軟弱地盤対策 「ファゴットシート」

軟弱地盤での埋立工事で敷設材工法(ファゴット工法)として使用される強度と施工性を備えた土木シートです。

ファゴット工法とは、ソダ工法、置換工法に代わる軟弱地盤の表層処理工法のことで、重機の走行安全性(トラフィカビリティ)の確保、不同沈下の防止、軟弱地盤と盛土材の分離を目的としてシートを敷設する工法です。

製品・サービス紹介

特長

ファゴットシート(PPDX)

ポリプロピレン製の繊維を特殊な繊維構造でメッシュ状に仕上げた、軽量で持ち運びに便利な土木シートです。

主な部材・施工手順

荷重分散

軟弱地盤の表面に土木シートを敷設し、良質土砂の撒き出しを行う際、上載荷重をシートの引張力によって均等に分散します。地盤安定とトラフィカビリティの確保が同時図れます。(ハンモック効果)

不同沈下防止

土木シートを敷設して、軟弱地盤と盛土の間にできる拘束層によって、上載荷重の拡がりや不同沈下が制約を受けます。また、ヘドロ等の側方流動も抑制できます。(押え盛土効果)

分離

拘束層が造られた後、土砂などの盛土材料が軟弱地盤にめり込むのを防ぎます。

用途

  • 軟弱地盤表層処理(道路、宅地造成、埋立工事、仮設道路)
  • 土層分離(フィルター材)
  • 道路路床へのシルト分浸入防止材
  • 地中排水施設のフィルター材
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