TOP > MakMaxプラス > News Release > 新発想、シートの壁で豪雨の建物浸水を抑制
News Release
2020/07/14

新発想、シートの壁で豪雨の建物浸水を抑制

上田テツヤ
MakMaxプラス

~作業時間は土のうの10分の1、「デルタパネル」8月3日より販売開始へ~


2020年7月21日

 

太陽工業株式会社

 大型膜面構造物(テント構造物や土木資材)などを手がける「膜や」の太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、この度、従来の土のうに替わってゲリラ豪雨などによる浸水被害から店舗や住宅などを護る、画期的な水防ツール「デルタパネル」(特許出願中)を開発、8月3日より販売を開始致します。


 太陽工業が開発・製品販売を開始する「デルタパネル」は、ゲリラ豪雨などが発生し建物への浸水が予想される際に、水の侵入部を膜素材で帯状にガードして被害を抑制する水防ツールです。 従来の土のうと異なり、土の確保や袋への注入、さらには完成した土のうを積み上げる一連の作業が一切不要で、現地にて組み立て、連結するだけで設置が完了します。 これにより、設置までの作業時間は約10分※1と、土のうの10分の1に短縮し※2緊急時の負担が大幅に軽減されます

 室内の床と地面との高低差が少ないコンビニエンスストアなどの店舗や住宅などを想定した今回の「デルタパネル」は、シート状の膜素材にアルミフレームやパイプ、メッシュシートなどで構造的にも安定した三角の断面を形成(特許出願済み)、増水による水の力に対抗します。 さらに、パネルを(長さ:1mタイプと50cmタイプの2種類)横に連結する事で広い開口部にも対応し、高さ50cmまでの浸水被害を抑制します。

 メインの膜素材も、合成樹脂製で、高い防水性と大きな力に耐える強度を確保、さらに加工面でも、主要な部分は生地同士の表面を溶かして一体化させる溶着技術で水を漏らさない仕様を実現、パネルの連結部分も二重のファスナーで止水性を高めました。
また、緊急時以外は、コンパクトに折り畳んで収納できるため、保管にも便利です。

 今回の「デルタパネル」は、同じく水防ツールとして誕生し、消防防災製品推奨品として高い評価を得ている「デルタチューブ(三角水のう)」のニーズを反映して昨年7月より開発をスタート、水や土を使わずに素早く設置でき、使用後の後始末やメンテナンスが容易な点を特長に、製品化されました。価格は、長さ5mタイプが22万5千円(税抜き、端部シート無し)で、中期(3年後)の売上で5億円を目指しています。


太陽工業株式会社は、ゲリラ豪雨や大型台風の襲来など、近年多発する水災害への被害拡大を抑制するためにも、「デルタパネル」をはじめとする各種水防製品を充実化させる方針で、それら製品の供給を通じて、人々が安心して暮らせる社会の実現をサポートしていく考えです。

 

※1: 設置時間は、コーナーパネル(2つ)と1mのパネル(2つ)、合計長さ4mの製品を組立て・連結するのに要する時間とします。
※2: 当社での実作業を基にした概算値です。 条件としては、設置する高さ約45cm、長さ4m、作業員2名、とします。なお、「土のう」の場合は土を袋に封入し、積み上げる作業にトータルで約100分を要すると見込んでいます。

今回、製品化した「デルタパネル」の詳細情報は以下の通りです。

【デルタパネルについて】

■製品名 デルタパネル
■機 能 ゲリラ豪雨などが発生し建物への浸水が予想される際に、水の侵入部をガードして被害を抑制する水防ツール。
■用途対象 室内の床と地面との高低差が少ないコンビニエンスストアなどの店舗や住宅など。
■使用素材 膜素材(合成樹脂製)とアルミフレーム、アルミパイプ、メッシュシート及び、パネルの接続部には二重ファスナーを装着。
■サイズ コーナーパネル/1辺の長さ50cmのL字型(合計長さ:1m)中間パネル/長さ1mもしくは長さ50cmの2タイプ。
■適用水深 50cm以下
■価 格 1mタイプ:4万5千円、コーナータイプ:7万5千円 税抜き

【アルミフレームのフックを装着して「三角の断面」を形成し、その後パイプを挿入して1パネルが完成】

【「デルタパネル」の試作品による止水実験の様子】

【「デルタパネル」の試作品による止水実験の様子】

【「デルタパネル」の試作品による止水実験の様子】


【店舗に設置した場合のイメージ図】

【参考:デルタチューブについて】

可搬式特殊堤防「(三角水のう)デルタチューブ」は、防水性の高い膜素材を用いて製作した三角形の長い袋体です。堤体の上に伸ばして敷設し、その中に水を注入することで、堤防からの越水を防止します。
これまでの土のうに替わる水防ツールとして開発、軽量で、コンパクトに折りたたんで収納・移動する事が出来、すばやく設置できます。

2013年には財団法人日本消防設備安全センターより、消防防災の分野において有効に活用できる製品であると認められ、「消防防災製品推奨」を取得しました。



報道用写真はこちらよりダウンロード頂けます。

デルタパネルについて詳しくはこちらから。

 

<この件に関するお問合わせ先>


コーポレートコミュニケーション(広報)担当:上田・高谷・西川 電話:06-6306-3033

 

関連記事

2022/06/13

イベントとの相性も抜群!2032年五輪での正式競技化を目指す大注目のスポーツ「パデル」って何?

作成者 :
阿江佐和子

「パデル」というスポーツをご存じでしょうか。1970年代に誕生したスペイン発祥のラケットスポーツで、世界の競技人口1800万人(※1)と、幅広い年代に親しまれています。ここでは、日本でもじわじわ競技人口が増えてきているパデルについて紹介。パデルはBBQなどと組み合わせて楽しめるので、「新しいスポーツに挑戦してみたい!」方はもちろん、「スポーツを介し、人と人が交流する場を作りたい」とお考えの方も、ぜ...


もっと読む
カテゴリ :
Topics 屋根
タグ :
人気のある記事
2022/06/13

人気急上昇スポーツ「パデル」とのタッグで、「人が集まる場づくり」を目指す

作成者 :
阿江佐和子

集客や「場づくり」に、どんなコンテンツが良いか悩んでいる企業担当者は多いはず。魅力的なコンテンツがあっても、予算がかかり過ぎたり、事業計画立案のリソースがなかったり、という壁に当たることもあるでしょう。そんな中おすすめしたいのが「パデル」というスポーツを通じた集客です。 パデルとは、ヨーロッパを中心に人気のニュースポーツ。日本ではまだ競技人口が少なく、プレーをするコートも海外から輸入したものがほと...


もっと読む
カテゴリ :
Topics
タグ :
人気のある記事 膜構造
2021/01/14

見て体感!AR機能も搭載のECサイトが誕生

作成者 :
高谷裕美

コロナ禍でも必要な「防災・減災・感染症対策」製品をオンラインで理解~商談~購入までサポート 2021年1月14日 <報道用資料> 太陽工業株式会社 大型膜面構造物(テント構造物)や各種災害対応製品などを扱う太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、この度、コロナ禍でも緊急性や社会ニーズの高い「防災・減災・感染症対策」製品を取り揃え、AR(拡張現実)やオ...


もっと読む
2020/09/04

土嚢の中身は砂20kg!?素人でもできる土嚢の正しい作り方・積み方

作成者 :
高谷裕美

日本は、三日に一度雨が降る多雨の国です。台風もあります。 最近ではゲリラ豪雨が頻発し、いつどこで浸水などの水害が発生するかわかりません。 浸水対策は他人事ではなく、あなたも一定の知識を持って備える必要があります。 一般的な浸水対策としてまず思い浮かぶのが、「土嚢」を使った止水でしょう。 ニュース映像などでもよく見かける土嚢ですが、あなたは土嚢についてどれくらい知っているでしょうか?緊急時に、十分な...


もっと読む
2020/04/28

避難所や病院でのスペース対策!屋内の空間を区切り、安心・安全を実現する「屋内制御マク」

作成者 :
ミライ工事

新型コロナウイルスなどの感染症に対応するため、動線分離する「エアーテント」の設置や、それに陰圧設備を付与した陰圧テントの設置など、病棟外に簡単に素早く設置できる様々なテントが注目されています。 一方で、今後、経済活動を再開していくにあたり、医療施設に加えて、 工場など大きな空間内を、より簡単に仕切ることによって 働く人の安全・安心を守る場を確保することも重要です。 そこで活用いただきたいのが、空間...


もっと読む