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倉庫を安く建てるなら「テント倉庫」が絶対おすすめ│低コスト・短工期でメリット多数

インターネットで製品を取引するEコマースの市場が広がり続けています。同時に物流運搬施設のニーズも大きな高まりをみせています。倉庫やデポの必要性は言うまでもありません。しかし、中規模・大型の倉庫となれば、建築や維持に多くの時間とコストが必要となります。

面倒な法手続なども必要となりますから、新規デポの企画に対してつい二の足を踏んでしまうこともあると思います。今回はそのようなお悩みに対するソリューションの一つとして「テント倉庫」をご紹介します。

テント倉庫とは

2017年 トラスコ中山株式会社 様

テント倉庫とはその名の通り、金属の骨組みに膜となる生地を被せた建設物です。そして骨組みと膜でできた構造を「膜構造」と呼びます。大きさや用途は様々ですが、以下の条件をクリアした「テント倉庫」は法制上の優遇措置が受けられるので倉庫建設時の金額面で大きなメリットがあります。

  1. 延べ面積1000㎡以下の膜構造建築物であること。
  2. 屋根(切妻・片流れ・円弧)と壁を持ち、階数が1階のみであること。
  3. 地面から軒までの軒高が5m以下であること。
  4. 膜材料は、けた行き方向に 3.0m 以下の間隔で鉄骨造の骨組に定着させること。
  5. 用途は倉庫に限ること。

テント倉庫のメリット・デメリット

便利でお手軽なテント倉庫は多くのメリットがある一方で、デメリットも存在するため、テント倉庫を導入する際には双方をよく知っておく必要があります。

テント倉庫のメリットとして挙げられるものはまず「低コスト」です。テント倉庫は他の倉庫に比べて建築費用が圧倒的に安く済みます。

次に「短工期」であること。膜構造を持つテント倉庫は短い工期で建築が可能です。地耐力に問題が無ければ、杭工事の必要もございません。
(地盤調査データを元に安全性を考慮し地盤改良をご提案する場合があります)

テント倉庫であれば工期は1/3

そして建築後に「メンテナンスが容易であること」が挙げられます。テント倉庫であれば、台風などの災害で天井部等が傷んだ場合でも膜の交換だけで補修が済む場合が多く、素早い業務復旧が可能です。

膜材の色を白かアイボリーにすれば、日中は雨の日でも明るい環境になります。照明のメンテナンスが不要になることも大きな魅力です。

 

テント倉庫のデメリットとしては劣化が挙げられます。日光の紫外線はテント倉庫の膜を痛めるため、日光が一日中当たる部分は特に劣化が進みやすくなります。また膜構造であるために、在来工法と比較して防犯面で劣る部分があります。

劣化した膜材表面

耐久性、防犯性が格段にアップしたテント倉庫についてはこちらから

そして夏季の庫内温度上昇や冬季の結露などが見られる場合があります。ただし、これらのデメリットの多くは新素材の使用や会社ごとのアフターフォローによって解決されつつあります。

関連記事『中型倉庫の『湿気対策』に有効な手段とは

知らないと損をするテント倉庫を安く建てる方法

テント倉庫を安く立てるには、まずエリア・地域の土地代が重要ですが、土台などの施工費用や資材費にもお金がかかる傾向にあります。

近年ではテント倉庫の場所選びから各種費用の算定について、オールインワンで相談にのってくれる会社も出始めていますから、まずはご相談の上でお見積りを取って判断されてみると良いでしょう。

これまでの施工実績が多いメーカーは、様々なケースでの知見を持ち合わせています。全て自社で行おうとするよりも、むしろ、コストを抑えることができるはずです

テント倉庫を建築する際には確認申請が必要

膜構造物はテントとはいえ、建築物として法律で定められています。そのため、大きさが10㎡以上のテント倉庫を設置するには、建築基準法により建築確認の申請が必要となります。提出先は地方自治体か民間の建築確認検査機関です。建築確認申請に対応する時間とコストは頭の痛い問題です。

建築確認申請書

ここで先に述べたテント倉庫の優遇措置が受けられる条件を思い出してください。優遇措置の条件をクリアすれば、鉄骨の太さを小さくして費用を抑えたり、構造計算書の妥当性に関する適合性判定(ピアチェック)が不要になったりと様々なメリット緩和処置が受けられます。

テントのメンテナンスはどうすれば良いのか

テント倉庫も経年劣化に伴い、メンテナンスが必要となります。特にテント膜の汚れは光の透過性を低下させ、労働環境や作業効率を悪化させます。また膜が紫外線に弱く劣化しがちであることは既に申し上げた通りです。そこへ台風などの自然災害のリスクもあります。テント倉庫を利用する際にはこれらに対応せねばなりません。

※「建替・張替・膜材劣化診断サービス」の詳細はこちらから

太陽工業が提供するテント倉庫

これらテント倉庫のデメリットを解決するソリューションが太陽工業にはあります。

コストの問題については自社開発の資材を使用したり、自社設計から自社製造による経済性に富んだ価格設定を行っています。テント倉庫導入に伴う周辺コストについても担当者がご相談を承ります。

面倒な「建築確認申請」や「建築法」「消防法」への対応もオールインワンで代行できます。長年のノウハウをご提供することで、可能な限り短納期での着工を目指せます。

メンテナンスの問題も簡単解決

セルフクリーニング作用のある酸化チタンの光触媒コーティング膜は耐用年数が2割増え、鉄屋根倉庫のように10年単位で屋根を塗り替える手間やコストが不要になります。

酸化チタン(TiO2)は強力な酸化分解で汚れを除去する

また太陽工業ではアフターフォローも万全です。テント倉庫の老朽化や劣化に対処するため「建替・張替・膜材劣化診断サービス」をご用意しています。点検・診断の結果を踏まえて、メンテナンス計画をご提案しますので、安心してご利用頂けます。

「建替・張替・膜材劣化診断サービス」の報告書

当社のテント倉庫とサービスについて詳しくは、こちらのページをご覧ください。

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