社員インタビュー

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2007年 新卒入社

高谷 裕美

趣味・休日の過ごし方:
旅行

入社を決めた理由

私は小学1年から5年までアメリカで過ごしました。日本に帰国してからも英語を中心とした教育を受けていたため、語学力が活かせる仕事に就きたいと思い、太陽工業に入社しました。プロジェクトの契約時期などのタイミングにも恵まれ、入社早々サウジアラビアの国家プロジェクトである「メディナ・アンブレラ・プロジェクト」に通訳や翻訳サポートとして参加することになりました。このプロジェクトにはサウジアラビアを始めとして、ドイツやスイスなどさまざまな国の企業が関わっているため、本当に多くの国の人と接する機会があり、自分の強みをとことん磨かせてもらった2年間になったと思います。また、このときモノづくりのおもしろさを肌で感じることもできました。日本の工場で一針一針縫っている膜が海を渡り、サウジアラビアで巡礼者のための日除けになっている。こんな壮大なことに携われることに誇りを感じましたし、入社してすぐに特別な経験をさせてもらい、本当に入社して良かったなと感じています。

仕事のやりがい

サウジアラビアのプロジェクト完了後は、通訳や翻訳業務、海外グループ会社の営業・マーケティング支援などを経験し、2018年から広報として主に社外向けの発信を担当しています。2022年には太陽工業、TSP太陽、アクティオの3社からなる太陽グループの100周年事業の事務局に参加し、100周年イベントの企画運営やグループ社内報の編集に携わっています。広報の仕事は、太陽工業のファンを増やすことがミッションだと思っています。「社員全員広報」を目指し、全社員が太陽工業の良さについて熱く語れるような情報発信をしていきたいと思っています。そのための取り組みの一つが、『ネタ会』と呼ばれる社内の情報共有会議です。各事業部の部門長や責任者が集まり、自部門のおもしろい取り組みや新しい事例を共有していただいています。現場の方にとってはいつもの何気ない仕事でも、広報の視点から見るとものすごく有益な情報がたくさんあります。どの情報を吸い上げ、どのターゲットに広報するかを考え、営業部の期待に応えらえるような反響があったときは本当にうれしいですし、多くの人に太陽工業の魅力が伝わると自分のことのように誇らしく思えます。いい情報は広報だけに留めずに、採用やマーケティング、営業ツールなどにも利用し、グループ会社も含めた太陽グループ全体の相乗効果につながるとうれしいです。

太陽工業ってどんな会社

女性社員がイキイキ活躍しているのも太陽工業の魅力の一つです。私は入社してから2回産休・育休を取得して、現在は2人の子どもを育てながら仕事との両立を図っています。最近では産休・育休を取得する方が増えてきて、年々制度も充実しています。たとえば、私は週2~3日は在宅でリモートワーク中。通勤時間がない分、時間を有効的に使えますし、子どもを「いってらっしゃい」と見送り、「おかえり」と迎えられるのはすごく幸せなことだと実感しています。他にも育休復帰後に時短勤務で働いている方や時差出勤の方もいらっしゃいますし、長い社会人人生、その時々に応じた自分らしいライフスタイルを尊重しながら働けると思います。子育てとの両立は想像以上に大変なことも多いですが、より女性が働きやすい環境がつくれるように、私自身の経験を活かしながら意見を発信していきたいと思っています。

私が感じる「膜」の可能性

膜構造の下はすごく温かみのある独特な空間で、そこに可能性を感じます。よく「素材(性能)としての膜」と「存在(空間)としての膜」の2つの観点で語られることが多いのですが、温かな光を浴びてより健康的に過ごせる空間や、メンタルヘルスが改善する空間が膜でつくり出せるのではと思っています。また、「膜構造」という分野自体、海外の方が先行している部分があります。海外では当たり前でも、日本では初採用という素材がたくさんあり、そういった情報を海外のグループ会社から取り入れたり、日本と海外の技術者がコミュニケーションを取り合ったりすることで新しい可能性が生み出されていくのではないかと考えています。