<![CDATA[MakMaxプラス]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/ Wed, 17 Jul 2019 03:51:29 +0900 Tue, 16 Jul 2019 08:52:04 +0900 CMS Blue Monkey http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss <![CDATA[「特定天井」の基本を徹底解説、建築士が抑えるべきルートとは?!]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2019/07/16/91 「特定天井」の定義をご存知でしょうか。

未だ記憶に新しい東日本大震災では、建物の天井落下による大きな被害が各所で相次ぎました。 これを受けて国土交通省が、天井に関する新たな安全基準を設けました。 この基準の対象となる構造の天井───それが特定天井です。

本稿で特定天井の詳細についてわかりやすく説明し、対応方法と解決策までご紹介します。

【目次】
1 特定天井の定義
2 特定天井が定められた背景
3 特定天井に該当する場合、どうしなければならないのか
4 「膜天井」というソリューション

特定天井とは

以下に定義される天井のことを、特定天井と呼びます。

 

特定天井の定義

「脱落によって重大な危害を生ずるおそれがある天井」のことで、次のすべてに該当するものが特定天井です。

  • 吊り天井(直天井は特定天井に該当しない)
  • 天井の高さ:6m超
  • 面積:200㎡超
  • 質量:2kg/㎡超
  • 人が日常利用する場所に設置されている

体育館や空港など、大型の施設で該当する場合が多い天井です。


 

特定天井が定められた背景

2011年に発生した東日本大震災において、吊り天井の落下被害が大きかったことを受けて、政府は吊り天井の耐震性に見直しの必要があることを確認しました。

そして2013年、この見直しをまとめたものとして、国土交通省より天井脱落対策にかかわる技術基準告示『国土交通省平成25年告示第771号』他が公布され、2014年に施行されました。

国土交通省平成25年告示第771号と、それにより一部改定された建築基準法施行令 第三十九条の内容は、それぞれ以下のとおりです。

 

国土交通省平成25年告示第771号

これまであった『建築基準法施行令第39条』に第3項を追加し、大臣が指定する「特定天井」については次の事項を制定・改定する、というものです

  • 建築基準法施行令第39条第3項の規定に基づき大臣が定める技術基準に従って脱落対策を講ずるべきこと

  • 時刻歴応答計算等の構造計算の基準に天井の脱落対策の計算を追加する等の改正

建築基準法施行令 第三十九条

  1. 屋根ふき材、内装材、外装材、帳壁その他これらに類する建築物の部分及び広告塔、装飾塔その他建築物の屋外に取り付けるものは、風圧並びに地震その他の震動及び衝撃によつて脱落しないようにしなければならない。

  2. 屋根ふき材、外装材及び屋外に面する帳壁の構造は、構造耐力上安全なものとして国土交通大臣が定めた構造方法を用いるものとしなければならない。

  3. 特定天井(脱落によつて重大な危害を生ずるおそれがあるものとして国土交通大臣が定める天井をいう。以下同じ。)の構造は、構造耐力上安全なものとして、国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの又は国土交通大臣の認定を受けたものとしなければならない。

  4. 特定天井で特に腐食、腐朽その他の劣化のおそれのあるものには、腐食、腐朽その他の劣化しにくい材料又は有効なさび止め、防腐その他の劣化防止のための措置をした材料を使用しなければならない

さらに詳しく見る場合は、国土交通省の発行する資料をご覧ください。『国土交通省告示第771号

 

特定天井に該当する場合、どうしなければならないのか

既存の建物の天井が特定天井に該当する場合、あるいは新築で計画中の建物の天井が特定天井にあたる場合、定められた対策が必要です。


その対策とは、「新たに定められた基準を充たすことを検証し、安全性を対外的に証明すること」です。 対策は既存建築と新規建築で異なり、とくに新規建築では3つの検証方法があります。



*引用:国土交通省資料

 

既存建築物の場合

次のような「天井が損傷しても落下しないような措置=落下防止措置」を講じる必要があります。

  • ネットの設置
  • 天井をワイヤー等で吊る

新築建築物の場合

中地震(震度5弱~5強)で天井が損傷しないことを検証して、安全性を示す必要があります。具体的には「ルート」といわれる3つ検証方法のうち、いずれか1つを適用します。 3つの「ルート」について、詳しくは次のとおりです。

 

検証方法1:仕様ルート

その名のとおり、構造的な仕様で一定の基準を充たすことにより、落下の危険性を軽減する方法です。 天井の仕様を耐震性等を考慮したものに適合させて安全性を検証します。 詳しくは、国土交通省の資料に記載されている次の図をご確認ください。


 

検証方法2:計算ルート

構造上、仕様ルートの適用が難しい場合に、告示で定める計算によって天井の耐震性等を検証する方法です。 詳細な計算方法は、『国土交通省告示第771号』の記載をご確認ください。

 

検証方法3:大臣認定ルート

複雑な構造を持つ天井などは、仕様ルートや計算ルートに適合しない場合があります。 このときに、天井の安全性・耐震性等を、個別の実験や数値計算によって検証する方法が、「大臣認定ルート」です。 これまでに事例は少なく、初の大臣認定はニュースにもなりました。

初の事例のニュース:日経新聞『サントリーホールが特定天井で初の大臣認定取得

 

「膜天井」というソリューション

特定天井のままでは、新基準によりこれまでと比較して対応にコストが増加するだけでなく、やはり耐震性・安全性に不安が残ります。

地震大国とも呼ばれる日本においては、安全策を講じ過ぎるということはありません。 大空間であっても特定天井に該当せず、高い安全性を持つ天井構造として「膜天井」があります。

軽い・柔らかい・強い、という特徴を持つ膜天井は、吊り材が不要であり、室面積や天井高さに制限されることなく大空間をデザインすることができます。


 

軽い:落下しても被害が少ない

膜材料の質量は、わずか約600g/m²です。 従来の天井材に比べて軽量で、万一の落下時にも室内の人々や物品に与えるダメージを最小限にとどめることができます。

 

柔らかい:変形や衝突に強く、揺れにくい、落ちにくい

薄く柔らかな膜材料によって、天井が大きな揺れにも変形追従が可能な構造となり、落下の危険性は極めて低くなります。 さらに、高い柔軟性によって室内の意匠性も大幅に高めることができます。

 

強い:落下物を受け止める

厚さわずか1mmの極めて薄い素材ながらも、落下物を受け止める強度があります。
体育館等、特に面積が広く天井が高い大型の建築には、耐震安全性の高い膜天井が注目されています。

膜天井について詳しくは、「膜天井とは」をご覧ください。

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Tue, 16 Jul 2019 08:52:04 +0900
<![CDATA[横浜に膜構造の事務所&店舗がオープン!]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2019/07/12/92 ~体感施設「FEC」完成以降、3件目の事例~


去る4月1日、横浜市のたまプラーザ駅付近に、地域商店街の活性化と街の魅力向上を目的とした膜構造による複合施設「ROOF125」が完成しました。

「ROOF125」には、東急電鉄様による不動産活用を支援するためのオフィス・店舗が事業を展開すると共に、カフェ、レストラン業態の2店舗も入り、賑わいや憩いの場をご提供し、5月末より順次営業を開始しています。

なお、「ROOF125」の屋根には当社の膜構造が採用されました。当社事務所で体感施設として完成した「FEC」から数えると3件目の事例となります。

東急電鉄様のホームページでも、膜屋根の特徴を活かして「街の新たなシンボルとなることを目指します。」と記載されており、太陽工業では、今後もお客様のご要望にお応えすることで、魅力ある社会の実現にお役に立ちたいと考えています。

 








 【施設情報】

物件名:ROOF125
所 在:横浜市青葉区美しが丘2丁目17 施主:東京急行電鉄株式会社 設計/施工:(株)丹青社
構 造:鉄骨造2階建 建築面積(2棟+機械室):419.99㎡ 延床面積:788.67㎡
用 途:事務所、店舗

 


<この件に関するお問合わせ先>
太陽工業株式会社
コーポレートコミュニケーション(広報)担当:上田 
電話:06-6306-3033

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Fri, 12 Jul 2019 09:34:15 +0900
<![CDATA[「雪冷房システム」搭載のMQが地域の大規模防災訓練で参考展示されました。]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2019/07/07/90 ~雪室(ゆきむろ)によるエコな地域振興~

本日、(7月7日)新潟県の南魚沼市で大規模な総合防災訓練があり、雪冷房システムを搭載したマク・クイックシェルターが参考展示されました。

 

雪冷房システムとは、冬場に積もった雪を保存しておき、食品の貯蔵などに利用する「雪室(ゆきむろ)」の考えを進化させたもので、建物の空調に使用してクリーンエネルギーによる運営を実現するものです。
平常時はもちろんですが、災害発生時でも自然エネルギーのみで展開可能なクールスポットとして、注目を浴びると思われます。

 なお、今回の雪冷房システムは「一般社団法人ゆきぐに利雪振興会」 様(高橋 悟 代表理事)によるもので、太陽工業は今後も雪の有効活用への取り組みに積極的に参画し、雪国の地域振興に協力していく考えです。










<この件に関するお問合わせ先>
太陽工業株式会社
コーポレートコミュニケーション(広報)担当:上田 
電話:06-6306-3033

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Sun, 07 Jul 2019 16:50:52 +0900
<![CDATA[楽天市場に「災害対応製品」の店舗を出店]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2019/07/01/89 ~企業や一般消費者に膜技術を活かした高品質・高機能製品を直接お届け~

「膜や」の太陽工業株式会社は、この度ECモールの楽天市場に「MakMaxセレクトショップ」を出店する運びとなりました。

2019年7月1日(月)付けでオープンした「MakMaxセレクトショップ」では、緊急用エアテントの「マク・クイックシェルター」や水防ツールの「デルタチューブ」をはじめ、防災製品・避難生活に関連した製品をラインアップ、太陽工業の膜技術から生まれたオリジナル製品を販売中です。

今回の出店により、官公庁や民間企業様に防災備蓄品や医療用としてご採用頂いている各製品を、より幅広い層のお客様に直接お届けすることが可能となります。

太陽工業は今後も楽天市場の取扱製品の幅を広げ、膜技術を活かした高品質・高機能製品を展開していくことで社会の暮らしと安心を守る活動に貢献していく所存です。



<この件に関するお問合わせ先>
太陽工業株式会社 http://www.taiyokogyo.co.jp
コーポレートコミュニケーション(広報)担当:高谷・上田・丹羽(にわ) 
電話:06-6306-3033 メール:rakuten@mb.taiyokogyo.co.jp

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Mon, 01 Jul 2019 10:50:55 +0900
<![CDATA[専用エアコンも装備可能、「熱中症対策テント」を開発・販売]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2019/06/27/88 ~部分冷却だけでなく、シェルター全体の温度を調整して環境向上~

2019年6月27日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 大型膜面構造物(テント構造物)などを手掛ける「膜や」の太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、この度、約1分で立ち上がる緊急用エアテントに日除け用フライシートを装備した熱中症対策テント「COOL MQ」(クール エムキュー)を開発、猛暑の影響を受けやすい建設現場や各種イベントの救急処置室、休憩スペース向けに6月より販売を開始いたしました。

 6月より販売を開始した熱中症対策テント「COOL MQ」は、緊急用エアテント「マク・クイックシェルター」に遮熱性のある日除け用フライシートを装備し、さらに専用エアコンをオプション品としてラインアップ、室内の温度・湿度を下げ快適な空間を提供する新製品です。猛暑による熱中症をはじめ、過酷な環境下で過ごした人々の健康を守ると共に、設置撤去の手軽さでスピーディーな運用を可能にします。
 中でも今回新たに導入した専用エアコンは室内機と室外機が一体型のユニットタイプで、冷房能力も3.6kWと高出力です。キャスター付きのためシェルターへの装着や移動も容易で、日除け用フライシートとの相乗効果で、優れた冷房性能を発揮します。
 専用エアコンを装備した場合の真夏における快晴時の実証テストでは、テント中央部の測定温度は、外部温度と比較してマイナス5℃を保ち、従来使用されているスポットクーラーなどは送風口付近の局所的な効果であるのに対し、専用エアコンの効果が室内全体に及んでいることが確認されています。
 また、本体の「マク・クイックシェルター」も、2006年の製品販売開始以降、全国の消防本部や自衛隊などに納入され、高い信頼を得ている緊急用エアテントです。3本のエアビーム※1と5本の連結式FRPロッドでフレームを構成し、電動ポンプを使えば約1分で立ち上がる即応性を強みに、災害現場の最前線で重要な役割を果たしてきました。その高い性能が評価され、新型インフルエンザ対策で開発した「医療用の陰圧タイプ」(2007年販売開始)など、ニーズの多様化に合わせて製品機能を拡大しており、累計販売数は海外も含めて1500基に達します。

 今回、販売を開始した「COOL MQ」は、昨年7月に発生した西日本豪雨災害で炎天下の復旧工事にエアコン付きの「マク・クイックシェルター」が投入され、作業従事者の健康維持に貢献した経緯から昨年9月より開発をスタート、改良が重ねられ製品化に至りました。
 「COOL MQ」の価格は3m×2mサイズ(型式CMQ322)が111万円※2で、他にも3m×4mタイプ、4m×4mタイプなどをラインアップしています。
 太陽工業株式会社は、「COOL MQ」の開発・販売を通じて、社会的課題にもなっている熱中症問題の低減に貢献したい考えです。

※1:CMQ322型は、エアビームの数が2本となります。
※2:税抜き価格です。また専用エアコンの価格は、納入条件に応じ営業部門からお客様への金額提示となります。

 

【詳細情報】
COOL MQの概要
価格について
専用エアコンの仕様
参考写真
この件に関するお問合わせ先

 

COOL MQの概要

■COOL MQについて

 「COOL MQ」は、猛暑の影響を受けやすい建設現場や各種イベントの救急処置室、休憩スペースでの利用を目的に開発した熱中症対策用エアテントです。緊急用エアテント「マク・クイックシェルター」に遮熱性に優れた日除け用フライシートを装着し、室内の温度環境を向上します。
 さらに、オプション品の「専用エアコン」を装着すれば、従来のスポットクーラーのようにエアコンの送風口付近を涼しく快適にするだけでなく、真夏におけるシェルター内部の温度を室内中央部でマイナス5度に保ちます。
 
<COOL MQの製品サイトはこちら>

日除け用フライシートを装備する事で、屋外からの日差しを緩和。遮熱性が高まりシェルター内の温度上昇を抑制します。

専用エアコンは、室外機と一体型となっており、仕切り板で室外機のみをシェルター外部に設置する仕組みを採用。キャスター付きなため大人一人でも動かせ、設営・撤去も容易です。

「マク・クイックシェルター」を本体に採用。電動ポンプを使えば約1分で立ち上がる即応性を兼ね備え、緊急用エアテントとして高い信頼を獲得しています。

■価格について

「COOL MQ」の種類・サイズ・価格

型 名

サイズW×L×H

本体重量

収納サイズW×L×H

価格(税抜き)

CMQ-322-A

3m×2m×2.0m

約35kg

0.7m×0.7m×0.35m

111万円

CMQ-342-A

3m×4m×2.0m

約40kg

08m×0.8m×0.35m

142万円

CMQ-442-A

4m×4m×2.5m

約55kg

0.8m×0.8m×0. 5m

147.5万円

※「専用エアコン」の価格は、納入条件等に応じて営業からの金額提示となります。

■専用エアコンの仕様

【専用エアコンの仕様】
サイズ:800mm×835mm×752mm(W×L×H) 
重量:約50Kg 冷房能力:3.6kW 消費電力:1160w  
運転電流:13.0A(最大16.6A)  電源:単相100V

■参考写真





この件に関するお問合わせ先

太陽工業株式会社
資材事業統括本部 防災事業推進課:川岸・鍛治澤・長谷川 電話:03-3714-3344
もしくは コーポレートコミュニケーション(広報)担当:上田、高谷、丹羽(にわ) 電話:06-6306-3033

 

 

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Thu, 27 Jun 2019 11:30:00 +0900
<![CDATA[「ETFEフィルム膜」初、日本建築学会賞(作品)を受賞]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2019/06/06/85 ~当社設計社員を含む3名が「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」で栄えある学会賞を受賞~

2019年6月6日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 大型膜面構造物(テント構造物)などを手掛ける「膜や」の太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、自らも建築主として計画に参画した「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」が2019年「日本建築学会賞(作品)」の表彰実績として選定、ETFEフィルム膜採用施設として初の受賞実績になるとともに、計画に携わった設計者3名が栄えある「日本建築学会賞」を受賞しました。

 「日本建築学会賞」とは「社会的、文化的、環境的見地から極めて高い水準が認められる独創的なもの」を対象とした賞で、一般社団法人日本建築学協会が1949年に設置した表彰制度です。作品の部以外にも、論文・技術・業績の部があり、関連の「日本建築学会大賞」を含め、建築業界では日本で最も権威ある賞の一つです。

 本年度の「日本建築学会賞(作品)」には51点の応募があり、厳正な審査の結果「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」を含む2作品が選定され、各作品に携わった5名の設計者に学会賞が授与される事となりました。

 中でも「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」は、パラリンピアンを目指す障がい者スポーツのトレーニング施設として2016年に完成、透明・軽量・高耐久のETFEフィルム膜と湾曲集成材を菱形にユニット化した構造体で構成され、明るく開放的な屋内環境を創出しています。解体(移築)にも配慮されたジョイントディテールの美しい仕上がりや、当施設を契機にETFEフィルム膜が一般化に向け告示化された点、さらには、建築設計者・構造設計者・メーカー・施工者等が高い次元で融合し、結晶した建物の新規性と完成度が高く評価されました。※1

 5月30日には東京都港区の建築会館ホールにて贈呈式が盛大に執り行われ、建築設計や計画立案で活躍された武松幸治氏(有限会社E.P.A環境変換装置建築研究所取締役)、構造設計を担当された萩生田秀之氏(株式会社KAP代表取締役)に加え、当社からもETFEフィルム膜の設計に従事した喜多村淳(設計本部 設計課長)が受賞、ETFEフィルム膜の採用施設では初の表彰実績に花を添えました。

「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」は、今回の受賞のほかBCS賞(2018年、日本建設業連合会主催)、日本構造デザイン賞(2017年、日本構造家倶楽部主催)、グッドデザイン賞(2017年、日本デザイン振興会主催)や海外ではDFA Design for Asia Awards 2018GRAND AWARD 2018(香港デザインセンター主催)も受賞、FRAME Awards 2019 Social Awards にもノミネートされるなど、国内外の建築・デザイン業界でも非常に高い評価を得ています。この事は、世界各国でオリンピック施設やサッカーW杯施設などで豊富な実績を持つ「ETFEフィルム膜」の日本での普及にも追い風になると期待されます。太陽工業株式会社は、業界団体とも連携し、「ETFEフィルム膜」の一層の普及を目指すと共に、明るく開放的な空間を通じて、「人々の生きがいある暮らしの実現」に貢献したい考えです。

※1:日本建築学会より発表された公式資料 https://www.aij.or.jp/images/prize/2019/pdf/2_2award_001.pdf

「日本建築学会賞」ならびに「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」の概要は下記のとおりです

―記―

■日本建築学会賞について
「日本建築学会賞」は一般社団法人日本建築学協会が1949年に設置した表彰制度で、「社会的、文化的、環境的見地から極めて高い水準が認められる独創的なもの」を対象とした賞です。「日本建築学会賞」は作品・論文・技術・業績の部で構成され、関連の「日本建築学会大賞」と含め、建築業界では日本で最も権威ある賞の一つとされます。

■新豊洲Brilliaランニングスタジアムについての評価
新豊洲エリアのまちづくりの一環として民間主導で実現した、パラリンピアンをめざす障害者トップアスリートのためのトレーニング施設であるとともに、障害のあるなしを超えて特徴を生かし合う身体表現の活動・研究の場です。トンネル形状の建物は、透明、軽量、高耐久のETFEフィルム素材を用いた屋根と湾曲集成材を菱形にユニット化した構造体で構成され、透明感のある明るく開放的な屋内空間を生み出しています。解体を前提として考え抜かれたジョイントのディテールは美しく高い完成度を誇ります。この建築を契機にETFEが一般化に向け告示化された点、建築設計者、構造設計者、膜加工メーカー、施工者等が高い次元で融合し、結晶した建物の新規性と完成度が高く評価されました。


  
「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」 (撮影:ナカサアンドパートナーズ)

施設紹介動画 https://youtu.be/gVMNboo8GtI


「新豊洲Brilliaランニングスタジアム」で受賞された方々
前列右より2人目:武松幸治氏(有限会社E.P.A環境変換装置建築研究所取締役)、
前列左端:萩生田秀之氏(株式会社KAP代表取締役)ならびに、前列右端:太陽工業株式会社の喜多村淳。

写真をご利用の方:release_190606.zip <2.27MB>

<この件に関するお問合わせ先>
太陽工業株式会社 http://www.taiyokogyo.co.jp
コーポレートコミュニケーション(広報)担当:上田・高谷・丹羽 電話:06-6306-3033
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Thu, 06 Jun 2019 09:00:00 +0900
<![CDATA[ブリュッセル市シャルル・ロジェ広場に大型の日よけ構造が完成]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2019/06/03/86 太陽工業のドイツ現地法人である太陽ヨーロッパはブリュッセル市内に日よけ構造を完成させました。パズルのようなデザインの日よけは地域の再開発の一環として建築され、日よけとして機能するのみならず、歴史的建造物の多く立つエリアにひときわ近代的な印象を与えています。

ベルギー・ブリュッセル市のシャルル・ロジェ広場はブリュッセル市の下町において中心的なロケーションに位置し、ホテル、事務所、小売店などが立ち並ぶオフィス街です。アートヌーボ、アートデコ、機能主義視点の影響を受ける建造物が印象的です。日よけは地域の大規模な再開発に伴い、元々建っていたピラミッド型建造物に替わって新設され、ブリュッセルメトロのロジェ駅入り口の真上に位置しています。

太陽ヨーロッパは本構造の日よけ屋根に関する設計、加工、施工の契約を受注しました。屋根はETFEフィルムとPVC膜で直径約65メートルの面積を覆っています。構造上部は750mm間隔で配置されたステンレススチール製ケーブルと6枚の単層ETFEフィルムで構成されています。構造下部に取り付けられた三角形のPVC膜はフレームに固定張りされており、ETFEフィルムとPVC膜の組み合わせで日よけ下の空間に市松模様の日陰を作り出します。ETFEフィルム3,000平米、PVC膜1,700平米が使用されました。

完成した構造は太陽ヨーロッパが手がけた実績の中でも最大級の単層ETFE構造であり、会社及びグループにとって貴重な経験となる案件でした。本物件の成功により、今後も同様の展開、活用が増えていく事が期待されています。



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Mon, 03 Jun 2019 10:00:00 +0900
<![CDATA[高層ビル屋上にETFEフィルムのピラミッドが完成]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2019/05/15/87 太陽工業のアメリカ現地法人であるBirdair Inc.(バードエア)が高層ビルの上にピラミッド型構造を完成させました。街のランドマークとなるビルの上に設置された非常に印象的な構造ですが、完成までに難しい施工条件や工期の短縮など、様々な困難を乗り越えて実現しました。太陽工業のアメリカ現地法人であるBirdair Inc.(バードエア)が高層ビルの上にピラミッド型構造を完成させました。街のランドマークとなるビルの上に設置された非常に印象的な構造ですが、完成までに難しい施工条件や工期の短縮など、様々な困難を乗り越えて実現しました。

アメリカ・ノースカロライナ州・シャーロット市に完成したLegacy Unionと呼ばれるビルは高さが約200メートルあり、シャーロット市内でも4番目の高さを誇ります。当初BirdairはETFEフィルムによるピラミッド構造のバリュー・エンジニアリングを委託されており、最終的にETFEフィルム、クランプ金物、補強ケーブル、鉄骨の設計、加工、施工を一貫して受注致しました。Birdairはシャーロット市内の大手鉄骨業者のSteelfabと協力し、鉄骨の加工と施工を実施しました。

吊り上げ前に鉄骨の事前組み立てを実施する必要があり、市街地の中心という土地柄、場所の確保に苦労しました。また、鉄骨をビル屋上に吊り上げる作業にも入念な準備が必要でした。本構造のゼネコンを務めたGilbane and Shelcoが提供する2本のタワークレーンを駆使し吊り上げられました。ビル屋上のペントハウス上に鉄骨を設置すべくBirdairは3層構造の足場を開発し、無事にピラミッドの鉄骨を設置することに成功しました。

プロジェクトの進行に伴い全体工程の変更が生じ、施主からの依頼に答える形でBirdairは当初の予定よりも工程を加速することになりました。結果として短縮した工程よりも更に4週間、当初予定からは8週間前倒しで構造を完工させることができました。また、冬の間の施工ということで、ETFEフィルムを慎重に取り扱う必要がありましたが、幸いにも工期中は良好な天候に恵まれ無事に施工を完了しました。

Birdairのチーム及び協力業者の尽力により、シャーロット市の町並みに新たな建築物を納めることに成功しました。

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Wed, 15 May 2019 10:00:00 +0900
<![CDATA[アプリ「ミライ工事2」が公共工事の電子納品に 必要なデジタル写真管理ソフトと連携、より便利に]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2019/03/01/84 ~写真台帳を自動作成する、建設業界で唯一無償の認定クラウドサービスへ~

2019年3月1日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 大型膜面構造物(テント構造物)などを扱う「膜や」の太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、このほど、自社開発の建設業界向けiPhone用無料アプリ「ミライ工事2」にデジタル工事写真の小黒板情報連携機能を追加、これにより公共工事で電子納品向けに利用される写真管理ソフトウェアと互換性を持つ「電子小黒板付き撮影ツール」※1に認定されました。

 「ミライ工事2」は工事現場の写真撮影ならびに写真整理の作業をスマートデバイス一つで実現させるアプリです。2017年に「公共工事での使用許可」を取得以降、更なる業務効率化に向け機能アップデートを重ねてきました。

 従来、国土交通省直轄工事等の電子納品においては、デジタル工事写真の写真撮影ツールと、撮影した写真を整理するツール間の互換性が大きな課題でした。現場従事者は両ツールを同一メーカーのもので揃えるか、ごく限られたメーカーで組合せる必要がありました。互換性のない組合せではデジタル工事写真に付与された工事情報が正しく認識されず、自動整理機能が動作しない等の問題があり、本来、業界全体の効率化を図るための電子納品において煩雑な手間が発生する可能性がありました。

 当社も参加している「JACIC」※2主催の協議会は、国土交通省より電子黒板の研究を委託されており、昨年、異なるメーカー間で互換性を持たせるための統一仕様を確立しました。1月9日より配信を開始したミライ工事2のバージョン2.19は、同仕様に基づく小黒板情報連携機能を実装、それにより同仕様を有した電子納品向け写真管理ソフトと互換性を持つソフトウェアとして認可されました。

 当社は工事監督者の業務の効率化を目的に「ミライ工事2」を開発、今年2月までの累計ダウンロード数は約2万人、ユーザー会員数も4,000人を突破し、業務効率化アプリとして評価されつつあります。現場にて施工状況の報告書類である「工事写真台帳」を作成出来る点が特長です。デジタルカメラで撮影した写真データをパソコン上の表計算ソフトへ貼付け、編集するといった事務作業が簡略化され、撮影したタイミングでクラウド上に写真台帳が自動作成されます。クラウド連携により関係者間での写真やり取りにかかるリードタイムも大幅に短縮されます。また、従来は工事終了後の残業となっていたパソコンでの編集作業を、スマートデバイスの活用で空き時間に分散させることができます。

太陽工業株式会社は、安全を最優先としつつ日々、建設業務の改善に努めています。当社の工事部門だけでなく建築・土木にかかわる工事現場で広く「ミライ工事2」をご利用頂く事で、業界全体に対する業務改善の一助としたい考えです。

※1「デジタル工事写真の小黒板情報連携機能対応ソフトウェア」
http://www.cals.jacic.or.jp/CIM/sharing/pdf/softwarerelation%EF%BD%883101.pdf
※2 JACIC:一般財団法人日本建設情報総合センター

【目次】
「ミライ工事2」の概要
 1、写真台帳を自動で作成
 2、PCで簡単編集、データ共有
 3、台帳テンプレート、電子黒板、掲示板機能で更に作業効率アップ
 4、主な効果実績
この件に関するお問合わせ先

 

「ミライ工事2」の概要

工事現場に役立つ作業効率のアプリ「ミライ工事2」の概要は次のとおりです。
―記―

◆アプリ名:ミライ工事2(専用サイト: http://www.miraikoji2.com
◆ニューリリース開始日:2019年1月9日
◆価  格:無料(写真約60枚分のデータ容量まで)
      有料プラン(500円/ID・月 ~ 1,980円/ID・月)
 
◆特  長:

1、写真台帳を自動で作成

 手持ちのiPhone・iPadを活用でき、デジカメが不要になります。その場で台帳が作成されるので、写真の撮り直しや整理がすぐできます。作成した台帳はURLやPDFファイルとしてオンライン共有できるので、現場従事者でパソコンを開く必要がなくなります。

2、PCで簡単編集、データ共有

 アプリで作成した台帳は自動でクラウド上に保管されるため、パソコンからも編集できます。複数人でのリアルタイム編集が可能になり、現場での撮影完了と同じタイミングで、事務所の人が報告書作成に取り掛かることができます。

3、台帳テンプレート、電子黒板、掲示板機能で更に作業効率アップ

  一度作成した台帳を雛形として登録でき、履歴機能と組み合わせることで、過去に入力した内容を呼び出すことができます。
事前に台帳を準備できるので、現場では写真を撮影して差替えるだけという運用が可能になります。これにより、電子黒板の普及のネックとなっていたデバイスへの文字入力の手間が省略化されます。また、台帳毎に掲示板機能が備わっており、複数人での同時編集作業がスムーズになります。

4、主な効果実績

・工事写真台帳の作成時間が1/3に削減
・会社に戻らなくても業務が完了するので、残業ゼロへ
・完工後から報告書提出までの期間が70%短縮
・台帳雛形を活用した作業の標準化
・現場での電話やメール削減による品質向上

この件に関するお問合わせ先

太陽工業株式会社
情報システム:神山、電話:03-3714-3356
もしくは コーポレートコミュニケーション担当:上田、高谷 電話:06-6306-3033

 

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Fri, 01 Mar 2019 11:33:51 +0900
<![CDATA[太陽グループ 能村光太郎 逝去について]]> https://www.taiyokogyo.co.jp/blog/2018/12/04/80 平成30年11月9日

太陽工業株式会社
TSP太陽グループ株式会社

 前略 

 太陽工業株式会社 代表取締役会長・能村光太郎(のむら こうたろう)は、かねてより病気療養中のところ、11月6日に、胆管がんのため、永眠いたしました。昭和21年(1946)年生まれ、享年73歳。

ここに、生前のご厚誼を深謝し、謹んでご通知申し上げます。

なお、通夜ならびに密葬の儀については、近親者のみで執り行いました。 後日、「お別れの会」を執り行う予定です。 詳細につきましては改めてご連絡いたします。 

※故人の遺志により自宅へのご弔問、ご香典、ご供花、ご供物、ご弔電はご辞退いたします。

  お別れの会開催について




本件に関するお問い合わせ先
コーポレートコミュニケーション担当:上田

06-6306-3033

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Tue, 04 Dec 2018 12:22:37 +0900