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物流中継作業場移転の打開策! 危険物一般取扱所として「テント倉庫(WS)」を採用! |大阪石油工運株式会社様・導入インタビュー

左:油井 康彰社長 大阪石油工運株式会社
右:小島 弘之(こじまひろゆき) 
建築営業部 大阪営業部

経費削減の流れから物流経費削減の流れへ。効率化を求めて、各業界が大手物流商社に物流を委ねる時代になって久しいですが、こと石油化学製品に関しては簡単に請け負えるものではありません。そんな石油化学製品の輸送専門会社として130年。大阪石油工運株式会社様が、このたび物流中継作業場移転の際に選ばれたのが、私たち太陽工業の「テント倉庫(WS※)」です。どうして数あるメーカーの中から弊社を選んでくださったのか、決め手はどこにあったのか油井社長に詳しい話を伺いました。
※ワークステーションの略

貴社の事業や、特徴について教えてください。

大阪石油工運株式会社は、石油化学製品の輸送専門会社として、和歌山、水島、横浜にある製油所から石油化学製品を集荷し、大阪府高石市にある物流中継作業場に搬入し、そこから近畿一円のメーカーや自動車整備工場、ガソリンスタンドなどへ配送しています。取り扱う製品は2000から3000銘柄で、中でもメインで取り扱っている潤滑油は、すべての産業につながる重要なものです。このようにお話すると、安定した事業のように思われるかもしれませんが、実はそうではありません。そして、この実情が今回の物流中継作業場移転の話にも関係しています。

どのような経緯で物流中継作業場を移転されたのでしょうか?

これまでも国の施策によって、大きな影響は受けてきたのですが、近年のカーボンニュートラルの動きによって、製油所は一気に統廃合される方向に向かいました。しかし、製油所と一蓮托生で事業を営んできた私たちにしてみれば、これほど厳しいことはありません。なぜなら、統廃合されることにより、それまで製油所の燃料油充填所の一角で運営していた物流中継作業場を閉鎖して、また新たな移転先を探さなければならないためです。しかし、取り扱っているものが危険物に当たるため、そう簡単に移転先は見つかりません。私も各方面に掛け合ったもののなかなか良い返事がもらえなかったのですが、期間など各種条件を設けるかたちで、ようやく現在の場所をお借りすることができました。

弊社にご依頼いただくまでの経緯について教えてください。

ご存知のとおり、いわゆる危険物倉庫だとガソリンスタンドのようなスレート屋根に加えて四面を壁で囲い、防爆仕様の照明とスプリンクラーも完備しなければいけません。しかし、それでは高額な建設費用がかかりますし、壁に覆われた施設では、積み込み積み下ろし作業の場所、範囲が制限されて、荷物の量に応じて臨機応変に対応することは難しく、作業効率が上がりません。それに作業に必要なのは「危険物倉庫」ではなく、あくまで「物流中継作業場」です。危険物倉庫と違って荷役料に「保管料」を上乗せできないので、高額な建設費や維持管理費に対して到底コストが合いません。
頭を抱えていたそんな時に、偶然目についたのが太陽工業さんの「テント倉庫(WS)」でした。そこから自分たちで管轄の消防署と交渉を重ね、「テント倉庫でも検討の余地はある」といった状態まで詰めたうえでお電話しました。

どうして弊社を選んでいただけたのでしょうか。

関西に拠点を構えておられる企業で、国内はもちろんグローバルに市場を開拓し多くの実績があること。そして、何より2025年の大阪・関西万博でも太陽工業さんの「膜構造建築物」が採用されると知ったことが決め手になりました。
最初にお話したのは、取り扱っている製品の多くが産業用の潤滑油で、引火性の高い第1石油類の製品はごく一部であること。また、壁を設けない全面開放の膜屋根構造にしたいということでした。

屋根が膜構造で四方が全面開放のため日中はとても明るい

完成までの流れについてお聞かせください。

最終、全面開放の膜屋根構造に関しては、万一火災が発生しても消火活動がしやすいということで消防署から許可をいただけました。太陽工業さんからは、安全を確保するためには987.5㎡の荷捌き場に対して14本の柱が必要で、そこに雷を地面に逃がすためのアースを設けることを提案されました。
一方で私たちの方からも「動線の妨げになるので中央に柱を設けないで欲しい」「雨に濡れずに荷物の積み下ろしができるよう軒を設けて欲しい」「早朝でも安全に作業ができるよう軒下の明るさを確保して欲しい」といった要望を伝えました。これらの要望を叶えながら、厳しいスケジュールにも間に合わせてくれた太陽工業さんには心から感謝しています。

膜屋根に設置した、たくさんのアース

新しい物流中継作業場を使用してみた感想をお聞かせください。

これまで慣れ親しんでいた環境と比較すると作業スペース自体は狭くなったため、動きづらい部分もあり、劇的に作業効率が上がったかと言うとそうではありません。しかし、初日から遅れることなく無事に出荷できました。また、膜屋根のおかげもあって自然光も入るため明るく、今後は品番の読み違いなどによる人的ミスも未然に防げるのでは、と期待しています。何より作業員の安全性が高まったことを嬉しく思っています。
所属している堺市陸運会の同業者からも「テント倉庫なんて思いつきもしなかった」「大阪石油工運はうまくやった」といった言葉をかけてもらい誇らしく思っています。

トラックの待機場所も暗く、作業員が横断する際も危険が伴う以前の環境

LED照明が明るく、全面開放のためスムーズかつ安全に荷物の積み下ろしが可能に

最後にひと言お願いします。

他県でも私たちと同じ悩みを抱えている同業者は存在しているはずです。最終的には各自治体の消防署の判断に委ねるほかないので、すべてのケースに太陽工業さんの「テント倉庫(WS)」が採用できるかどうかは分かりません。しかし、今回の当社の実績が困難な状況を打開するきっかけになればと思います。
太陽工業さんは、当社にとって間違いなく「ヒーロー」です。国内外で豊富な実績を誇る太陽工業さんに依頼することが分かったからこそ消防署も承認してくれたに違いありません。願いどおりのものを作っていただき当社のイメージも向上しました。良い出会いに心から感謝したいですね。

油井社長、ありがとうございました。

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