「グリーン水素パーク-白州-」に伸縮式テントを施工

サントリー天然水 南アルプス白州工場隣接の水素製造設備、~ジャバラの伸縮機能でクレーン作業などの負荷を軽減~

大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:能村 祐己)は、2025年10月に稼働開始したサントリー天然水南アルプス白州工場隣接のグリーン水素製造設備「グリーン水素パーク-白州-」(山梨県北杜市)において、伸縮式テントを施工しました。

今回採用された伸縮式テント(ジャバラハウス)は、蛇腹のように伸縮できる機能を持つ膜構造建築物です。保管物の入出荷を効率化できるだけでなく、大型車両の出入りや、長尺物や重量物の出し入れがクレーン作業でスムーズに行えます。機器のメンテナンスに使用するクレーン作業が考慮され、今回の採用に至りました。

膜構造は、一般的な建築物と比較して環境負荷が少ないことが大きな特徴です。部材の軽量化により鉄骨量を削減し、輸送効率を高めることで環境負荷を大きく低減しました。また、建物自体の軽さから基礎の杭工事が不要となるため、工期の短縮も実現しています。

今回採用された膜材は高い日射反射率で室温上昇を抑えます。高い透光性が明るく開放的な室内空間を作り出し、日中の照明コスト削減にも寄与します。柔軟で地震に強く、耐火性も兼ね備えた、安全でサステナブルな多用途建屋です。

「グリーン水素パーク-白州-」は、山梨県及び技術開発参画企業10社1が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション基金事業※2によって推進するプロジェクトの一環として計画され、再生可能エネルギー由来の電力を活用し、水の電気分解から水素を製造する技術であるP2G(Power to Gas)システムの実証実験を開始しました。

※1 東レ株式会社、東京電力ホールディングス株式会社・東京電力エナジーパートナー株式会社、カナデビア株式会社、シーメンス・エナジー株式会社、株式会社加地テック、三浦工業株式会社、サントリーホールディングス株式会社、ニチコン株式会社、及び株式会社やまなしハイドロジェンカンパニー(YHC)
※2 グリーンイノベーション基金事業 https://green-innovation.nedo.go.jp/

「グリーン水素パーク-白州-」施設外観

「グリーン水素パーク-白州-」施設空撮

太陽工業では、今回の「グリーン水素パーク-白州-」をはじめとし、脱炭素社会の実現に向けて、エネルギー関連施設への膜構造技術の活用をさらに呼びかけてまいります。国内外の水素製造・蓄エネ・再生可能エネルギー施設での採用を視野に、軽量・高耐久・省エネを兼ね備えた膜構造による新たな価値提供を進めていきます。

「グリーン水素パーク-白州-」概要

・実証開始 2025年10月11日
・施主:東京電力ホールディングス株式会社
・敷地:山梨県有地
・施工:東京パワーテクノロジー株式会社
・設計:東京パワーテクノロジー株式会社
・膜構造:伸縮式テント倉庫 FLEX HOUSE-JH ジャバラハウス 骨組膜構造 1階建て 1棟
・用途:その他(機械格納庫)

太陽工業株式会社について

太陽工業は、経済性、施工性、透光性、デザイン性に優れた大型膜面構造物のリーディングカンパニーです。「膜の無限の可能性を引き出し、お客さまに感動と快適な環境をお届けします。」の企業理念のもと、軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも事業を展開し社会の安全・安心を支えています。
イベントコンサルティングのTSP太陽株式会社ならびに施設運営のアクティオ株式会社をはじめとするグループ会社とともに「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」することを目指しています。

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