軟弱地盤対策「ストロンググリッドTSG」

軟弱地盤での埋立工事で敷設材工法(ストロンググリッド)として使用される強度と施工性を備えた土木シートです。

ストロンググリッド(TSG)は、軟弱地盤上に施工機械を進入させる場合や局所的に盛土する場合、陥没や破壊が生じ、作業が出来なくなります。この様なとき従来は、ファゴット工法や敷網工法等の表層処理工法で施工されてきましたが、長年の研究、経験からそれぞれの利点を生かしたストロンググリッドを開発しました。

製品・サービス紹介

特長

高強度

キャンバスの高強度とネットの剛性を兼ね備えたグリッド

伸度

高強力であるため、伸びが小さい。

目ずれ

繊維を樹脂でコーティングしているため目ずれしにくい。

透水性

メッシュ状となっているので、透水性に優れている。

摩擦性

摩擦抵抗が大きい。

主な部材・施工手順

荷重分散

軟弱地盤上で良質土砂のまき出しを行う時、上載荷重が、ストロンググリッドの引張力、及びまき出し土と、軟弱層の間に形成される拘束層により等分布荷重となり、地盤安定と同時に、トラフィカビリティーの確保が計れます。

不同沈下防止

薄く柔らかな膜材料が、室内の意匠性を高めるだけでなく、地震時の大きな揺れにも変形追従が可能な構造となり、天井脱落の危険性が極めて低くなります。

分離

厚さわずか1mmの極めて薄い素材ながらも、落下物を受け止める強度を保持していることを、自社試験にて実証済みです。

物性値

項目 品番 TSG4000 TSG7000 TSG10000 試験方法
基布素材 ポリエステル
引張強度 kN/m以上 タテ 40 70 100 JIS L 1096 (1本強度)×(m当たりの本数)
ヨコ 40 70 100
伸度 %以下 タテ 25 25 25 JIS L 1096 (1本で測定)
ヨコ 25 25 25
目合 mm(±2) タテ 9 7 7
ヨコ 9 7 7

注)上記数値は、規格値です。

用途

・超軟弱地盤表層処理工(水搬)

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