室内環境の改善

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膜天井の優れた機能により、用途や目的に応じた活用がされています。

上質な光環境の空間

窓からの自然採光や照明の光を反射させたり、膜材を透過させた光による間接照明効果で、上質な光環境の空間を創出します。

間接照明効果


●関西国際空港旅客ターミナル

 


照明光を反射させて光を拡散する仕組み

照明光を膜天井に反射させて室内光を拡散
360°画像でご覧いただけます。

 

 

 

 

●千葉県国際総合水泳場

自然光を膜天井で透過させて光を拡散する仕組み


自然光を透過させて光を拡散する仕組み

360°画像でご覧いただけます。

 

 

 

室内の残響をコントロールする吸音性能

膜天井によって天井の吸音率を向上させ屋内の残響時間を改善することができます。

 

残響音実測の例

施設名 倉敷市屋内水泳センター(屋内プール)
室容積 約9,000m2 (25m x 36m x 10m)
膜材料 BATYLINE Aw

  測定日 温度 湿度
膜天井施工前
木毛マグネシウム板(t=25)
2012年3月27日  31℃  50%
膜天井施工後
BATYLINE Aw(t=0.7)
2012年7月10日  32℃  74%

膜天井施工前

膜天井施工後

●膜天井施工前後の残響時間の比較(周波数ごとの平均値)

膜天井施工後、160~200Hz帯を中心に、残響時間が短くなっていることを確認しました。

気流をコントロールして空調効果を高める

東京大学生産技術研究所・川口研究室の温熱環境計測実験に協力し、膜天井を設置することにより室内の気流をコントロールして省エネルギー効果が期待できることを確認しました。

開閉式膜天井の温熱環境計測実験

●目的

  • 冬季における暖房の稼動期間に、膜天井閉鎖時と全開時の上下両空間の垂直温度分布を比較することにより、膜天井の空気の流れを遮断する効果を検証する。
  • 膜天井の開閉による暖房負荷の変化を考察し、膜天井の省エネルギー効果を検証する。
膜天井閉鎖時

膜天井閉鎖時

膜天井全開時

膜天井全開時

●膜天井概要
設置:2012年11月28日
開閉時間:スイッチで1分程度
膜材:ポリエステル膜材
面積:16m2

●実測概要

場所  実測項目 測点数 測定機器 測定方式
室内 室内空気温度、壁、床、ガラスなど表面温度、空調入出口温・湿度、風速度 計42点 熱電対 連続計測10分/回
室外 外気の温度・湿度 1点 温度とり

●サーモカメラによる実測結果(暖房22℃設定)
サーモカメラによる実測結果

●まとめ
膜天井の閉鎖・全開の対比により、暖房22℃設定の時、膜天井は4℃~6℃程度の遮断効果が見られた。(東京大学生産技術研究所 川口研究室)

COMMAハウスにおける実証実験の状況(東京大学生産技術研究所)」より。