四フッ化エチレン樹脂コーティング膜(PTFE膜)

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特徴

その優れた耐久性は実証済み

世界初の恒久膜構造建築物であるラバーン大学(1973年施工)にも採用されている四フッ化エチレン樹脂コーティング膜(PTFE膜)。施工当時の膜サンプルと現在の膜サンプル断面図を顕微鏡写真で比べても、目立った劣化は見られません。また、耐汚染性、色調、透光性および織布の保護力にも変化はなく、優れた耐久性を実証しています。

ラバーン大学(アメリカ)

ラバーン大学(アメリカ)

1973年のサンプル顕微鏡写真(60倍)

1973年のサンプル顕微鏡写真(60倍)

現在のラバーン大学から採取したサンプル顕微鏡写真(60倍)

現在のラバーン大学から採取した
サンプル顕微鏡写真(60倍)

※ラバーン大学で使用された膜材はケミファブ社(現在サンゴバン社)製品で、オーンズ・コーニング・ファイバーグラス社のファイバーグラス・ベーターヤーンにデュポン社の四フッ化エチレン樹脂をコーティングしたものです。

透光率13%で明るく快適な室内

3.0μガラス繊維で織られた膜材は光の拡散性が高く、ガラスとは異質の柔らかい光を透過します。日中であれば照明なし、またはわずかな照明だけでも十分な照度を得ることができます。

透光率13%で明るく快適な室内

注)全天空照度(10000LX)とは、快晴の青空の全天空照度です。
(直射日光は含みません)

高い防汚性で美観が長持ち

表面のフッ素樹脂は撥水性が高く、汚れやほこりなどの付着を防ぎます。
また、一時的に付着しても雨で洗い流されて美観性を長く保ちます。

膜材構成

ガラス繊維に四フッ化エチレン樹脂をコーティングした膜素材です。

表面化粧:ガラスビーズ混入四フッ化エチレン樹脂コート、厚さ0.8mm、重量1300/平方メートル、密度タテ25本/25mm、ヨコ19本/25mm、平織り

膜材構成

膜材の表面