エアテント10張りをシリア北西部へ提供

トルコ・シリア大地震の被災者に対する支援活動

2023年4月7日

<報道用資料>

太陽工業株式会社

 

2月6日にトルコ南東部・シリア北西部で発生した地震による被災者の皆様に、謹んでお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い被災地の復興を心よりお祈り申し上げます。

大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己)は、被災地への救援活動としてエアテント(製品名:マク・クイックシェルター)10張りを、郵船ロジスティクス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:岡本 宏行)と協力し、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン(東京都中野区)を通じて提供します。エアテントは、大地震で甚大な被害の出ているシリア北西部において、ワールド・ビジョンが2月から展開している緊急・復興援助事業と連携して、被災地域の子どもたち・人々の命を守り、生活を再建するため活用されます。具体的には、保健・医療活動の拠点、子どもが安全に安心して過ごせる場所「チャイルド・フレンドリー・スペース」の拠点等としての活用を計画しています。エアテント10張りで合計100人程度が同時に利用できます。

当社ではトルコ・シリア大地震の発生以降、被災者支援のためのテントを早期に提供するために、その輸送方法や提供場所を各所へ相談しましたが、現地の混乱などにより容易ではありませんでした。今回、ワールド・ビジョン・ジャパンならびに郵船ロジスティクス株式会社と協力することでエアテントを被災地域へ輸送し提供することが可能になりました。テント10張りは4月初旬にシリア北西部の特定の避難地域へ届ける予定です。なお、今回の支援ではテント10張りとともに、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動費用も提供しています。

提供するエアテント

マク・クイックシェルターは、緊急・災害時に素早く簡単に設営できるハイブリッドエアテントです。女性4人で10~15分で設営が可能です。災害対策本部や救護所をはじめとする幅広い用途に即応力を発揮します。東日本大震災などの災害時に医療用途などを含めて過去に2700張以上の活用実績があります。

提供するエアテント(マク・クイックシェルター)内観

支援概要

提供物資:エアテント(マク・クイックシェルター)
提供数 :10張り(エアテントを広げるための手動ポンプ3台を含む)
提供機関:特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン
輸送会社:郵船ロジスティクス株式会社
支援規模:2000万円程度

太陽工業株式会社について

太陽工業は、社会の安心・安全を支え、人々の豊かな生活の実現に貢献することを目指す「膜構造のリーディングカンパニー」です。軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも製品を展開しています。特に近年では、各地で多発する災害時の緊急対応や、新型コロナ対策の医療用テントでも社会の注目を集めつつあります。

公式HP:https://www.taiyokogyo.co.jp/

 

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この件に関するお問合わせ先

太陽工業株式会社 広報部 電話:06-6306-3033
三井(080-7077-0347)/高谷(080-4017-4670)/蔭島(090-2147-4572)