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2020/04/30

【新型コロナウイルスの感染拡大防止】 発熱外来診察とPCR検査において、安全性を高める「医療用仮設施設」のご紹介

ミライ工事
MakMaxプラス

2020年、新型コロナウイルスの猛烈な感染拡大により、医療現場においては、これまでとは異なるレベルの意識を持つことが求められています。

とくに新型コロナウイルスのPCR検査や診療所においては、新型コロナウィルスによるオーバーシュート(爆発的患者急増)および医療崩壊を防ぐ要であり、より安全なソリューションとして、今回、医療用仮設施設として「エアーテント活用」のご提案をまとめます。

発熱外来診察やドライブスルー型の検査所として医療用エアーテントが最適である理由を、事例も交えて詳しく紹介します。

韓国の実例:緊急特設診療所「スクリーニングクリニック」

韓国の実例:ドライブスルーPCR検査

 

 

現行の検査体制の課題

現在の検査体制には、検査能力と、感染リスクの2点において課題があると考えます。

2020年4月現在、日本では1日あたり約18,000件の検査能力があるとされていますが、実際に検査されているのは15,000件程度です。また、唾液による検査や血液での抗体検査に注目が集まりつつあります。

 

PCR検査の実施には医療従事者の時間と労力を多く必要とするため、すべてに対応してしまうと他の医療業務に十分なリソースを割けず医療崩壊を招く恐れがあります。そこで保健所等によるコントロールが必要とされています。リソースの問題だけではなく、感染の疑いがある方が医療現場内の限られたスペースに殺到すれば、その場の医療従事者や他の利用者に対して院内感染が拡大するリスクがあります。

新型コロナウイルスのPCR検査は、被検者の鼻に綿棒を挿入し検体を採取します。その際、医療従事者はPPE(個人用防護具)と呼ばれる防護服を着用します。

検査中はもちろん、検査前後のPPEを着脱する場面でも、医療従事者は周囲への接触を避けるため、専用の着脱スペースが必要になります。

また、検査に伴い、ウイルス付着の恐れがある資材・設備・空間は消毒対象となります。徹底した消毒を効率良く実施するためには、消毒作業場所を限定する必要があり、そのためには従来の施設利用者の動線とは完全に分離しなければなりません。



そもそもスペースが限られた院内で検査/消毒を行うことは、いわゆる院内感染やクラスターなどの二次感染拡大リスクが高くなります。

仮設施設の設置は、施設周辺の住民や、一般患者の来院に対して、安心感を提供することに繋がります。

 

効率的な仮設検査所の臨時設置 │ そこに求められる性能とは

上記のリスクを抑えるには、病院などの医療施設の外に、独立した仮設の検査所を設ける方法が求められています。


レッカー展張テント(試験施工時の状況写真)
比較的広い場所で一度に多くの検査を行う場合のイメージです。

 

そして、新型コロナウイルスのように大規模な感染拡大を起こす感染症の仮設検査所においては、以下の機能が必要になります。

平時はコンパクトに収納できる

臨時の検査所は平時には場所をとらずに収納できて、有事の際に素早く取り出せるコンパクトな収納性が求められます。

持ち運びが容易

仮設の検査所は緊急時に場所が限定されないことが望ましいです。よって持ち運びが容易であることが必須です。一式につき、大人2名程度で運べる軽量さ・コンパクト性が必要です。

取り扱いが簡単

非常時にすぐに展開する必要があるため、専門的な知識や技能がなくても取り扱えるものでなくてはなりません。設営方法が複雑だったり、慣れていないと設営が難しかったりするものは不適切です。

少人数で設置可能

仮設検査所の目的の一つは、医療現場の人的コストを抑えることです。設置に人手がかかってしまっては本末転倒です。検査所は少人数で設置できる機能が求められます。

短時間で設置できる

緊急用の設備として、設置に時間がかかるものは望ましくありません。有事には数分程度で展開できる必要があります。

 

撤収も簡単・迅速

リソースやコストをかけずになるべく速やかに撤収できる機能が求めらます。

 

緊急特設診療所を実現する医療用エアーテント

上述のように仮設検査所に求められる機能を実装し、ドライブスルー型の検査所としても効力を発揮するのが医療用エアーテントです。

 

 

エアーテントとは?

従来のパイプ骨組みを用いるテントはなく、空気で膨らませて形成する即応型のテントです。緊急時に素早く・誰でも・簡単に設営でき、作業場としての空間を創造する機能が充実しています。

 

太陽工業の医療用エアーテント「マク・クイックシェルター」

テントの老舗である太陽工業の「マク・クイックシェルター」は以下のような機能性を保持しています。緊急特設診療所(スクリーニング・クリック)として理想的な効果をもたらします。

 

コンパクトに収納できる

医療用エアーテント「マク・クイックシェルター」には骨組みがなく、全て布地で構成されているため、コンパクトに収納できます。

マク・クイックシェルターであれば場所をとらず、畳んだテントの上にもスペースを確保できるため、他の備品の収納を圧迫しません。取り出しに困ることもありません。

 

軽量で持ち運びが容易

医療用エアーテント「マク・クイックシェルター」は、わずか2人で運ぶことができるほど軽量です。乗用車に積載できる程度に折りたたむこともできるため、極めて容易に運ぶことができます。

 

「マク・クイックシェルター」は従来のエアーテントと比べて気柱部分が少ないため、畳みやすく、重量も大幅に軽減されています。

(※気柱とは空気を入れてテントを支える部分のことです。さらに生地もゴムではなく繊維のため、よりいっそう軽量に仕上がっています。)

 

 

設置は簡単 拡げて空気を入れるだけ

折りたたまれたエアーテントを設営場所で広げ、手動もしくはポンプで空気を送り込めば設置完了です。力作業がないため女性でも簡単に対応することができます。専門的な知識や慣れも必要ありません。

 

わずか2名で設営可能

医療用エアーテント「マク・クイックシェルター」は、一式につき大人2名で展開が可能です。下の写真のように空気で膨らむのを待つだけなので、両端を支える人員だけで設営できます。

 

最短約3分で設置可能

マク・クイックシェルターの設営にかかる作業時間は下記のとおりで、最短約3分で完了します。

  1. 折りたたまれたテントを広げる作業(1~2分)
  2. ロッドを取り付ける作業(1~2分)
  3. 空気の充填(1~3分)※手動でも可能

空気の充填は手動でも可能なので空気を入れるポンプの電源(発電機)が用意できない場合にも対応できます。手動であっても、約10分程度で対応が可能です。

 

防炎素材使用で火災に強く、強風にも耐えられる

テント布地には、防炎素材を使用しており、延焼しにくい、火災に強い設計です。形状安定性にも優れおり、強風時にも安心して使用することができます。

 

独立気柱と二重チューブ構造により、現場で修理ができる

一般的なエアーテントは、気柱部分が全て繋がっているため、一箇所に穴が開くと空気が漏れて全体が崩れてしまい、修理するには専門の工場へ運ぶ必要があります。一方、マク・クイックシェルターは気柱がそれぞれ独立しており、完全倒壊のリスクを低減できます。

 

また、気柱が二重構造になっているため、損傷が内側に達するのを防ぎ、現場で交換作業を行うことでテント全体を交換したりすることなく復旧させることができるようになっています。

 

わずか5分で撤収可能

マク・クイックシェルターは撤収も簡単かつ素早く行えます。 排気ボタンを押すだけで勝手に空気が抜けていく仕様であるため、人の手で圧力をかける必要がなく、概ね5分待っていれば撤収は完了します。

 

 

ドライブスルー型PCR検査の導入事例

優れた機能性を持つ医療用エアーテント「マク・クイックシェルター」は、ドライブスルー型の検査所として既に各地で導入されています。以下に、その一部をご紹介します。

鳥取県内の医療機関や保健所の駐車場

全国に先駆けて、鳥取県では2020年4月より3箇所の医療機関にてドライブスルー型のPCR検査所を設置しました。

引用元

 

奈良県の病院

同じく2020年4月より、奈良県内の病院でもドライブスルー型のPCR検査を実施しています。従来では2時間ほどかかっていた検査が、15分まで短縮でき、大きな成果を生んでいます。

 

広い場所でのドライブスル―検査

比較的広い場所では、一度に多くの検査が可能になります。レッカー展張テントは、レッカーによりテントを数分でつり上げ、設置します。地盤面では支持杭を下地に溶接、ボルト固定します。壁膜は用途に合わせて簡易に取り外すことが可能です。

開発中の試作機によるデモンストレーション

 

 

「マク・クイックシェルター」の設営~撤収を動画で見る

実際に、エアーテントの設営から撤収の手順を説明している動画がありますのでご紹介します。

(出典:太陽工業株式会社 災害・緊急用エアテント「マク・クイックシェルター」

 

まとめ

新型コロナウイルスに対応するために、新しいソリューションが求められています。

医療用エアーテント「マク・クイックシェルター」を用いた緊急特設診療所やドライブスルー型のPCR検査所で、医療機関・医療従事者・施設利用者を守ることができます。

ぜひ、ご検討ください。

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