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2021/11/24

防護スーツ「メディコン」で取り戻す コロナ禍で自粛された“触れ合える、面会のぬくもり”

高谷裕美
MakMaxプラス

今、高齢者が入居している介護施設や病院では、これまでにない“変化”に直面しています。その原因は、新型コロナウイルス感染症。感染者が減少傾向にあるとはいえ、感染予防のためには十分な対策が必要です。特に重症化リスクが懸念される高齢者が入居する介護施設では、より厳重な対応が求められるでしょう。しかし、コロナ禍が長引き感染症対策が強化されることで、「家族が入居者と面会できない」という問題が生じているのも事実です。そこでこの記事では、家族との面会の大切さと、コロナ時代ならではの面会方法を紹介します。

 

1介護施設の面会は、高齢者に不可欠な心のケア

介護施設に入居している高齢者にとって、家族との面会は楽しみの一つです。施設内でもほかの入居者と交流したり、レクリエーションを楽しんだりすることで充実した日々を送れますが、家族と面会し施設外の社会と関わりを持つと日常生活において刺激にもなるでしょう。入居したての頃に感じがちな寂しさも、家族と触れ合うことで和らぐ方も多いのではないでしょうか。

また、入居者との面会は家族にとっても重要です。入居者の体調を直接チェックできるほか、「今までと様子が違うな」「表情が明るくなったな」など、毎日接している施設スタッフでは気付かない細かい点を確認できます。小さな変化を家族とスタッフが共有できれば、病気の兆候があっても見逃さずに、次なる治療につなげられる可能性が高まります。

しかし、最近ではコロナ禍によって多くの介護施設で面会が制限されているため、高齢者の心身への影響が懸念されているのです。

 

2コロナ禍で“オンライン面会”の需要は急上昇

高齢者は新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高く、基礎疾患を抱えている方も少なくないため、多くの介護施設では面会制限が設けられています。しかし、コロナ禍でも「少しでも家族と交流してほしい」という想いから、さまざまな面会方法が施設内で考案されています。

よく知られているのは、スマホやタブレット、パソコンを用いたオンラインでの面会でしょう。端末とインターネット環境さえあれば、離れた場所にいる家族との面会が叶います。ほかに、別室で窓越しの面会を行うなど、実際に入居者に“会える”面会もあります。

便利なオンライン面会ですが、デメリットがないわけではありません。家族側にインターネット環境が整っていなかったり、家族自身がスマホやパソコンなど端末の取り扱いに慣れていなかったりすると、面会がスムーズに進まない可能性があります。さらに、入居者が認知症を患っている場合、画面越しでは自分の家族を認識できない恐れもあるのです。

また、オンライン面会に必要なインフラを導入するため、施設側が費用と手間の負担を強いられることも少なくありません。仮に施設内での面会が実現した場合も、面会場所の消毒や、面会に来た家族と入居者の動線が被らないよう施設内の行動を厳しく制限するなど、さまざまな対策が必要になります。通常業務がある施設スタッフにとって、感染対策は大きな負担となり得るでしょう。

 

3「メディコン」で面会に“ぬくもり”を取り戻す

オンライン面会や、制限付きの施設内面会は有効な手段ですが、家族の時間を大切にするうえで完璧な策とは言い切れない面もあります。コロナ禍で家族、入居者、施設スタッフが快適に面会を行うためには、安全な対面を実現するための施策が求められるでしょう。

コロナ禍により、家族同士の交流が制限されている――。この状況を受け、太陽工業ではご家族に“安心・安全”を届ける防護スーツ「Medicon/メディコン」を開発しました。

 

4安心・安全の防護スーツ「メディコン」の開発経緯

「メディコン」開発のきっかけは、ある方の「わたし、大切な人に会えないの」という声でした。本来、家族との面会は高齢者の心と体の健康になくてはならないもの。不安な情勢下、せめて面会でホッとできるひと時を提供したいと思い、太陽工業は立ち上がりました。

1922年の創業以来、太陽工業は膜材料の「軽量性」「耐久性」などの特徴を活かし、物流用の保冷バッグから東京ドームの膜屋根に至るまで数多くの“膜製品”を世に送り出してきました。そのノウハウを活かし開発されたのが、“膜”を利用して「パーソナルスペース」を作り出す、防護スーツ「メディコン」です。これを着用すれば自身の体を“膜”で守れるため、コロナ禍であっても大切な家族との「共有空間」に身を置くことができます。

現在、防護スーツ「メディコン」は、「コロナ禍で自粛していたぬくもりのある対面を実現したい」「暮らしを支えている医療従事者やそのご家族のお役に立ちたい」という想いのもと、200着が20施設に販売提供されています(寄付を含む)。

 

5メディコンの特徴

防護スーツ「メディコン」は、一般財団法人「日本繊維製品品質技術センター」実施の「生地の性能(医療用ガウンとして衝撃透過性・静水性)」試験で「レベル3」を獲得しています。また、身長165~180cmの幅広い体格の方にご着用いだけます(165cm以下の方も着用は可能)。ほかにも、以下のような特徴があります。

 

1.“膜”による全身防護で安心を担保

「メディコン」は全身を“膜”でカバーし「パーソナルスペース」を作ることで強度な飛沫防止対策を実現。着用者も面会相手も安心して交流できます。

 

2.送風でスーツ内の快適性を確保

防護スーツには「暑い」というイメージがありますが、「メディコン」はスーツ内で常に送風されている状態をキープ。そのため、涼しく快適な状態で使用できます。また、空気の流れをコントロールしているため、スーツ利用者が万が一ウイルスを保有していても外に漏れない設計になっています。

 

3.理想的な分割ラインで簡単脱着

「メディコン」には理想的な分割ラインが施されているので、使用後の脱衣が非常に簡単。着脱の練習が必要な従来の防護服に比べ、着用者の負担を大幅に軽減できます。

 

4.再利用可能な仕組みを導入

「メディコン」には再利用可能な仕組みが導入されています。そのため、高機能スーツの継続利用が可能になりました。

 

6いつの時代も“ぬくもり”を感じられる対面を気軽に

コロナ禍で、私達の生活は大きく変化しました。マスク生活はもちろん、移動・面会の自由が制限されたのも変化の一部です。そんなコロナ禍でも、人々が笑顔で過ごせるよう、太陽工業はお見舞いスーツ「メディコン」を開発しました。マスクの着用が“当たり前”になった今でも、人と人が触れ合い、ぬくもりを感じられる安心・安全の面会が続けられるよう、太陽工業は挑戦を続けていきます。

※「Medicon/メディコン」は薬機法上の医療機器ではありません。
※本製品は対面時での飛沫を軽減するものであり、ウイルスにより感染防止を保障するものではありません。

>>お問い合わせはこちらから

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