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News Release
記事公開日:2023/11/14 最終更新日:2023/11/14

「アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都」交流棟を完工

高谷裕美
MakMaxプラス

優しい自然光が照らす“明るい膜屋根”の下でイノベーションを創出


2023年11月14日

<報道用資料>

 大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己)は、京都府に新しく誕生したアートとテクノロジーの融合によるオープンイノベーション拠点「アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都」(2023年11月から運用開始、運営:公益財団法人京都産業21)の交流棟の施工を受注し、このたび完工しました。

交流棟の内観の様子

■多用途のオープンイノベーション拠点

 「アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都」の交流棟は、エントランスを中心とした交流ゾーン、ピッチゾーン。多目的利用を想定したミーティング、通常の打合せ利用としてのミーティング、そして集中した仕事の処理に最適なコワーキングルームと、配信機能を備えたスタジオで構成されています。エントランスには、セミナーやピッチ会など小規模のイベントに最適なスペースが設置されており、膜屋根が太陽光を透過し明るいイベント空間が作られています。さまざまな人が集うオープンイノベーション拠点にふさわしい、優しい自然光を提供しています。

 

■高品質・環境負荷に配慮しながら、わずか6か月で完工

 今回完工した交流棟は、当社独自の膜構造を使って短工期化・低コスト化を実現する膜構造建築「フレックスハウス」です。長年の膜構造建築の技術とノウハウをもとに、自社工場で部材を生産することで高品質かつ工期短縮を実現しており、本施設は着工からわずか6ヵ月で完工しました。膜構造で作られた施設は、軽量で使用する鉄骨量も少なくできるため、輸送による環境負荷を大きく低減、金属部材やコンクリートなどを多く使用する一般的な建築物と比較し、環境負荷の削減に寄与しています。

 「アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都」は、民間の工場跡地を利用した官民が連携したオープンイノベーション施設です。一定の使用期間を経て解体することを視野に入れた場合、解体も短期間ででき環境負荷が少ない「フレックスハウス」は、当施設に最適な建築物です。

 

■「アート&テクノロジー・ヴィレッジ京都」交流棟 概要

所在地: 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字鏡田30番地1
構 造: 骨組膜構造 1階建て
寸 法: 間口16.77m×奥行き35.38.m×高さ5.0m(軒高)
面 積: 延床面積約 600平方メートル
仕 様: 屋根/膜材 CMX220(不燃)
施 主: 京都府
土 地: マクセル株式会社の工場跡地を京都府が10年間借用
運 営: 公益財団法人京都産業21
設 計: (企)ひと・まち設計
施 工: 上島建設(株)
交流棟建築:太陽工業株式会社

 

■太陽工業株式会社について

 太陽工業は、社会の安全・安心を支える「膜構造のリーディングカンパニー」です。「膜の無限の可能性を引き出し、お客さまに感動と快適な環境をお届けします。」の企業理念のもと、軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも事業を展開しています。創業100年を迎え、今後さらにイベントや施設運営のグループ会社と連携するとともに、海外事業や研究開発を強化してまいります。

公式HP:https://www.taiyokogyo.co.jp/

 


報道用写真は、こちらよりダウンロード頂けます。

 

この件に関するお問合わせ先

太陽工業株式会社 広報部 電話:06-6306-3033
高谷(080-4017-4670)/三井(080-7077-0347)/ 蔭島(090-2147-4572)

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