庫内を25℃以下に保つ保青果物倉庫を完工

テント倉庫で“庫内の温度管理”の課題を解決

大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:能村 祐己)は、株式会社ケーアイ・フレッシュアクセス(東京都千代田区、代表取締役社長:田中 亘)の埼玉川越サービスセンター敷地構内に、保冷・保温が可能なテント倉庫「フレックスハウスC&W」増築の設計施工を請け負い、2025年11月に完工しました。

同社埼玉川越サービスセンターは、スーパーなどに配送される青果物などを仕分け、冷蔵保管しています。センターの建付けとして仕分エリア:15℃保持、冷蔵保管エリア:1℃、10℃とそれぞれの温度帯別で管理されています。
これまでセンターでは、常温で保管可能な商品も10℃倉庫に格納していました。今回、夏場でも25℃以下に温度管理するテント倉庫「フレックスハウスC&W」を新設することで、3つの温度帯別の管理を最適化し、更に増加する扱い商品の品質保持を目的に管理することを可能にしました。

「フレックスハウスC&W」は、倉庫内をクール(冷やす)またはウォーム(温める)(cool&warm)機能を持つテント倉庫です。従来のテント倉庫では課題であった“庫内の温度管理”を二重膜システムと空調機で解決します。外には「酸化チタン光触媒膜材」、内膜には断熱膜材を採用することで、屋根の表面温度が内部に伝わりにくく、保温・保冷効果を向上しています。また、「酸化チタン光触媒膜材」は、75%以上の日射反射率を持ち倉庫内の温度上昇を抑制するほか、有機汚れが分解され雨水で洗い流されることで、白い外観が長期にわたり保たれる高い防汚性能を備えています。当社独自の膜構造建築として短工期・低コストを実現した建築工法である「フレックスハウス」は、一般的な建築物と比較して高い環境性能を持ちます。軽量な膜素材を屋根や壁に用いることで、支えとなる鉄骨量の削減が可能となり、杭工事が不要となることから、基礎工事着工から5カ月の短工期で実現しました。

埼玉川越サービスセンター倉庫増床 概要

所在地: 埼玉県川越市
施主 : 株式会社ケーアイ・フレッシュアクセス
設計 : 太陽工業株式会社
施工 : 太陽工業株式会社
膜構造: 太陽工業株式会社
着工 : 2025年6月
完工 : 2025年11月
膜構造規模: W19m×L37m×H13m
製品名: フレックスハウスC&W
用途: 倉庫
膜材(色): CMX220不燃 ホワイト

施設内観の様子

太陽工業株式会社について

太陽工業は、経済性、施工性、透光性、デザイン性に優れた大型膜面構造物のリーディングカンパニーです。「膜の無限の可能性を引き出し、お客さまに感動と快適な環境をお届けします。」の企業理念のもと、軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも事業を展開し社会の安全・安心を支えています。
イベントコンサルティングのTSP太陽株式会社ならびに施設運営のアクティオ株式会社をはじめとするグループ会社とともに「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」することを目指しています。

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