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テント倉庫/工場/作業場
2020/10/05

倉庫の結露は危険!結露を防ぐ方法と、影響を受けにくい倉庫の構造とは?

高谷裕美
MakMaxプラス

雨が多く湿度の高い日本では、結露や湿気の悩みは誰にとっても他人事ではありません。 特に倉庫や工場、トラックターミナルなどは結露が発生しやすく、様々なトラブルが関係者を悩ませています。

なぜ倉庫内では結露が起こりやすいのでしょうか。 その原因と、対策は? 結露が起こりにくい倉庫、結露の影響を受けにくい倉庫はないのでしょうか。

この記事でご説明します。

 

 

倉庫内が結露することによって起きるトラブル

結露の水滴そのものだけでも様々な弊害が考えられますが、結露がもたらすトラブルはそれだけではありません。結露は以下のトラブルの原因になり、保管物や環境、作業員に悪影響を与えます。

  • カビ・悪臭
  • ダニ
  • 錆び・腐食
  • 健康への影響

 

カビ・悪臭

結露の湿気により、倉庫内にカビが生じる原因になります。 カビは保管物や設備を傷める他、悪臭の発生源にもなり、倉庫内環境を著しく悪化させます。

 

ダニ・害虫

湿気はカビだけでなく、ダニにとっても過ごしやすい生息環境をつくってしまいます。 ダニは特に段ボールや布類を好み、爆発的に増殖します。 ダニ以外にも、ゴキブリなどの害虫が湿気に引き寄せられて集まります。

 

錆び・腐食

結露によって、建物や設備の金属部分などに錆びが生じたり、屋根や壁に腐食が起こったりします。面積が大きい倉庫はわずかな傷みでもメンテナンスに手間とコストがかかります。

 

健康への影響

結露は建物や保管物だけでなく、倉庫内の人間にも悪影響を与えます。 カビは肺炎の原因になる他、アレルギーを引き起こす恐れがあります。ダニも同様です。 また、湿度の高い不快な環境は、倉庫内での作業効率を大きく低下させます。

 

結露の原因

結露は、空気中に含まれる水蒸気が冷えて水滴になることで生じます。 空気には「飽和水蒸気量」という水蒸気を含む限界値があり、気温が低いほど飽和水蒸気量も低くなります。 空気が冷える原因は、主に「室内外の寒暖差」にあります。 室内のあたたかく湿った空気が、壁や窓などに触れて冷やされることで飽和水蒸気量が下がり、溢れた水蒸気が水滴になって結露が起こるのです。 湿気というと夏に高まるイメージがありますが、結露は湿度の高い梅雨や、気温の低い冬に起こりやすい傾向があります。

 

なぜ倉庫は結露が起こりやすいのか

他の建物に比べて、なぜ倉庫は結露が起こりやすいのでしょうか。 原因は、その構造や設備にあります。主な原因は以下のとおりです。

  • 間仕切りが少ない大空間で天井も高く、空調効率が悪いため。
  • 窓が少なかったり開けられなかったりするため換気しづらく、湿気を外に逃がしにくいため。
  • コンクリートの床や壁が水分を吸って溜め込み、吐き出すため。
  • 床や設備機器が冷えやすく、室内の空気との寒暖差の境目が多いため。
  • 壁や屋根が薄くて外気温の影響を受けやすく、室内外の寒暖差の境目が多いため。

いずれも倉庫という建物の役割を考えると回避することは難しいように思えますが、対策はいくつかあります。

 

倉庫内の結露を防ぐ方法

倉庫内の結露防ぐためのポイントは、主に3つです。

  • 設備や窓を使って適度に換気する
  • 空気の流れをつくって滞留させない
  • 屋根や壁への外気温の影響を減らす

適切な換気設備や窓などの開放によって湿度を逃がすことができれば、結露は防ぐことができます。 また、空気が滞留しなければ一箇所で空気が冷やされることを防げるため、結露は起こりにくくなります。 屋根や壁が外気温の直接の影響を受けにくくなれば寒暖差は生まれないため、結露が発生しにくい屋内環境をつくることができます。

「そんなことは当たり前だ」
「それができないから、困っているのに」

と考える方も多いでしょう。 そんな方におすすめしたいのが、「テント倉庫」というソリューションです。

 

優れた機能性と豊富なオプションで結露のトラブルに効果的な「テント倉庫」

テント倉庫とは、「膜材」という生地で屋根や壁が構成された、その名のとおりテント状の倉庫のことです。「テント」といいながら仮設のようなものではありません。耐久性や機能性に優れた特殊な膜を用いることで、むしろ従来の倉庫に勝る性能を誇ります。

立地条件や風向きによるため、結露を完全に防ぐことは難しいですが、テント倉庫は結露対策のアイテムと併用することで、その発生をグッと抑えることができます
「低コスト」「短工期」を両立しながら課題解決に近づくソリューションです。以下、そのオプション例や、テント倉庫の特長を紹介いたします。 

  • 酸化チタン光触媒コーティング膜
  • 豊富な断熱・換気設備
  • 大型シーリングファン(天井設置型)
  • 壁や屋根が錆びにくい
  • 低コスト・短工期

 

光触媒で倉庫内の気温上昇を防ぐ

「酸化チタン光触媒コーティング膜」という特殊な加工を施した膜材を屋根や壁に用いることにより、日射の反射率を飛躍的に高めることができます。これによって倉庫内の温度の上昇を軽減し、湿気が溜まったり寒暖差が生じたりするリスクを抑えることができます。

 

豊富な断熱・換気オプション

テント倉庫には豊富な断熱・換気設備のオプションが用意されており、様々な環境や用途に対応して快適な環境をつくることができます。倉庫内の空気が循環するような仕組みを作ることで、テント倉庫は結露の発生を抑えることができます。条件はありますが、後付けで設置することも可能です。

 

天井ファンで快適な空間をつくる

大風量低速度ファンを天井に設置し、強制的に空気を循環させることで倉庫内の大空間の隅々まで届く気流を生み出すことができます。本来は空調効率を高めたり体感温度を下げたりすることで作業環境改善を目的としていましたが、湿気の滞留を防いで結露のリスクを軽減させることができます。いやな臭いの軽減にも役立ちます。

 

壁や屋根が錆びにくい

テント倉庫の屋根や壁に使う膜材は金属製ではないため、万一の結露でも、膜材には錆びが発生することはありません。構造部材も、塗装の仕様によって錆びにくくすることができます。また、他の原因で劣化が生じた場合でも、部分的な補修だけで簡単にメンテナンスすることができ、維持管理のコストを抑えます。定期的な膜材劣化診断サービスもあり、経年劣化にも安心です。

 

低コスト・短工期

テント倉庫は、従来の倉庫に比べて圧倒的に低コスト・短工期で建てることができます。 コストは約40%減、工期にいたってはなんと約66%もの短縮が可能です。

 

他にも様々なメリットを持つテント倉庫

テント倉庫は、上記の他にも様々な機能性を持ち、環境や用途を問わず優れた性能を発揮します。以下がそのメリットの一部です。

  • 採光性が高く、倉庫内が明るくなって節電にもなる
  • サイズや機能性が豊富で様々な用途に対応できる
  • 柔軟・軽量で地震に強く、万一落下があった際も被害を最小限に抑えられる
  • 『二重膜システム』を用いれば定温倉庫としても機能する
  • 寒冷地の積雪にも耐えられる仕様のものもある
  • 不燃膜材を使用すれば、防炎・防災も対応できる

 

トラックターミナルの相談はテント倉庫のプロ、太陽工業へ

テント倉庫は、新築はもちろん、屋根や壁の張替で膜材に換えることによっても導入が可能です。導入を検討する際は、圧倒的な実績と経験を持つテント倉庫の世界的リーディングカンパニー、太陽工業株式会社にお問い合わせください。

豊富なラインナップを揃えていることはもちろん、創業以来100年間テントを手掛けてきた比類なき経験を基に、最適なご提案を差し上げることが可能です。 倉庫商品の提供だけでなく、企画・各種手続き・施工・メンテナンスまでワンストップで依頼できます。 まずは公式ホームページから、圧倒的な実績や技術力などの詳細をご確認ください。

>>太陽工業株式会社の公式ホームページを見る

 

まとめ

倉庫はその構造上、どうしても結露が発生しやすくなっています。 結露は不快なだけでなく保管物や人体に悪影響を与えるため、対策が必要です。 換気や空気の循環、断熱等によって結露を防ぐことができますが、従来型の倉庫でこれらの対策を実施することは容易ではありません。

結露対策の倉庫には、優れた性能を持つテント倉庫がおすすめです。低コスト・短工期・高機能のテント倉庫で、倉庫に関する様々な悩みを解決することができます。 テント倉庫に関するご相談は、創業100年の圧倒的な実績を誇る太陽工業株式会社へ、ワンストップでご依頼ください。

>>太陽工業に問い合わせる

 

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