宮崎県「災害時における天幕等資機材の供給に関する協定」を締結

2021年 12月13日 締結式の様子
(締結場所:宮崎県庁防災庁舎、出席者:左から河野知事、荒木社長)

災害支援物資で被災地の早期復旧を支援
~台風対策の一環として、軽量・取り付け簡易な「膜製雨戸」を寄贈~

2021年12月22日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 

大型膜面構造物(テント構造物)や各種物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:荒木秀文)は、2021年12月13日に、宮崎県と「災害時における天幕等資機材の供給に関する協定」(以下災害協定)を締結いたしました。

有事の際には、要請に応じて緊急用エアーテントや大型テント、避難所で使用する間仕切り、災害応急・復旧工事用資材の提供などの物資を速やかに供給し、被災地の早期復旧を支援します。当社と地方自治体との災害協定締結は今回の宮崎県との締結で45件目となります。

協定概要

協定名: 「災害時における天幕等資機材の供給に関する協定」
締結日: 令和3年12月13日
協定団体: 宮崎県、太陽工業
目的: 宮崎県内において災害が発生し、避難所等への支援要請があった場合に、当社製品等を供給する。
内容: 要請に従い、下記の製品を供給する マク・クイックシェルター、クイックパーテーション、天幕パイプテント、MQエアマット、シャワー、 大型土のう、ブルーシート、ウォータータンク、コンクリートキャンバス、マックスウォール、デルタチューブ、タコム

背景

当社は、2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震などにおいて、災害対応を行った実績があります。それらの活動で得た経験と教訓を活かし、2017より各自治体との協定締結を開始、緊急時でも、スムーズな物資の供給が出来る体制を構築してきました。災害発生直後の混乱時のテント設営には、さまざまな調整と承認手続きが必要であり、対応が遅れてしまうことを問題視しておりました。災害協定の締結によって、それらの問題が解決することを願っております。なお、これまでの協定締結数は44件に達し、宮崎県との協定は45件目(うち、都道府県との直接締結は5件目)となります。

災害時の避難所や物資拠点、災害復興時にご提供できる商品ナインナップ例

左から:マク・クイックシェルター、クイックパーテーション、三角水のう「デルタチューブ」

コメント

宮崎県 知事 河野 俊嗣(こうの しゅんじ)様

県民の生命と財産を守ることを目的に新設された防災庁舎で、今回の協定の締結に至り、より一層、防災面での強化に備えができました。万が一の際、県民の安心・安全に繋がる協定ということで、大変心強く感謝申しげます。

太陽工業株式会社 代表取締役社長 荒木 秀文(あらき ひでふみ)

本日、寄贈する「膜で作った雨戸」も世の中にない商品を作り社会に貢献するという思いで開発されました。有事の際、必要な資機材の提供はもとより、創造的なアプローチで解決・ご提案をさせていただきます。そのためにも、常日頃からそれぞれの担当者としっかりとコミュニケーションを取り合い、いざというとき万全のサポートをさせていただくことができればと思っております。

 

膜で作った雨戸(左:設置前、右:設置後)

宮崎県内の主要実績

左から:宮崎駅西口駅前広場、JR宮交ツインビル駅前棟、県総合運動公園「木の花ドーム」

太陽工業について

太陽工業は、社会価値の最大化を目指す「膜構造のリーディングカンパニー」です。軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも製品を展開しています。特に近年では、各地で多発する災害時の緊急対応や、新型コロナ対策の医療用テント、お見舞い用防護スーツでも社会の注目を集めつつあります。

報道用写真ならびに、この件に関するお問合わせ先

報道用写真は、こちらよりダウンロード頂けます。

 

お問合わせ先
コーポレートコミュニケーション(広報)担当:西川、上田、高谷
電話:06-6306-3033

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