真空断熱材を用いた保冷ボックス・バッグで配送コストは下げられる
藤原佑太冷蔵品・冷凍品を取り扱う3PL事業者さまの配送コストを低減するため、
高性能保冷ボックス(バッグ)を開発しました。
高性能保冷ボックス(バッグ)を支えているのが、
真空断熱材(VIP:Vacuum Insulation Panel)と呼ばれる断熱材です。
*VIPは省エネを謳い文句にしている冷凍庫の断熱材として採用されています。
VIPは断熱性能において最も優れている断熱素材の一つですが、価格とVIP保護対策が課題でした。
*突き刺し等による外部からのダメージにより、VIPに穴が開くと断熱性能が落ちるためです。
旧式の構造は一体型ではなく、サンドイッチ方式を採用していました。
弊社では、コスト競争力のあるVIP断熱材の仕入れ先を開拓しました。
*発砲ウレタン材とVIPの一体成型品を製造しているメーカーさんと直接取引を行っております。
弊社で採用している高性能保冷ボックス(バッグ)には、PUVIPと呼ばれる
発砲ウレタン材とVIPの一体成型パネルが断熱素材として使われています。
真空断熱材の保護材や保護方法に関する課題については、
発砲ウレタン材でVIPを完全被覆する方法を開発しました。
一般的な保冷ボックス(バッグ)には、XPSやEPSのような
建材としても使われる断熱材を使用することが一般的です。
断熱性能の高い保冷ボックス(バッグ)採用による物流コスト低減には、3つの方法があると考えております。
1つ目は、冷媒量削減による物流コストの低減です。
そもそも保冷ボックス(バッグ)自体には温度を冷やす能力はありませんので、
冷媒と呼ばれる蓄冷材やドライアイスと併用で保冷ボックス(バッグ)を運用します。
保冷ボックス(バッグ)は一度購入すると数年は使用できる優れものですが、
蓄冷材の一部はサイクルの早い消耗品です。
長期的な視点で考えたとき、冷媒量の削減はトータル物流コスト削減に大きく影響します。
2つ目は、トラックに対するボックス積載効率アップによる物流コストの低減です。
同じ内容積の保冷ボックス(バッグ)を制作する場合、断熱性能の高い断熱材を用いると、
断熱性の低い断熱材を用いた場合に比べて保冷ボックス(バッグ)のパネルを薄くすることが可能になります。
外寸を小さくすることにより、トラックへのボックス積載効率アップが期待されます。
積載効率アップは、トラックの台数削減につながる可能性があります。
3つめは、ボックスに対する商品積載率をアップし物流コストを削減する方法です。
保冷ボックス(バッグ)の外寸を固定した場合、断熱パネルを薄くすることにより内容積がアップします。
同じ外寸の保冷ボックス(バッグ)に、より多くの商品を積載することは
保冷ボックス(バッグ)の必要量を低減することにも繋がります。
カタログ請求・問い合わせはコチラから。
断熱性能の高い保冷ボックス(バッグ)を採用し、
物流コストの低減を検討してみてはいかがでしょうか。
高性能保冷ボックス(バッグ)に興味がある方はコチラからご連絡下さい。
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