2025年度新入社員が万博サウナ「太陽のつぼみ」で研修

大型膜面構造物（テント構造物）や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社（東京本社：東京都世田谷区、大阪本社：大阪市淀川区、社長：能村 祐己、以下：太陽工業）とイベントコンサルティングのTSP太陽株式会社(本社：東京都目黒区、社長：池澤 嘉悟、以下：TSP太陽)、イベントや施設の運営を手掛けるアクティオ株式会社(本社：東京都目黒区、社長：淡野 文孝、以下：アクティオ)の太陽グループ３社は共同で、2025年5月14日、新卒社員24名を対象に万博サウナ「太陽のつぼみ」の体験研修を行いました。本研修は、太陽グループの理念の理解とエンゲージメント強化を目的に実施し、参加者は「太陽のつぼみ」の実体験を通じて、その提供価値をグループで発表しました。

太陽工業は、1970年の大阪万博において大型膜面構造物で数多くのパビリオン設営に協力し、事業の大きな転換期を迎えました。「膜」技術をベースに当時の会場にあったテント構造物の約９割を手がけるなど、大規模なパビリオン設営や運営を請け負うなかで成長の基盤が作られました。グループ会社のTSP太陽とアクティオも万博とともに成長、発展し、今日のグループ3社が形成されました。万博は当グループにとって成長の契機であるとともに、社会とのつながりを築いてきた象徴的なイベントです。

こうした歴史的背景を踏まえ、今年度のグループ合同新入社員研修は、太陽工業がシルバーパートナーとして協賛し、設計・建築・施工から運営まで太陽グループのソリューションを結集した万博サウナ「太陽のつぼみ」にてサウナ体験の研修を実施しました。

万博サウナ「太陽のつぼみ」でのサウナ体験研修では、得た学びを【あなたが、太陽グループ広報部メンバーだったら「太陽のつぼみ」の魅力をどのように伝えますか？】というテーマで発表する取り組みを通じて、理解を深めました。

太陽グループは、2022年の創業100周年を機に、3社一体となりグループ横断での社会貢献活動や人材交流イベントなどを通じて、互いを知り、共に歩むことを目指しています。グループ合同入社式やグループ横断イベント（サンセットカフェ）を通じて、社員同士のつながりをグループを超えて形成しています

太陽工業では、膜材を使用した製作・施工に関する研修を毎年実施しています。今年はまず大阪本社にて、生産計画や原価計画の立案を終日シミュレーション形式で学習しました。

その後、大阪府枚方市の枚方工場にて4日間の工場研修を行い、製造現場における生産管理、製造管理、品質管理の基礎を学びました。4チームに分かれて鞍型テントの製作および取り付け作業を実施し、膜素材や現場作業を自らの手で体験。研修の締めくくりには、体験を通じた学びをプレゼンテーション資料にまとめ、現場社員に向けて発表を行いました。これにより、太陽工業の中核事業である“ものづくり”への理解を深めました。

4月に入社後２ヵ月間に渡って研修を受けた太陽工業の新入社員は、6月2日には各部門への正式配属が完了し、業務を開始しました。

【ご参考】2025年度太陽グループ合同入社式を開催　（2025年4月4日）

https://www.taiyokogyo.co.jp/news/66956/

太陽工業株式会社、TSP太陽株式会社、アクティオ株式会社の3社からなります。

太陽グループは1922年、能村テント商会として創業し、その後、戦後の焼け野原の中、ミシン一台ハサミ一丁から再スタートを切りました。創業以来、「少しでも社会の役に立ちたい、一人でも多くの人に感動を届けたい」という思いのもと、「膜」素材の特徴を活かしたユニークな製品を世に送り出してきました。「膜」技術をベースに1970年の大阪万博で大規模なパビリオン設営や運営を請け負うなかで成長の基盤が作られました。グループ会社のTSP太陽とアクティオも万博とともに成長、発展し、能村テント商会を起源とする今日のグループ3社が形成されました。

グループ創業100周年を機に、グループ3社でのシナジーを高めながら膜と空間と体験の可能性を追求し続け、「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」することを目指しています。