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【大型テント倉庫の予算の立て方】注意すべきポイントと適正価格をみきわめる方法

テント倉庫とは金属の骨組みにテント膜の生地を被せた、膜構造と呼ばれるタイプの倉庫です。建築施工の手軽さから、さまざまな目的で利用されてきています。そろそろ自社でも導入を検討されている企業様も多いはずです。

しかし、導入計画が具体的になると、まず気になるのはそのコスト。他の倉庫と比べて低価格とはいわれていますが、実際のところが心配になります。また、仮に低価格であったとしても「安かろう悪かろう」では困ります。

倉庫として十分な品質を備えているか、あるいは導入後に思わぬ災害で破損した場合の対処はどうすれば良いかなど、悩みは尽きないのではなないでしょうか。

今回はテント倉庫の一般的な価格についてご紹介すると共に、価格決定時に着目すべきポイントや弊社がご提供する新技術を用いたテント倉庫、万全のアフターケアなどの各種サービスについてご紹介します。

お急ぎで具体的な提案や見積もりなどをご希望の方は、大型テント倉庫専門ページからお問い合わせください。
大型テント倉庫専門ページ

テント倉庫の価格は

テント倉庫の価格は一般的にどれぐらいでしょうか。規模別の価格レンジについて書き出してみます。

ただし、これは一般財団法人 建設物価調査会 『建設物価』 (令和元年8月号)の当社公表価格より㎡単価で計算されたものであり、施工、運搬費、基礎工事を除く金額になりますので、あくまで目安としてご利用下さい。

【規模別テント倉庫の価格】

品名 形式 幅×長(㎡) ㎡単価(円)
フレックスハウス 固定式 192 22,286
フレックスハウス 固定式 300 18,077
フレックスハウス 固定式 480 17,875
フレックスハウス 固定式 450 17,918
フレックスハウス 固定式 828 17,536
フレックスハウス 固定式 960 17,531
フレックスハウス 固定式 950 18,063
フレックスハウス 固定式 960 18,563
フレックスハウス 伸縮式 120 47,117
フレックスハウス 伸縮式 576 26,030

一覧表でお分かり頂けるように、テント倉庫のスケールメリットは高く、500㎡の標準地域であれば1坪当たり10万円以下の低価格で建築が可能です。ただし具体的な単価は大きさや形式によって異なります。

例えば、膜材と骨組に何を用いるか、間口の幅をどう設けるかによって、大きく変動することがあります。

用途に合わせてテント倉庫を設計する

太陽工業では専門の担当者がテント倉庫建設のみならず、倉庫周りの道路補修など、導入に伴う周辺コストについても併せてご相談を承りますので見積り前の段階でもお気軽にご用命下さい。

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価格を決めるときに注意すべきポイント

見積選定や価格決定で注意しなければならないのは、前項で述べた仕様に伴う変動幅です。また、テント倉庫の本体価格だけではなく、建築に伴う諸経費についてもキチンと確認しておく必要があります。さらにランニングコストについても留意しなければなりません。

短期のスポット利用であればあまり気にする必要はありませんが、5年以上の中長期的な利用をお考えの場合はテント倉庫の耐用年数やメンテナンスについて考えておくべきです。

テント倉庫のランニングコストについて考える場合に重要なのは耐久性や耐用年数です。一般的なテント倉庫膜材は10年、樹脂量の厚い膜やガラス繊維を使用した「高耐膜」と呼ばれるものでも15年ほどの利用期間となります。

参考記事『テント倉庫の耐用年数はどのくらいで考えれば良いのか

太陽工業がご提供するセルフクリーニング作用のある酸化チタンの光触媒コーティング膜はこれらより更に2割増の耐用年数となるものの、メンテナンスはどうしても必要となります。ご利用環境によってはより短いスパンで張替えや補修が必要になってきます。

光触媒コーティング膜は汚れに対する効果も高い(5ヵ月後の屋外実験結果)

これらの問題について、太陽工業では膜劣化診断システム「TACS」というアフターケアサービスをご用意しております。当社施工物件でなくてもお使いの膜材の劣化状態を診断し、テント倉庫の張替時期を報告させていただくことが可能です。テント倉庫導入の際には是非ご利用下さい。

点検箇所を全体撮影&マイクロスコープ撮影して劣化状況を点検

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価格勝負でテント倉庫を販売できる理由

極めてリーズナブルな価格でテント倉庫を提供するメーカーもあります。コストは低いに越したことはありませんので、つい飛びついてしまいそうになりますが、少しお待ち下さい。

極端な低価格には何か理由があり、全てのメーカーがそうという訳ではありませんが、例えば、

  • 材料加工を外部に委託している
  • 技術研究や品質保証を自社で行っていない
  • 経年での外観や品質について十分に説明していない(度外視している)

なども考えられます。

繰り返しになりますが、一時的な用途、短期での計画であれば問題ありません。中長期にわたって利用するのであれば、ランニングコスト、経年による外観劣化を視野に入れて考慮すべきです。

テント倉庫導入においては、経営計画の中でどの期間利用するのか、その間にどれだけのコストがかかるのが、メーカーを交えて予想検討するのがベストです。

工場での膜加工(テントメーカー太陽工業)

太陽工業においては、セルフクリーニング効果を持つ特殊な酸化チタン膜など独自開発の部材をラインナップとして揃えています。テント倉庫を可能な限り長く、メンテナンスも少なくご提供したいと考えています。

そして定期的にテント倉庫の状態を診断することは、老朽化、劣化への対応の第一歩です。当社では「建替・張替・膜材劣化診断サービス」も行っておりますので、是非一度、弊社担当者にご相談下さい。

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