考えている。

 

平成28年熊本地震/豪雨災害における供給実績

  • 熊本地震:420㎡規模のアルプステント(画像1)の無償提供
  • 熊本地震:マク・クイックシェルター (画像2)4基提供
  • 熊本地震:土木復旧事業(画像3)
  • 令和2年7月豪雨災害:オフィスカー(画像4)提供
  • 令和2年7月豪雨災害:八代市にクイックパーテーション(画像5)提供

(画像1)アルプステント

(画像2)マク・クイックシェルター

(画像3)土木復旧事業

(画像4)オフィスカー

(画像5)クイックパーテーション

 

太陽工業株式会社

 太陽工業は、社会価値の最大化を目指す「膜構造のリーディングカンパニー」です。軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも製品を展開しています。特に近年では、各地で多発する災害時の緊急対応や、新型コロナ対策の医療用テント、お見舞い用防護スーツでも社会の注目を集めつつあります。

・公式HP:https://www.taiyokogyo.co.jp/index.html

 

【素材ダウンロードURL】

共通PASS:taiyo  画像素材: https://bit.ly/3bD1Q4E
※素材は報道目的以外にご使用されないようお願いいたします。

 

本件に関する報道関係者のお問い合わせ

太陽工業株式会社
コーポレートコミュニケーション(広報)TEL:06-6306-3033
西川(090-8828-7063)/上田(090-6914-1449)/高谷(080-4017-4670)


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Thu, 25 Feb 2021 11:00:00 +0900
<![CDATA[医薬品向け輸送用保冷容器「メディカルボックス」]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/news/a264 短期納期・大量生産に対応、2月18日より発売を開始


2021年2月18日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 大型膜面構造物(テント構造物)や各種物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、このたび、資材の調達が急務とされる医薬品向け輸送用保冷容器「メディカルボックス」を製品化、2月18日より発売開始することにいたしました。

 昨今の社会情勢に伴い、各自治体などを中心にワクチン接種に伴う配送網の早期構築が必要となる中、 要求される保冷性能を確保しつつ、即時大量生産可能な保冷容器が必要と考え、本製品を製品化いたしました。  評価試験においても、内容物の温度を2~8℃で33時間保持することに成功。異なる2種類の蓄熱剤の併用により2~8℃の温度域を長時間維持することが可能となります。


医薬品向け輸送用保冷容器
※量産体制確保のため詳細仕様が多少変更される場合もあります。

 

「医薬品向け輸送用保冷容器」の特徴

  • 加工が容易なEPS(発泡スチロール)を断熱材に活用することで、一体成形で継ぎ目の無い断熱型枠を形成
  • 量産体制への対応が容易
  • 短期納期・大量生産に対応できる仕様と、温度管理(異なる2種類の蓄熱剤のバランスと入れ方を調整)を担保できる仕様を両立。

 

太陽工業では、中長期的な社会課題の解決に貢献すべく、役割を終えた保冷容器の「回収・リサイクル」も実施に向け調整中です。

 

製品概要

  • 商品名:メディカルボックス
  • 販売日:2021年2月18日

 

製品仕様

  • 製品サイズ:500mm×300mm×350Hmm
  • 断熱材:EPS ・製品重量:7.0㎏(蓄熱剤4個入り)
  • セット内容:保冷ボックス・外装カバー・蓄熱剤・バイアルホルダー、クッション材付き
  • 性能:容器内温度:2~8℃ / 外気温35℃で33時間維持(以下グラフ参照)

 

太陽工業株式会社

 太陽工業は、社会価値の最大化を目指す「膜構造のリーディングカンパニー」です。軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも製品を展開しています。特に近年では、各地で多発する災害時の緊急対応や、新型コロナ対策の医療用テント、お見舞い用防護スーツでも社会の注目を集めつつあります。


・公式HP:https://www.taiyokogyo.co.jp/index.html

 

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※素材は報道目的以外にご使用されないようお願いいたします。

 

本件に関する報道関係者のお問い合わせ

太陽工業株式会社
コーポレートコミュニケーション(広報) 
担当:西川・上田・高谷  電話:06-6306-3033


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Thu, 18 Feb 2021 11:00:00 +0900
<![CDATA[コロナ渦の現場リモート対応を推進!オンライン監督もできる工事写真アプリ『ミライ工事2』]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/construction/a265
工事現場で、リモート対応が求められていませんか?

「立ち合いや現場確認で、発注者との接触を減らしたい」

「できるだけ社員同士の密集を減らしたい」

「パソコンでしか台帳作成が行えず、事務所に戻らないとできない作業を何とかしたい」

現在、多くの企業がこのような課題に頭を悩ませています。
こういった課題を解決してくれるのが、スマホ一台でリモート対応を可能にする工事写真アプリ『ミライ工事2』です。すでに多くの企業様に導入いただいており、またオンライン監督業務も行える本アプリはコロナ渦でも欠かせないツールのひとつになっています。

この記事では、リモート対応における現場の課題を解決してくれる『ミライ工事2』についてご紹介します。



1.コロナ渦における現場の悩み

コロナ渦における現場の状況

新型コロナウイルスの感染拡大は、工事現場にも大きな影響を与えています。施工者が感染した場合には、着工の遅れや工事の一時停止などを余儀なくされます。実際に大手建設会社の複数の従業員が感染し、工事が中断になってしまったケースがありました。
先行きが不透明な今日、多くの企業にとってコロナ対応は避けて通れない課題といえます。


現場業務のリモート化が求められている

いま求められているのは、現場業務のリモート化による不必要な接触を避ける働き方です。「工期が決まっていて、人手を減らすわけにはいかない」という現場の悩みはありつつも、品質を担保しながら可能な限り接触を減らすリモート対応が求められています。



2.リモート対応・オンライン監督の重要性

アフターコロナでも求められるリモート対応

建設の業界は人手不足が続いており、特に現場業務のリモート化の推進が注目されています。国土交通省も直轄土木工事の監督・検査業務で遠隔臨場を積極的に施行しています。コロナが収束をした後も、働き方改革の一貫として現場業務を効率化するためのリモート化は優先順位の高い課題といえるでしょう。


密を防ぎつつ、品質も担保したオンライン監督業務

「密」を避けつつもしっかりと品質を担保するためには、現場とオンライン監督のコミュニケーションが必要不可欠です。工事写真アプリ『ミライ工事2』は、現場にいながらにして工事写真撮影から台帳作成まで一人で実施することができます。また、事務所にいる責任者が、現場で撮影された写真をリアルタイムで見ることができ、その場で指示をするなど、オンライン監督業務をサポートします。リモート対応によるコミュニケーション不足から起こるミスを防いでくれます。



3.リモート対応・オンライン監督を実現した会社事例

実際に、リモート対応やオンライン監督業務を実現している企業様の事例をご紹介します。
より具体的に、現場での活用イメージを持っていただけるはずです。


事例①:奥村組土木興業株式会社様

【業態】

「土木工事・建築工事」「ガス工事(設備・導管)舗装復旧」「建設資材の製造販売・リサイクル」の3つの事業


【現場の声】
  • 相談があっても、簡単に行ける距離ではない。急なトラブルなどでは、写真や動画を送ってもらってやり取りするしかなかった
  • 発注者の事務所から現場まで往復3時間の移動時間を削減でき、受注者の手待ち時間の解消にも大きく寄与している
  • 遠隔臨場を直轄工事の制度として実装する方向で検討していく

【ツール】
  • ハンズフリーの携帯電話と小型カメラ


引用:NIKKEI CONSTRUCTION 2021.1.11 『コロナ渦でリモート監督が定着か』
   日経クロステック『「往復3時間」の無駄を省く遠隔臨場』





事例②:宮本建設工業株式会社様

【業態】

「建築工事」「土木工事」「下水道工事」「推進工事」「道路舗装工事」の5つの事業を行う


【現場の声】
  • 現場までの往復時間を削減でき、午前9時や午後5時の開始など職員の移動を考慮せずにスケジュール設定できるようになった
  • 受発注者の業務効率化につながっている
  • 新型コロナウイルスの感染防止も期待される。市全体の工事に対象が広がれば

【ツール】
  • スマートフォンとweb会議ツール


引用:建設通信新聞DIGITAL 公式ブログ『【業務効率化に成果】北九州市が建設現場での”遠隔臨場”試行中 新型コロナ感染防止にも期待』





事例③: 鷹藤興業様


【業態】

防水関連工事の複数現場を完全リモート管理


【ユーザーの声】
  • 現場へ行かずに、現場作業員に的確な指示を出せるようになった
  • 現場の状況を写真から正確に確認することで誤った判断がなくなった
  • 最初はITに抵抗があったが、トライしてみたところ、仕事が楽になった

【ツール】
  • スマートフォンとクラウドアプリ

ミライ工事2インタビュー記事より抜粋。全文はこちらから。



4.ミライ工事2で実現できるリモート監督業務

『ミライ工事2』では、リモート監督として事務所から現場にいる社員に正確な指示を送ることができます。
たくさんの便利な機能がある中で、今回はコロナ渦で特に便利な機能を4つご紹介します。


便利な機能①:電子黒板を使って一人で撮影完結

チョーク書きの黒板を持つ人と写真を撮る人の二人がかりで撮影していた工事写真の業務。『ミライ工事2』の電子黒板機能を使えば、事前に作成しておくだけで、一人で写真撮影できます。


黒板のお気に入り機能



便利な機能②:現場で写真台帳の作成完了

従来は、工事写真の撮影後は事務所に帰るかパソコンを開くためにスペースを確保する必要がありました。パソコンで写真を整理し、台帳に工事情報を入力するためです。しかし『ミライ工事2』は、事前に作成した台帳へ、撮った写真が自動的に反映されます。あとから整理する必要がありません。

また、工事情報の編集もスマホから行えるので、現場にいながらにして写真台帳を完成させることができます。

 
スマホで撮影して差し替え、並べ替え等の編集も可能




便利な機能③:台帳のPDFとエクセルを自動作成

『ミライ工事2』は、スマホで台帳のPDFを自動で作成し報告書として出力することができます。これまではパソコンを立ち上げて、エクセルに撮った写真を一枚一枚貼り付けて、PDFに変換して…という手間が必要だった作業がスマホ一台で、しかも現場で完結します。

もちろんパソコン版にアクセスして写真台帳をエクセル形式で出力することもできます。

現場を選べる




写真を整理して、PDFもしくはエクセルで写真台帳を出力できる



便利な機能④:リモート監督となり事務所から作業指導

現場で撮影をした写真は、クラウドに保存されるので事務所にいるリモート監督者にリアルタイムで反映されます。また『ミライ工事2』にはトーク機能がついているので、責任者は事務所にいながらにして、現場の写真を見て的確に指示できます。ファイルもあとから確認、ダウンロードできます。

その場で連絡や写真の確認が行えるので、現場から戻ってきて、写真を整理していたら不備が見つかって撮り直しに行く...というようなやり直しを防ぐことができます。




まとめ

工事の現場におけるコロナ対応は、社員の安全と企業の将来を守るために喫緊の課題です。
『ミライ工事2』は、現場での密を防いだり、社員が現場で撮影した写真を会社のパソコンに保存するため事務所へ帰ったりといった移動にともなう感染リスクも減らすことができます。

操作方法も簡単で、社員様に負担をかける心配もありません。説明書要らずで直感的に操作できます。30分の打ち合わせで組織的な運用もすぐに現場で開始可能です。

実際の問い合わせメッセージ


少しでも気になった方は、まずはお気軽にお問い合わせください。
担当者が電話やメールで、詳細にご説明させていただきます。

『ミライ工事2』公式HP
https://www.miraikoji2.com/


 

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Wed, 17 Feb 2021 13:26:18 +0900
<![CDATA[仮設防護柵の課題と解決策 │ 路面に穴を開けない低コスト・短工期の新工法とは]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/civil_engineering/a262 供用中の道路法面工事で、通行車両の安全を守る仮設防護柵。 台風やゲリラ豪雨など近年の異常気象により、道路法面崩壊の危険性は高まっており、法面工事中の落石事故対策の重要性はますます高まっています。 しかし従来工法による仮設防護柵の設置は多くの課題を抱えており、コストも高く、付帯工事によって工期も長くなる傾向があります。 この記事では、仮設防護柵の基本と従来工法の課題、その解決策をご紹介します。 道路を管理される自治体様、建設会社様、建設コンサルタント会社様はじめ関係者の方はぜひご覧ください。

 

【目次】

1 仮設防護柵とは
2 仮設防護柵が必要な場面
3 従来工法における課題
4 設置工法に求められる特徴とは
5 仮設防護柵の理想的な新工法『MWG工法』
   MWG工法とは
   MWG工法の8つの強み
   仮設防護柵の施工方法
   活用事例
6 まとめ

 

仮設防護柵とは

仮設防護柵とは、主に山間部の道路法面工事において工事中の落石や崩落から走行車両や歩行者などを守る目的で用いられます。 従来工法では、コンクリート基礎を構築したり、H形鋼を地盤へ打設することで支柱を自立させて防護柵の設置を行います。

 

仮設防護柵が必要な場面

切土法面工事を伴う工事で安全を守るために必要です。たとえば、以下のような現場で用いられています。

  • 山間部の道路拡幅工事
  • 水路やダムなどの法面保護工事
  • 災害防除工事

 

仮設防護柵の従来工法における課題

仮設防護柵の設置工事は、路面にH形鋼を打設する『親杭横矢板』という工法が一般的です。しかし、この従来工法には以下のような課題があります。

  • 資材の搬入や設置工事に大型重機が必要になる
  • 騒音や振動により、周辺・近隣に環境負荷がかかる
  • 必要な設置面積が大きく、狭小道路では両側通行止めの必要がある
  • 地下埋設物調査・架空線移設・路面復旧などの付帯的な工事の負担が大きい

 

仮設防護柵の設置工法に求められる特徴とは

課題として挙げた点を解消する、新しい工法が求められています。 すなわち、以下の特徴を持った工法が理想的であるといえます。

  • 搬入や施工に大型重機を必要としない
  • 設置工事の騒音や振動が少ない
  • わずかなスペースにも設置できる
  • 路面に穴を開ける必要がない

また、山地や積雪寒冷地の多い日本の国土においては工事費は高くなる傾向があり、ますます重要性の増す仮設防護柵の設置工事はコストや工期を抑えられることが望ましいでしょう。

 

仮設防護柵の理想的な新工法『MWG工法』

従来工法の課題を解決し、同時に低コスト・短工期も実現する理想的な新工法として、『MWG工法』を紹介します。

従来工法(左)とMWG工法(右)の比較

 

MWG工法とは

MWG工法は、連続箱型鋼製枠(メッシュウォール)に支柱(H形鋼)を立てる仮設防護柵の工法です。 『メッシュウォール』という連続箱型鋼製枠内に設置したベースプレートに支柱を固定し、枠内に現地発生土などを詰めることで支柱を自立させます。 路面に穴を開けないため、大型重機や特殊作業が不要。路面復旧などの付帯工事も一切不要になるため、工期とコストを大きく抑えることを可能にします。

MWG工法は落石の衝突荷重だけでなく風荷重も考慮しております。また防護柵高さも2m~5mに対応しており、幅広く現場に対応することが可能です。

 

MWG工法の8つの強み

MWG工法は、従来の仮設防護柵工と比べて以下の8つの強みを持っています。

  1. 工期が約75%も短い
  2. 約30%のコスト低減
  3. 狭小道路にも対応
  4. 騒音・振動が少ない
  5. 現地発生土を使える
  6. 撤去が容易
  7. 事前調査が不要
  8. 架空線移設が不要

 

工期が約75%も短い

道路地盤へのH形鋼の打設が不要な(路面に穴を開けない)ことから、付帯する地下埋設調査や路面復旧などの工事が不要になります。これにより、MWG工法での仮設防護柵設置は工期が大幅に短くなります。 従来工法と比べ、最大で約75%の削減が可能です。

 

約30%のコスト低減

MWG工法は、鋼材を道路地盤に打設したり、L字型の支えを付けたりする必要がありません。そのため、鋼材の使用量がきわめて少なくて済みます。 また、大型重機や大型車両も不要で付帯工事も減ることから、工事全体のコストは大幅に削減されます。 従来工法と比べ、最大で約30%のコスト低減が可能です。

 

狭小道路にも対応

施工のための大型重機や搬入のための大型車両が不要であること、基礎部の最大幅がわずか1.6mであることから、山間や林間道路など狭小道路においても工事を可能にします。 道路幅が狭くても片側1車線を十分に確保できるため全面通行止めが不要になり、交通への負荷を最小限に抑えられます。

 

騒音・振動が少ない工事

地盤にH形鋼を打設する必要がないため、杭打機を使わずに工事ができます。そのため従来工法と比べて騒音や振動が少なくて済み、周辺への環境負荷を低減するなど近隣住民に配慮します。

 

現地発生土を使える

支柱を支える連続箱型鋼製枠『メッシュウォール』の特殊な構造により、中詰め材に現地発生土を使うことができます。購入資材や現地発生土の移動を削減し、工事を容易にします。

 

撤去が容易

道路を傷つけずに設置するため、撤去の際の路面復旧が不要です。

 

事前調査が不要

鋼杭の打設などが発生しないため、地下埋設物の事前調査が不要です。

 

架空線移設が不要

杭打機を使わないことから、架空線移設の必要がありません。これも短工期・低コストに寄与します。

 

MWG工法による仮設防護柵の施工方法

MWG工法による仮設防護柵工は簡単で迅速です。 大型重機や特殊技能を必要としない施工の手順を、写真付きで以下に紹介します。

1.搬入

メッシュウォールは折り畳んで輸送・搬入可能、保管も省スペースです

 

2.ベースプレートの設置

支柱をセットするためのベースプレートを設置。ベースプレート同士を連結プレートにより接続することで、安定性を確保します。

 

3.メッシュウォールの設置

連続箱型鋼製枠『メッシュウォール』を展開します。展開作業はわずか3~4人の一般作業員でスムーズに行うことが可能です。特殊技能は必要ありません。

 

4.土砂の充填

ベースプレートに支柱を設置し、メッシュウォール内に土砂を充填します。このとき、現地発生土を使用することもできるため、搬入や購入のコストを抑えます。重機に近接せずに充填作業が可能です。

 

5.矢板の差込

横継材を固定して木矢板を設置し、仮設防護柵が完成します。作業後はメッシュウォールガードを解体し、土砂を撤去すれば完了です。

 

MWG工法の活用事例

MWG工法は、仮設防護柵の優れた設置工法として既に各地で採用されています。 事例の一部を写真付きでご紹介します。

 

防災ダム施設の法面補修工事での活用

所在地 岩手県
仕様 防護壁高さ3.0m、T-1.0
用途 仮設防護柵
規模 45m

 

一般国道の法面補修工事での活用

所在地 岩手県
仕様 防護壁高さ4.0m、T-1.3
用途 仮設防護柵
規模 90m

 

災害防除工事での活用

所在地 長野県
仕様 防護壁高さ4.0m、T-1.3
用途 仮設防護柵
規模 100m

 

まとめ

仮設防護柵の従来工法による設置は課題が多く、工期もコストもかかっています。 路面に穴を開けないMWG工法なら安全性を犠牲にすることなく従来工法の課題を解消し、同時に低コスト・短工期を実現します。

仮さらに詳しい情報をMWG工法の公式ページに掲載しています。

また、以下の専用フォームより詳細説明やお見積も確認いただけます。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

>>お問合せフォーム
https://www.taiyokogyo.co.jp/contact/contact_publicworks.html

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Wed, 03 Feb 2021 13:00:50 +0900
<![CDATA[仮設防護柵の基本を解説│優れたメリットを持つ新工法「MWG工法」に注目]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/civil_engineering/a261 主に道路法面工事などを行う際に、切土により落石や飛石が発生した際、落石から"車両"や"歩行者"を防護する目的で設置する仮設の落石防護柵。 ゼネコンや建設コンサルタント、各自治体の関係者などの方々は、耳にされたことがあるかと思いますが「詳しく知らない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、仮設防護柵を扱ったり、今後利用の検討をされる方々に向けて、仮設防護柵の基本について解説します。また、従来の工法に比べて利点の多い仮設防護柵の新工法である「MWG工法」についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

【目次】

1 仮設防護柵とは
2 仮設防護柵を必要とする工事
3 従来の仮設防護柵工法における課題
   舗装面の掘削や支柱打設などの付帯工事が必要
   搬入や設置工事に大型重機が必要
   路面復旧などの付帯的な工事の負担が大きい
   現場環境によって通行止めを必要とする場合がある
   騒音や振動が発生する
4 理想的な仮設防護柵に求められるもの
5 豊富なメリットをもつ新工法「MWG工法」
   MWG工法とは
   メリット
   仮設防護柵の施工方法
   活用事例
6 まとめ

 

仮設防護柵とは

そもそも仮設防護柵とはどういったものなのでしょうか。多くは工事期間中の落石事故を未然に防止する、文字通り仮設の落石防護柵を指します。供用中の道路の安全確保のために用いられる設備です。

現在では様々なメーカーより仮設防護柵は販売されており、用途はどれも同じながらも素材やコスト、細かな工法などに違いが見られます。

 

仮設防護柵を必要とする工事

工事において仮設防護柵を必要とするケースは、その多くが道路沿いの法面工事で切土を伴う工事です。特に山間部などは道幅が狭く、道路工事を行う際、道路沿いの斜面を一部掘削することも要求されます。このような工事では、交通車両や歩行者の安全確保を目的として仮設の落石防護柵が用いられます。

仮設防護柵が無いと落石が発生した際、通行車両や歩行者に思わぬ事故や被害を招く恐れがあるため、仮設防護柵は切土などを伴う道路工事では、とても重要な設備です。

 

従来の仮設防護柵工法における課題

仮設の落石防護柵は様々なメーカーから販売されていますが、構造や設置方法に違いはあれど従来工法には避けられない課題があります。仮設防護柵を設置する場合には、それらの課題について理解しておきましょう。

主な課題は以下のとおりです。

  • 舗装面の掘削や支柱打設などの付帯工事が必要
  • 搬入や設置工事に大型重機が必要
  • 路面復旧などの付帯的な工事の負担が大きい
  • 現場環境によって通行止めを必要とする場合がある
  • 騒音や振動が発生する

 

舗装面の掘削や支柱打設などの付帯工事が必要

従来工法では支柱を設置するため、道路地盤へのH形鋼などを打設する必要があります。また地盤が硬い場所では、コンクリートを基盤とするケースもあります。このように従来工法の場合、どうしても大きな付帯工事が発生してしまいます。

 

搬入や設置工事に大型重機が必要

従来の仮設防護柵は、設置時の搬入や工事に大型車両や大型重機を必要とすることが少なくありません。大型重機を手配する手間やコストもかかり、また、山間部などの狭い道路では大型重機を現地に運ぶこと自体が困難な事もあります。

 

路面復旧などの付帯的な工事の負担が大きい

防護柵の支柱を自立させるため、杭を道路基盤に打設(あるいはコンクリート基盤)するため、工事完了後には地盤ならびに路面の復旧が必要となります。メインの工事の前後にも付帯する工事が発生するため、工期が長くなってしまいます。

 

現場環境によって通行止めを必要とする場合がある

仮設防護柵を必要とする現場は、その多くが山間部などの道路です。中には非常に狭小な道路も存在します。場合によっては、資材や重機でスペースを埋めてしまい、完全に通行止めをしなければならないこともあります。

 

騒音や振動が発生する

従来工法は杭打ちが必要なため、地下埋設物や地盤の掘削を行います。その際に、大きな騒音や振動がどうしても発生してしまいます。あくまでもメインの工事に付帯する仮設防護柵の工事なので、可能な限り環境負荷は抑えたいところでしょう。

 

理想的な仮設防護柵に求められるもの

従来工法の仮設防護柵について、避けられない課題があることをご説明しました。 これらのデメリットを整理することで、理想的な仮設防護柵とはどういったものか、ということが見えてきます。従来工法と比して、理想的な仮設防護柵に求められる特徴は、以下の点が挙げられます。

  • 設置や撤去工事における手間や作業負荷が少ない
  • 工期を短縮できる
  • 周辺環境にも優しい

 

豊富なメリットをもつ新工法「MWG工法」

仮設防護柵に求められる要素を整理しました。そして、このようなより機能的な仮設防護柵 を希望される方にオススメできるものとして、「MWG工法」による仮設防護柵があります。MWG工法には、従来工法よりも豊富なメリットがあります。

ここからは、その特徴やメリットについてご紹介します。

 

MWG工法とは

MWGとは、Mesh Wall Gard(メッシュウォールガード)の略称です。 そして、MWG工法とは、連続箱型鋼製枠(メッシュウォール)を用いた工法を指します。メッシュウォール内に設置したベースプレートに支柱を固定し、枠内に土砂を投入することで支柱を自立させるため、基礎工に地盤の掘削を必要としない点が、従来の工法との違いで最大の特徴といえます。

MWG工法での断面図比較

 

MWG工法のメリット

MWG工法は、従来の工法と比べて以下のような優れたメリットを持っています。それぞれ細かくご説明します。

  • 作業の簡略化・削減による工期の短縮
  • 従来工法より低コスト
  • 狭小道路でも対応可能な省スペース
  • 騒音・振動が少ない
  • 現地発生土を使える

 

作業の簡略化・削減による工期の短縮

MWG工法では、資材搬入や防護柵の設置に際して大型重機や車両、特殊作業を必要としません。また、事前の地下埋設物調査や架空線移設も不要です。さらに、地盤の掘削もしないため工事後の路面復旧も不要であり、従来に比べて多くの作業を削減・簡略化することができます。

そのため、総合的に工期を大幅に短縮することが可能です。従来比で、およそ最大75%ほどの短縮を見込めます。

 

従来工法より低コスト

仮設防護柵の要である鋼材に関して、MWG工法では使用量がきわめて少なくて済みます。これは、道路地盤への打設や自立するための支えを付ける必要がないことによるものです。また、地盤掘削や打設が無いため、前述したとおり大型重機や大型車両を使わず、付帯する工事も不要なことから、工事全体のコストを大幅に削減することが可能です。従来比でおよそ最大50%ほどのコスト削減を実現できるでしょう。

 

狭小道路でも対応可能な省スペース

メッシュウォールは折り畳めるため、搬入や保管時にも場所を取りません。そして、拡げた際にも、防護柵の高さによりますが基礎部の幅が1.0〜1.6mであることから、山間部などの狭小な道路においてもスムーズかつ省スペースで工事を行えます。大型車両や重機なども不要なので、車両などで道を塞いでしまうこともありません。

そのため、狭小な現場でも片側1車線を十分に確保可能で、完全通行止め対応もほとんど必要ありません。交通への負荷を最小限に抑えられることで、周辺への影響も少なく、理想的なメリットと言えるでしょう。

 

騒音・振動が少ない

防護柵設置に関して杭打機を使わずに敷設できるため、重機による騒音や振動を減少させることができます。周囲に住宅などが存在する現場では、近隣住民への配慮にも適した工法です。

 

現地発生土を使える

従来工法と違う特徴的な点として、MWG工法では支柱を支えるために現地発生土を使用します。これは、支柱の枠であるメッシュウォールの特殊な構造によって、中詰め材に現地発生土を使うことが可能な仕様によるものです。この仕様により、防護柵設置のための資材購入を削減し、現地発生土の有効活用にも繋がります。

 

MWG工法による仮設防護柵の施工方法

続いて、MWG工法での仮設防護柵の施工方法・手順を簡単にご説明します。

1.搬入

メッシュウォールは折り畳んで輸送・搬入可能、保管も省スペース。

 

2.ベースプレートの設置

支柱をセットするためのベースプレートを設置。ベースプレート同士を連結プレートにより接続することで、安定性を確保。

 

3.メッシュウォールの設置

連続箱型鋼製枠であるメッシュウォールを展開。展開作業は3,4人でスムーズに行うことが可能。

 

4.土砂の充填

ベースプレートに支柱を設置し、メッシュウォール内に土砂を充填。メッシュウォールが自立し、重機に近接せずに充填作業が可能。

 

5.矢板の差込

横継材を固定し木矢板を設置し、仮設防護柵の完成。作業後はメッシュウォールガードを解体し、土砂を撤去で完了。

 

MWG工法の活用事例

MWG工法はその利便性や機能性の高さから、実際に様々な現場で活用されています。最後に実際の活用事例の一部をご紹介しますので、参考にされると良いでしょう。

 

防災ダム施設の法面補修工事での活用

所在地 岩手県
仕様 防護壁高さ3.0m、T-1.0
用途 仮設防護柵
規模 45m

 

一般国道の法面補修工事での活用

所在地 岩手県
仕様 防護壁高さ4.0m、T-1.3
用途 仮設防護柵
規模 90m

 

災害防除工事での活用

所在地 長野県
仕様 防護壁高さ4.0m、T-1.3
用途 仮設防護柵
規模 100m

 

まとめ

山間での道路拡幅や補修工事などで必要となる仮設防護柵は、従来工法では本来の目的である工事以外での負担がどうしても発生してしまいます。このような付帯作業にかかる費用や工期を極力抑え、効率的に進めたいと考えている方も多くいらっしゃると思います。 今回ご紹介したMWG工法は従来工法の課題の多くを解決したもので、今後のスタンダードにもなり得る新工法です。

仮設防護柵を検討中やお調べの方向けに、さらに詳しい情報をMWG工法の公式ページに掲載しています。

また、以下の専用フォームより詳細説明やお見積も確認いただけます。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。

>>お問合せフォーム
https://www.taiyokogyo.co.jp/contact/contact_publicworks.html

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Wed, 03 Feb 2021 13:00:50 +0900
<![CDATA[見て体感!AR機能も搭載のECサイトが誕生]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/news/a260 コロナ禍でも必要な「防災・減災・感染症対策」製品をオンラインで理解~商談~購入までサポート


2021年1月14日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 大型膜面構造物(テント構造物)や各種災害対応製品などを扱う太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、この度、コロナ禍でも緊急性や社会ニーズの高い「防災・減災・感染症対策」製品を取り揃え、AR(拡張現実)やオンライン商談などの最新機能で各種サポートを充実したECサイトを開設、1月15日(金)より本格運用を開始いたします。

 今回、商品購入機能を稼働させ本格運用を開始する『太陽工業オンライン展示会』は、当社製品の中でも「防災・減災・感染症対策」製品を中心に、その機能や特長が視覚的に理解でき、具体的な商談から電子商取引までを一括して行える自社運営のECサイトです。
 AR(拡張現実)機能で製品のサイズ感や実際のお客様先での設置イメージを視覚化、3次元モデルの360度ビューでは、細かな仕様も確認でき、テクノロジーを駆使して「見てわかる」サイトづくりを実現しています。 また、他社サイトにはない取り組みとして、お客様の希望日時に合わせてオンライン商談をその場で予約できる機能も装備、双方向で話し合いが可能なサイトとしました。 これらの機能を充実することで、情報収集から商談、購入までの行為が一気通貫で行えるよう、ユーザビリティを高めています。

 コロナ禍の影響でオンラインによる電子商取引の需要が増す中、当社でも従来までの対面営業中心の販売スタイルから、より多角的なお客様への支援を展開中です。 今回開設した『太陽工業オンライン展示会』もその一環で、発熱外来などの用途で医療機関から需要が高い緊急用エアテント「マク・クイックシェルター」をはじめ、新鮮な空気をスーツ内に取り込み医療従事者用はもちろん、お見舞い客用の防護服としても注目を集めている「メディコン」、さらにはコロナ禍の避難所体制を整備する上で重要性が増しているワンタッチ間仕切り「クイックパーテーション」など、9つの製品(25アイテム)をラインアップ、企業間取引はもちろん、企業と消費者とを繋ぐ新たな販売スタイルも目指しています。

 太陽工業株式会社は、今後も『太陽工業オンライン展示会』の製品ランアップを拡張する方針で、新型コロナ以降のニューノーマルの時代にも対応した販売支援体制を充実化していく所存です。

 

『太陽工業オンライン展示会』の詳細について

今回本格運用を開始した、『太陽工業オンライン展示会』の概要は次の通りです。

サ イ ト 名:太陽工業オンライン展示会
サイトのURL:https://taiyokogyo-tenjikai.com
サイトの開設日:2020年12月8日
本格運用開始日:1月15日(金)※電子商取引機能により製品販売を開始
運用方法:独自ドメイン取得による自社運用方式
販売製品:
「防災・減災・感染症対策」製品のほか、地盤の「維持管理」に必要な製品や 膜構造による多目的建築製品など、計9製品(25アイテム)を用意。 特に感染症対策では、発熱外来などの用途で医療機関から需要が高い緊急 用エアテント「マク・クイックシェルター」をはじめ、新鮮な空気をスーツ内 に取り込み医療従事者用はもちろん、見舞い客用の防護服としても注目を集め ている「メディコン」、さらにはコロナ禍での避難所対応でその存在がクロー ズアップされているワンタッチ間仕切り「クイックパーテーション」など を展開。
サイト上の特長:
●AR(拡張現実)機能で製品のサイズ感や実際の設置イメージを視覚化
●3次元モデルの360度ビューでは、細かな仕様も確認
●お客様の希望日時に合わせてオンライン商談を予約する機能を装備

 


スマホからAR(拡張現実)機能で設置場所での設置イメージを確認

 

報道用写真はこちらよりダウンロード頂けます。

 

<この件に関するお問い合わせ先>

太陽工業株式会社 URL:https://www.taiyokogyo.co.jp/

コーポレートコミュニケーション(広報担当)担当:西川・上田・高谷 電話:06-6306-3033

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Thu, 14 Jan 2021 13:00:00 +0900
<![CDATA[期待以上の対応と品質!老舗「階段屋」が驚いた『テント倉庫』の魅力とは?│ 導入企業様インタビュー]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/tentsouko/a258 『階段屋YOKOMORI』。
株式会社横森製作所様は、1951年創業の鉄骨階段No.1ブランドです。日本の超高層ビルの80%には同社の階段が採用されており、圧倒的な実績と信頼を誇ります。

そんな株式会社横森製作所様では、工業製品や部品の保管場所として『テント倉庫』を導入されました。導入決定時は特別大きな期待をしていなかったものの、設置から実際の利用を経て『テント倉庫』の魅力や利点に驚かれたと言います。

『テント倉庫』を活用する中でどういったメリットを感じられたのでしょうか。同社へインタビューさせていただきました。

 

【目次】
1導入された経緯
2 「テント倉庫」の工期について
3 導入して良かった点
4 太陽工業のサポート体制について
5 「テント倉庫」をオススメできる企業
6 まとめ

 

「テント倉庫」を導入された経緯について教えてください。

製品などを保管しておく場所が必要となり、「テント倉庫」を導入したという経緯です。採用は本社で決定していたので、現場では導入が決まった後に知りました。「テント倉庫」自体についてはどういったものなのか詳しく把握はしていませんでしたが、私自身は元々、太陽工業さんのお名前は存じ上げておりました。導入工事の打ち合わせの際に「あそこの製品なんだな」と後から認識した形です。

 

「テント倉庫」の工期に関しては何か感じたことはありますか?

同じ製品の導入事例が周辺に結構あり、工期など手軽で良いのかなという印象を持っていましたが、想定よりもさらに早くて驚きました。基礎工事が終わってから、膜を張るのは2~3日で完了してしまったんですよ。現場はちょうどお盆休みだったので、休み明けには完成されていた、という感じです。

この工期の短さは非常に魅力的だと思います。しかも完成したものもピシっと出来上がっているので、規格化された製品の強みを感じましたね。実績も多いとのことで、工事に支障が出るようなことも一切無かった点は、現場担当としては非常に好感を持てました。

 

導入されて良かった点を教えてください。

「テント倉庫」の利点として屋内の明るさを伺っていましたが、予想を超えて本当に明るいんですよ。しかも太陽光を活かした自然光なので、私たちの作業にとっては一番見やすい明るさです。これは非常に助かっていますね。

工場では、明るさの確保のためにLEDなどの照明を置く方法もあるんですが、実際は太陽光の方が見やすく作業が行いやすいんです。線を引く際などに、自然の光だとあらゆる方向から照らしてくれるので影ができにくいんですよね。精密な仕事をする場合には影が出ない方が圧倒的に楽でミスも少なくなります。そのため、「テント倉庫」の太陽光による明るさは、とても良い利点の一つです。

他にも、光触媒の素材のおかげで自浄作用がはたらくので、白い膜でありながら汚れが気にならない点も良いですね。 地域的に結構風が強く周辺には畑が多いので、雨など降ると雨だれのシミなどが目立つかなと考えていたのですが、全然汚れていないことには非常に驚きました。周りから見て白いものが常に白くあるというのは、清潔感もあって非常に気分が良いし、印象も良いと思います。

また、以前に近くの住宅へ騒音でご迷惑をおかけしたことがあったのですが、「テント倉庫」に関しては騒音関係の問題も全くありませんね。 全体的に、「テント倉庫」を導入して非常に満足しています。

 

太陽工業のサポート体制についてはいかがでしょうか?

メールや電話などで様々な情報をいただいたり、今回のインタビューのようなお話させていただく機会が多くて嬉しいですね。「売ったら売りっぱなしと」いった印象を全く感じない点は、すごく助かりますし好印象です。 他にも「こういうこともできますよ」というご提案やアドバイスもいただいてるので、施設をしっかり活用できて助かっています。工事している時からそういったお話を細かくさせていただいているんで、サポートに関して全く不安になることはありませんね。

 

最後に、どんな会社様に「テント倉庫」をオススメできると思いますか?

我々の製品は、最終的にメッキをかけるんですね。なので外に置いてもそもそもは問題はないのですが、雨に当たるとメッキが少し曇りがかかったり、白錆びが発生して品質が悪くなってしまっていました。そのため屋内で保管できる場所が欲しいということで導入した経緯があります。ですので、同じような問題を抱えている会社さんであれば「テント倉庫」は役立つと思いますね。屋内環境も非常に良いので、目的以上に満足されると思います。

また、鉄骨造のものより工期も早いですから、すぐに設置したい場合やある程度規格化されたものをお求めの方々には良いと思いますよ。 歴史も長く実績も多い製品のため、品質も安定されているので、スタンダードな設計での設置であればどんな先でも問題ないだろうなと感じています。

 

株式会社横森製作所様、ありがとうございました。

 

テント倉庫製品のお問い合わせは
>>テント倉庫製品サイト

太陽工業株式会社へのお問い合わせは
>>太陽工業株式会社│総合お問い合わせ

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Tue, 15 Dec 2020 16:10:05 +0900
<![CDATA[稲作農家が地域共用のライスセンターに活用!補助金を利用した「テント倉庫」導入事例│ 導入企業様インタビュー]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/tentsouko/a257 福島県福島市で米作りを行っている株式会社カトウファーム様は、平成26年に設立された新進気鋭の会社です。農業生産法人として、美味しいお米を作ることだけでなく、地域の農業全体を盛り上げることを目的に積極的に新たな取り組みを行われています。オンラインストアでのお米の販売などもその一つの例です。

そんな株式会社カトウファーム様では、稲作において重要なライスセンター(もみの荷受から乾燥・もみすり・選別・出荷という4段階に行う収穫施設)を建てるために、「テント倉庫」を採用されています。

今回は、同社代表の加藤様に「テント倉庫」の導入に至った経緯や利点などについて、農家目線ならではのご意見をインタビューさせていただきました。

 

【目次】
1導入された経緯
2 ライスセンターに利用して良かった点
3 太陽工業のサポート体制について
4 気になる点について
5 「テント倉庫」をオススメできる農家さん
6 まとめ

 

「テント倉庫」を導入された経緯を教えてください。

3年ほど前からライスセンターを建てようと計画しており、その結果として「テント倉庫」の導入に至りました。福島市にはそもそもライスセンターが無く、県や地域の団体にその重要性を結構強く訴えていたのですが、なかなか動いてもらえなったんです。「だったら自分で作るしかない!」という流れで計画を始めました。

地域としても米作りの農家は非常に高齢化していて、数年先には引退されてしまう農家さんも多い想定です。その中で、それらの田んぼを引き継ぐ自身や地域の人達にとってライスセンターは必須だと考えていました。会社としても地域の農業を盛り上げることを考えていますから、こういう対応は絶対にやらないといけないなと思い、動いていました。

「テント倉庫」という選択肢は、建築会社さんやコンサル会社さんからの提案いただいて知りました。こういった施設の中では格段に安く、機能性も問題ない上に、必要な設備が問題なく入れられる倉庫だったので採用したという経緯です。その点は信頼していましたので、不安はありませんでした。

元々自身では補助金のことは全く考えていませんでした。建築会社さんから補助金に関する助言をいただいて、コンサル会社さんを紹介いただいたことがきっかけでした。かねてからライスセンターを計画していましたから、ちょうどタイミングがかみ合って、補助金を活用する方向にトントンと進んでいきました。そのため「テント倉庫」も補助金を申請する枠組みの中で一緒に勧めてもらったものです。補助金申請にも対応できて高品質・低価格ということを聞いていました。

『産地パワーアップ補助金』という数千万円規模の大きい枠組みで検討を進めている中で、県北農林事務所という会合でも、ライスセンター建設の承認が取れました。高齢化に伴う地域農業の今後について何かしら対策を必要としていたので、時代がようやく追いついてきたという感じで同意を得られたんですね。この後押しというか、地域の合意形成があることも補助金の申請において重要だったので、タイミングとしては良かったですね。

ライスセンター自体の計画は長く時間をかけましたが、補助金の話は調整さえ済んでしまえば、あとは早かったなという印象です。

コラム記事 >>農水省の『産地生産基盤パワーアップ事業』を活用して農家が収益向上を実現する方法

 

「テント倉庫」をライスセンターに利用して良かった点はどういったものでしょうか?

まずは費用面で、想定よりも安く済んだことは大きいです。コンサル会社さんなどにお任せしている部分もあるので価格で決めたわけではないですが、推奨されるだけの利点になっていると思います。

施設の使い勝手としては、中柱がないという点が非常に良い点です。 空間を余すことなく有効利用できるので、作業する場所として最適だと感じました。ライスセンターは大きな機械を入れる必要があるので、広さに関しては申し分のない製品だと思います。 他には、暑さを通さない点は気に入っています。夏場に機械導入などをしていても、日光による暑さが中まで入ってこないと感じました。白系のビニールテントとかだと往々にして熱がこもりやすいのですが、「テント倉庫」はそれが無いんですよね。膜素材による反射効果が強いと聞きましたが、実際に体験してその効果を実感しています。

 

サポート体制はどうでしょうか?

コンサルの会社さんを通していた中でも、メーカーの方に非常にスムーズに進めていただけたので助かりました。各種決定なども早く、書類関係の処理なども迅速に対応いただけたので、手間もかからないし早いし、すごくスムーズに進めることができました。対応については不満はまったくありません。

 

逆に、気になる点はありますか?

現状は特に無いですが、強いて言えば将来の張り替え時期にはいくらくらい費用が掛かるのかは気になってますね。ただ20年くらい先だと聞いているので、現時点では気にしていません。

 

最後に、どんな農家さんに「テント倉庫」をオススメできると思いますか?

農家であればその地域に置かれた立場によるとは思います。その農業をやって、地域でどういう立場で自身が置かれているのかによって、こういった設備の必要性は変わるかと思います。私の場合は立場的に必要性があったので、ライスセンターとして「テント倉庫」を活用しました。「テント倉庫」の品質は申し分ないので、何か施設を建築する必要性があれば、一度候補として検討してみると良いのでは、と思いますね。

 

株式会社カトウファーム様、ありがとうございました。

 

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Tue, 15 Dec 2020 16:09:52 +0900
<![CDATA[膜製スノーシェルター 冬の道路の安全を〝膜で守る〟]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/roof/a255 山間部のトンネル間などに設置されるスノーシェルターは突風、横風などを抑え、冬季には路面凍結や積雪の影響を抑え、ドライバーの安全を守る施設です。太陽工業はこのスノーシェルターに膜構造を応用。軽量性、明るさ、耐久性、環境性能といった膜の特徴を活かし、冬の道路の安全を守ります。

 

【目次】

1北海道の自動車専用道路に国内初の膜製スノーシェルター
  1-1 鋼製シェルター(滑雪用SUSプレート付)同等の活雪性能を確認 耐塩害性、メンテナンス性を評価
2 視認性向上による、運転者のストレス軽減 一般道でも期待される膜の効果
  2-1 電力消費削減にも貢献 膜と照明による情報提供機能なども
  2-2 軽量、柔軟な素材特性がもたらす 高い耐震性と経済性
  2-3 光触媒で自動クリーニング 沿岸道路の塩害対策も万全
3 まとめ

 

北海道の自動車専用道路に国内初の膜製スノーシェルター

スノーシェルター外観

冬場の高速道路での代表的な事故要因に急な路面変化があります。山間部のトンネルが連続する地域ではトンネルとトンネルの間に吹き溜まりが発生し、積雪や凍結といった路面変化が起こりやすく、ドライバーが急ブレーキを踏むなど車の制御を誤る事故例が報告されています。こうした冬場の道路の安全を守る施設としてスノーシェルターがあります。トンネル連続区間の橋梁部などに屋根を架け、雪の侵入や凍結を防ぐもので事故防止に大きな効果を上げています。

 

鋼製シェルター(滑雪用SUSプレート付)同等の活雪性能を確認 耐塩害性、メンテナンス性を評価

2018年12月に開通した北海道の後志自動車道(NEXCO東日本)の余市IC〜小樽JCT(全長23.3km)は、区間中の橋梁数12橋(合計3.2km)、トンネル8本(合計8.4km)と全体の半分が橋とトンネルによって構成されています。吹雪、濃霧による視程障害対策のための自発光スノーポール(LED照明)の設置など、北海道ならではの安全対策が各所に施されているなか、第一天神トンネルと第二天神トンネル間の恩根内橋には、全国の高速道路として初めて膜製スノーシェルターを設置。従来の金属に変わる新しい建材による道路設備として注目を集めております。

恩根内橋の全長は58m。この区間は冬場の降雪量が多く、除雪や排雪作業が渋滞要因となるほか、ホワイトアウト(吹雪などによって視界が真っ白になる現象)の発生による事故発生の危険があるため、当初からスノーシェルターの設置が検討されました。その際、全長をすべてシェルターで繋いでしまうと、2本のトンネルとシェルターは一本の連続する長大トンネルと見なす事となり、建築コストを大きく引き上げてしまいます。そこでこの現場では、スノーシェルターとスノーシェッド(側面開口型の雪避け屋根)を組み合わせ、空気がこもらない対策を施し、規格上それぞれが別々のトンネルとなるよう設計計画が練られました。

当初、鋼製シェルターの導入が検討されたなか、最終的に膜材が採用されたポイントは、施工全体までを含めたコスト面で膜材が有利だったことにくわえ、特に耐塩害性能優位性が評価されたといいます。 具体的には融雪剤の影響です。道路の雪を溶かす融雪剤の主成分は塩化カルシウム(CaCl2)。凝固点がマイナス50℃と温度の低い地域でも溶雪効果を発揮する一方、塩化物は錆や腐食要因となるため、道路施設、特に鋼製シェルターなど金属構造体に与える影響が課題とされてきました。これに対して樹脂製の膜は塩化物が付着しても錆や腐食の心配がなく、シェルター全体に金属構造体が占める割合も少ないため、メンテナンスなどのトータルコストを考えた場合、鋼製に対しきわめて優位であると判断されたのです。

このほか採用にあたっては膜構造の安全性、信頼性が十分に検証されていることは言うまでもありません。 たとえばシェルターの設置にあたっては橋梁に与える荷重負担。なかでも積雪荷重の軽減が重要となります。シェルター形状は天頂部に突起がある玉ねぎ型が採用されていますが、この形状は単純なアーチ構造に比べて雪が滑り落ちやすく、屋根に堆積しにくいことが鋼製製品で実証されています。今回、この形状のシェルターに膜材を採用するにあたっては、建築の実績物件の冬季観察により、膜材には鋼製スノーシェルター(ステンレスプレート付き)と同等の活雪性能があることが認められています。
強度、耐衝撃、耐燃性といった各性能についても、下記に示したような厳しい条件でのテストを実施し、高い安全性、信頼性が求められる高速道路設備に用いられる素材として、膜材が十分な性能を有していることが確認されています。

 

視認性向上による、運転者のストレス軽減 一般道でも期待される膜の効果

膜製スノーシェルターの設置は高速道路だけではありません。降雪地帯の一般道路に設置することで、道路の安全性、事故抑止などさまざまな効果を発揮します。 特に既存の鋼製シェルターとの比較で大きく異なるのがその明るさです。膜の透光率は約13%。日中はシェルター内に自然光をふんだん取り込むため、鋼製シェルター比べ視認性は格段に向上します。ドライバーが微妙な路面の変化をいち早く認識でき、速度を緩めるなど的確な安全操作を取ることで事故の可能性を大きく軽減します。

また膜材を通過した光は柔らかな拡散光となります。極端なコントラストの少ない光はドライバーの視界に優しく、トンネル入口で、内外の照度の差が大きいために発生する「溶け込み現象」や、出口で急に太陽光が差し込み一瞬視界を失う「蒸発現象」を抑える効果もあります。何より人工照明下となるトンネル区間での連続した運転は、ドライバーのストレスとなります。その意味でも雪の侵入や路面凍結を抑えるシェルターとしての基本性能にくわえ、膜が持つ明るさは道路の安全を考えた時、重要なファクターの一つになることは間違いないでしょう。

 

電力消費削減にも貢献 膜と照明による情報提供機能なども

鋼製スノーシェルターの場合、日中から照明の点灯が必要となりますが、膜は日中は、極端な日陰などでなければ照明なしで一般道の走行にはほぼ支障のない明るさが確保できます。くわえて膜は光の反射率も高いため、夜間照明を効率的に反射させ道路を照らします。膜の持つ明るさ、その透光性能、反射性能は施設全体の電力消費量削減にも貢献します。

一方、膜は照明との親和性が高いことも大きな特徴の一つです。夜間、照明が点灯するとその光がシェルター全体を行灯のように照らし、昼間とはまったく違う意匠を浮かび上がらせます。この特性を利用し商業施設ではイベントや催事に合わせた照明計画などが実施されています。道路の場合にはまず安全性の確保が最優先となりますが、それを担保した上で、たとえば街おこしや地域イベントとの連動、時間や季節に合わせた照明の変化。さらには膜をサイネージとして利用し、渋滞情報、道路工事情報などドライバーへのさまざまな情報提供ツールとして利用するといった可能性も考えられます。

>>膜構造で美観と長寿命化を実現 橋梁のアンチエイジング技術

 

軽量、柔軟な素材特性がもたらす 高い耐震性と経済性

膜のもう一つの大きな特徴がその軽量性です。スノーシェルターに使用される膜材の荷重は約1kg/m2と、金属素材などに比べ大幅に軽量となります。さらに膜材には揺れに追随する柔軟性があります。このため鋼製シェルターなどに比べ下部構造体に与える負荷が小さく、施設全体の耐震性能が大きく向上します。

シェルターの設置にあたっては荷重に耐えるため、道路の補強等が必要な場合も出てきます。しかし膜製シェルターは金属等に比べ軽量なため、追加補強を最小限に抑えることができます。

特徴の一つがその軽量性です。TMトラスで形成された屋根構造体の重量は一般鉄骨構造の約半分。このため少ない柱で大空間を覆うことができ、空間を最大限に有効活用できるほか、万一の地震等の場合でも、揺れによる下部構造への影響が大きく抑えられるため、倒壊や破損等の危険性が極めて少ないという、高い安全性能を持っています。

くわえて膜製スノーシェルターは、工場製造の膜パネルを取り付ける施工方法で、1パネルが大きいため、現場施工の工期短縮につながるという特徴があります。使用する重機等の量も少なく、効率的で短期間の施工となるため、道路の通行制限など施工にともなう周辺への道路影響を最小限に抑えます。

 

光触媒で自動クリーニング 沿岸道路の塩害対策も万全

道路上に屋根を設置。それが膜材となると、汚れや経年変化による劣化を懸念されるかもしれません。しかし使用される膜材は酸化チタンによる光触媒機能を備えているため、排ガス等で付着した汚れも自動的に分解・除去し、透光性能等の明るさを長期間にわたって維持します。くわえて光触媒には車の排ガスに含まれる有害物質NOx(窒素酸化物)も分解・除去(膜材1000m2につき1時間あたりNOx1.2g)する働きも備えています。

また維持メンテナンスにおいては、融雪剤の例で示したように、膜材は塩化物に対して強いという特徴があります。特に沿岸部においては海風等の影響で塩化物が付着、それが深刻な腐食原因となり防食塗装や定期的な塗り直しなどが必要となりますが、非金属素材である膜製シェルターならば、それら塩化物対策のコストを大きく削減することができます。

 

まとめ

道路設備における膜素材の利用というと、かつてはSA、PAの大型屋根や料金所の屋根施設などが一般的でした。しかし最近では今回ご紹介したスノーシェルターのほか、半地下道の車路における眩光対策用のディフューザー、橋梁の維持と美観を整備する<橋梁ラッピング>、<膜式点検足場>など多彩な用途へと拡がりをみせています。柔軟性、軽量性、安全性、環境性能などを考えた時、道路分野での膜の持つ可能性は現状にとどまるものではありません。太陽工業は膜の可能性をさらに追求し、道路の安心・安全向上に貢献していきます。

 

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Mon, 07 Dec 2020 17:06:58 +0900