軽量盛土工法 「EDO-EPS工法」
発泡スチロール土木工法(EDO-EPS工法)は、大型の発泡スチロールブロック(商品名;タフブロック)を盛土材料とした軽量盛土工法です。
タフブロックの超軽量性、耐圧縮性、自立性、耐震性などの優れた特長を利用した工法です。
製品・サービス紹介
特長
軽量性
発泡スチロールの密度は土砂やコンクリートの約1/100。他の軽量材と比較しても1/10~1/50と軽く、人力による運搬も容易です。軟弱地盤の沈下や支持力不足などの問題も解決できます。
耐圧縮性
EDO-EPSブロックの圧縮強さは、JIS K 7220に基づいて試験を実施し、許容圧縮応力度35~350kN/㎡以上であることを確認し、盛土材料としての必要強度を十分に満たしています。
自立性
発泡スチロールブロックは自立性があるため、これを積み重ねた構造を自立壁として利用できます。
耐震性
土砂などに比べ軽量なので、大きな地震においても高い安全性があります。
経済性
工期の短縮が図れるだけでなく、地盤処理や仮設工事なども簡略化でき、用地も最小限ですむため工費の削減に大きく貢献します。
施工性
大型建設機械を必要とせず、人力での施工が容易です。軟弱地盤や急傾斜地など大型建設機械の使用 が難しいところでも速やかな施工を可能にします。また、ブロックは現場で簡単に切断できるため地形に応じた加工も容易です。
主な部材・施工手順
EDO-EPSブロック
形状・寸法
1.0m(W)×2.0m(L)×0.5m(t)
水和
緊結金具は、積層された相互のタフブロックを接続し,横方向のずれを防止するもので耐震性の効果を満足するための重要な部材です。
緊結金具には両爪型と片爪型があります。
両爪型:タフブロックを上下および左右方向に接続する箇所(タフブロックの各層間に設置)
片爪型:タフブロックを左右方向のみ接続する箇所(コンクリート床版、構造物などの設置面)
※「EDO-EPS]という刻印が打刻してあります。