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News Release
記事公開日:2023/03/02 最終更新日:2023/03/02

佐賀駅前交流広場に膜構造の大屋根を設置

高谷裕美
MakMaxプラス

ウォーカブル推進都市に人々が集う駅前広場が完成


2023年3月2日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己)は、佐賀市のJR佐賀駅佐賀城口(南口)に整備していた駅前交流広場の設計・建設に協力し、膜構造の大屋根を設置しました。

整備前の様子

 

■ウォーカブル推進都市の玄関口が「車中心」から「人中心」へ

 佐賀市は国土交通省が進める「ウォーカブル推進都市」に賛同し、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」づくりを推進しています。今回、JR佐賀駅佐賀城口(南口)の再整備では、これまでの駅前ロータリーや駐車スペースが大半を占めていた「車中心」の広場から、「人中心」の広場として整備しました。

 

□佐賀駅周辺整備構想推進室コメント

膜構造で光の透過性が高いため、昼間は大屋根の下は明るく、夜は間接照明で美しく開放的な空間となっています。このためイベントなどに使いやすく、交流広場全体が居心地の良い空間になっており、今後まちなかを散策する起点となっていくことを期待しています。

 

広場イベント使用時の様子

 

広場夜景照明の様子

 

太陽工業は大型膜面構造物のリーディングカンパニーとして、東京駅八重洲口グランルーフなど駅前の大屋根建築で多くの実績をもっています。軽量で柔軟な膜材が創る建築には、独自の意匠性や開放的な空間の心地よさがあります。JR佐賀駅佐賀城口(南口)の広場に設置した大屋根には、無垢の木材を使用しており、透光性に優れる膜素材と木材が自然な温かみを生み出しています。夜間は間接照明によって美しくライティングされており、人々が自然と集まるような開放的な駅前広場となっています

 

■佐賀駅南口駅前広場大屋根及びキャノピー

所在地:佐賀県佐賀市駅前中央1丁目5 施 主:佐賀市
設計/監理:有限会社I・O設計室(共同設計/太陽工業株式会社)
施 工:株式会社上滝建設(鉄骨・屋根施工/太陽工業株式会社)
竣 工:2022年11月
概 要:
・キャノピー 膜伏せ面積:157.5㎡ 膜材:AP-450
・大屋根 膜伏せ面積:353.6㎡ 膜材:AP-450

 

(ご参考) 太陽工業株式会社の交通施設 膜面構造物技術協力実績

□東京駅八重洲口グランルーフ

施主:東日本旅客鉄道
設計:東京駅八重洲開発設計共同企業体 (日建設計・ジェイアール東日本建築設計事務所)
施工:東京駅八重洲開発中央部他新築工事共同企業体 (鹿島建設・鉄建建設)
所在地:東京都千代田区
竣工:2014年

 

 

□JR岩国駅東口、西口駅前広場

施主:岩国市
設計:岩国市
意匠監修:光井純アンドアソシエーツ建築設計事務所
施工:太昭組(東口)、長畑設計工業 (西口)
所在地:山口県岩国市
竣工:2020年

 

 

■太陽工業株式会社について

 太陽工業は、社会の安心・安全を支え、人々の豊かな生活の実現に貢献することを目指す「膜構造のリーディングカンパニー」です。軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも製品を展開しています。特に近年では、各地で多発する災害時の緊急対応や、新型コロナ対策の医療用テントでも社会の注目を集めつつあります。

公式HP:https://www.taiyokogyo.co.jp/

 


報道用写真は、こちらよりダウンロード頂けます。

 

この件に関するお問合わせ先

太陽工業株式会社 広報部 電話:06-6306-3033
高谷(080-4017-4670)/蔭島(090-2147-4572)

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