TOP > MakMaxプラス > News Release > 世界三大デザイン賞の一つ「iFデザインアワード 2023」にて最高賞の金賞を受賞
News Release
記事公開日:2023/07/04 最終更新日:2023/07/04

世界三大デザイン賞の一つ「iFデザインアワード 2023」にて最高賞の金賞を受賞

高谷裕美
MakMaxプラス

世界最大規模の書籍見本市「フランクフルト・ブックフェア」当社施工のメイン会場


2023年7月4日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己)の欧州子会社である太陽ヨーロッパ(TAIYO EUROPE GmbH、ドイツ)が膜材の設計・施工に携わった「フランクフルト・パビリオン」が、世界的に最も権威のあるデザインアワードの一つ「iFデザインアワード 2023」アーキテクチャ部門において、最高賞である金賞(ゴールドアワード)を受賞しました。「フランクフルト・パビリオン」は世界最大の書籍見本市である「フランクフルト・ブックフェア」(FRANKFURTER BUCHMESSE 2022、2022年10月19日 ~23日)のメイン会場となった仮設建築です。

「フランクフルト・パビリオン」外観

 「フランクフルト・パビリオン」は、総面積480㎡、高さ6.5mの自立型木造建築で、960㎡の白い半透明の膜素材で覆われています。外から見ると3つの貝が重なっているように見える美しい仮設建築です。「フランクフルト・ブックフェア」では、世界中の作家や書籍業界の専門家、読者が参加するイベントが数多く開催されます。「フランクフルト・パビリオン」は、フェアのメインステージとして朗読会や授賞式、記者会見、音楽や料理のイベントなどのさまざまな行事に利用されました。一定の期間のみ使用される建物でありながらも、作家と読者の出会いを素晴らしい体験の場へと変える貴重な空間として、膜素材がもつ美しい造形が好評を博しました。

 このパビリオンは、2018年に初めて建てられ、その後、2019年、2022年の3回にわたって使用されました。この環境に配慮したリユース機能と美しさを併せ持つ仮設建築物であることが評価され、今回「iFデザインアワード 2023」受賞に至りました。当社では、現地建築・設計会社(Holzbau Amann GmbH)に協力し、膜材の設計・施工ならびに解体と膜材の清掃を請け負いました。 2022年にも当社が施工に携わった「ニッサンパビリオン」がiFデザインアワードを受賞しており、2年連続の受賞となりました。「ニッサンパビリオン」は、未来のモビリティ社会をインタラクティブに体験できる施設として、2020年にみなとみらいに期間限定でオープンした施設です。

 

■「iFデザインアワード 2023」について

 「iF International Forum Design」(本部:ドイツ・ハノーバー)は、世界で最も長い歴史を持つ独立したデザイン団体で、国際的に権威のあるデザインアワードのひとつとして毎年優れたデザインを選出し、「iFデザインアワード」を授与しています。アワードは、プロダクト、パッケージング、コミュニケーション、サービスデザイン、アーキテクチャ、インテリア・内装、プロフェッショナルコンセプト、ユーザーエクスペリエンス(UX)、ユーザーインターフェース(UI)の9分野で構成されており、2023年は、56の国・地域から集まった10,000件を超えるデザインが厳正に審査され、うち0.7%である75件にのみ、最優秀デザインとして「iFゴールドアワード」が授与されました。

□「フランクフルト・パビリオン」受賞ページ
https://ifdesign.com/en/winner-ranking/project/frankfurt-pavilion/578303

□iFデザインアワード公式ページ
https://ifdesign.com/en/

 

■太陽工業株式会社について

 太陽工業は、社会の安心・安全を支える「膜構造のリーディングカンパニー」です。「膜の無限の可能性を引き出し、お客さまに感動と快適な環境をお届けします。」の企業理念のもと、軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも事業を展開しています。創業100年を迎え、今後さらにイベントや施設運営のグループ会社と連携するとともに、海外事業や研究開発を強化してまいります。

公式HP:https://www.taiyokogyo.co.jp/

 


報道用写真は、こちらよりダウンロード頂けます。

 

この件に関するお問合わせ先

太陽工業株式会社 広報部 電話:06-6306-3033
高谷(080-4017-4670)/三井(080-7077-0347)/蔭島(090-2147-4572)

関連記事

2021/01/14

見て体感!AR機能も搭載のECサイトが誕生

作成者 :
高谷裕美

コロナ禍でも必要な「防災・減災・感染症対策」製品をオンラインで理解~商談~購入までサポート 2021年1月14日 <報道用資料> 太陽工業株式会社 大型膜面構造物(テント構造物)や各種災害対応製品などを扱う太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、この度、コロナ禍でも緊急性や社会ニーズの高い「防災・減災・感染症対策」製品を取り揃え、AR(拡張現実)やオ...


もっと読む
2020/09/04

土嚢の中身は砂20kg!?素人でもできる土嚢の正しい作り方・積み方

作成者 :
高谷裕美

日本は、三日に一度雨が降る多雨の国です。台風もあります。 最近ではゲリラ豪雨が頻発し、いつどこで浸水などの水害が発生するかわかりません。 浸水対策は他人事ではなく、あなたも一定の知識を持って備える必要があります。 一般的な浸水対策としてまず思い浮かぶのが、「土嚢」を使った止水でしょう。 ニュース映像などでもよく見かける土嚢ですが、あなたは土嚢についてどれくらい知っているでしょうか?緊急時に、十分な...


もっと読む
2020/04/28

避難所や病院でのスペース対策!屋内の空間を区切り、安心・安全を実現する「屋内制御マク」

作成者 :
ミライ工事

新型コロナウイルスなどの感染症に対応するため、動線分離する「エアーテント」の設置や、それに陰圧設備を付与した陰圧テントの設置など、病棟外に簡単に素早く設置できる様々なテントが注目されています。 一方で、今後、経済活動を再開していくにあたり、医療施設に加えて、 工場など大きな空間内を、より簡単に仕切ることによって 働く人の安全・安心を守る場を確保することも重要です。 そこで活用いただきたいのが、空間...


もっと読む
2019/12/04

法面保護工の種類と新しい手法│重機・専門技能不要の低コスト工法とは

作成者 :
高谷裕美

「法面」とは切土または盛土によってつくられた人工的傾斜面のことです。山がちで雨の多い日本において常に不安定かつ脆弱性を持ちます。 法面は崩壊リスクと隣り合わせで、その表面の浸食や、崩壊を抑止するために法面の保護工事や補強工事が必要です。しかし、その工法はそれぞれ一長一短があります。 今回はさまざまな法面保護工事の施工方法と、新しい解決策についてご紹介します。 【目次】 1 法面保護工とは 2 法面...


もっと読む
2019/08/09

和室天井を含む様々な天井構造の仕組・種類の紹介と耐震性の考え方

作成者 :
高谷裕美

「天井」について深く考える機会はあまりないかと思いますが、その奥は深く、様々な構造や機能などがあります。 特定天井、耐震天井、吊り天井、直天井───湿度・温度調整、防音、明るさの確保、ホコリの落下防止───。天井の構造について全体を理解し、安全で機能的な天井を実現できるよう、必要な知識を簡潔にまとめました。 【目次】 1 おもな天井の構造:直天井と吊り天井 2 天井構造の種類 3 気を付けたい耐震...


もっと読む
カテゴリ :
天井
タグ :
人気のある記事 膜天井